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15 バイト追加 、 2026年1月1日 (木)
「オアイム」という鳥が月を射る話、は多少の欠損と「内容のはしょり」があるが、原型に近い話と考える。「若者二人が旅をする話」はかなり変形が進んだもので、紀元前5000年頃には「日月を射る神話」は、元の話からすでにかなり改変された状態であることが分かる。
=== 推察される元の話 推察される元の話とその変遷 ===
<blockquote>「オアイム」という若者が、太陽女神の助けを得て、異界を旅し悪しき月を射落とした。若者は太陽女神と結婚した。が、月が蘇ってオアイムと太陽女神を焼き殺してしまった。オアイムは死後鳥となって天に昇り、「天の神」となった。</blockquote>
オアイム神話の内容は、当初ほぼこのようなものだったと思う。オアイム神話の「連れ」のエピソードが欠損し、彼女との婚姻譚も欠損している。彼女が焼殺されたことは、オアイム神話では彼女の存在ごと欠損しているが、「若者二人」版の話より、「亡くなる若者」というのは元は「焼き殺された女神」のことで、これが男性に変更されているのだと推察される。そして、元は「月」が射落とされる話であって、ギリシア神話の「'''ミーノータウロス(月の雄牛)退治'''」と非常に近い話であるということが分かる。ということは、「射落とされた太陽」とは「'''男性形の太陽'''」で「'''月が太陽になりすましたもの'''」といえる。男性形の太陽神が女神を食い殺したり、太陽女神と地位が入れ替わったりするものである、という伝承がオーストロネシア語族の神話にある。
言い換えれば、「黄帝が牛型の蚩尤と戦う話」と「羿の射日神話」は起源が同じ話であることが、オアイムの「射月神話」などから分かる。
また朝鮮の伝承には、妹を害した兄の太陽神を母親が殺してしまう、という伝承がある。これも射日神話の変形版といえ、射日神話の主役である英雄が削除され、助けての女神が直接「なりすましの太陽神」を倒してしまったパターンといえる。また朝鮮の伝承には、妹を害した兄の太陽神を母親が殺してしまう、という伝承がある。これも射日神話の変形版といえ、射日神話の主役である英雄が削除され、助け手の女神が直接「なりすましの太陽神」を倒してしまったパターンといえる。
== 太陽を射る話 ==

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