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=== 概史 ===
==== 古代 ====
天平9年（737年）の『但馬国正税帳』<div classref group="thumb tright原">{| class="wikitable" style="font-size:85%;background-color:#ffffff;white-space: nowrap;text-align:center"|+但馬主要3神の神階{{Sfn|神道・神社史料集成}}!年!![[出石神社|出石神]]!!粟鹿神!![[養父神社|養父神]]|-|845年||無位『正倉院文書』正集36 天平9年（737年）『但馬国正税帳』（<br /ref>→従五位下||無位神道・神社史料集成<br /ref>→従五位下||無位参照）。<br /ref>→従五位下|-|868年||従五位上では、「朝来郡粟鹿神戸」について、租代は66束2把である旨のほか、調絁2匹4丈5尺を直稲165束で買い取る旨が記されている<br /ref>→正五位下||従五位上粟鹿神社（平凡社）, 1999<br />→正五位下|||-|869年|| || ||従五位上<br />→正五位下|-|874年||正五位下<br />→正五位上||正五位下<br />→正五位上||正五位下<br /ref>→正五位上|-|。なお但馬国の他の有力神社として、[[延喜式神名帳|神名帳出石神社]]||名神大8座||名神大1座||名神大2座（豊岡市、但馬国一宮<br /ref>小3座|中世諸国一宮制, 2000, p406-|一宮制||一宮||二宮||三宮?|}</div>[[天平]]9年（[[737年]]）の『但馬国正税帳』<ref group="原">『正倉院文書』正集36 天平9年（737年）『但馬国正税帳』（{{Harvnb|神道・神社史料集成}}参照）。408</ref>では、「朝来郡粟鹿神戸」について、租代は66束2把である旨のほか、調絁2匹4丈5尺を直稲165束で買い取る旨が記されている{{Sfn|粟鹿神社（平凡社）|1999}}。なお[[但馬国]]の他の有力神社として、[[出石神社]]（[[豊岡市]]、但馬国[[一宮]]{{Sfn|中世諸国一宮制|2000|pp=406-408}}）の神戸では租代435束6把・調絁20匹4丈5尺（直稲1,245束）、[[養父神社]]（[[養父市]]、但馬国三宮（養父市、但馬国三宮?{{Sfn|<ref>中世諸国一宮制|, 2000|pp=406, p406-408}}</ref>）の神戸では租代145束5把・調絁6匹4丈5尺（直稲405束）であった。
『[[新抄格勅符抄]]』[[大同 (日本)|大同]]元年（[[806年]]）牒<ref group="原">『新抄格勅符抄』巻10（神事諸家封戸）大同元年（806年）牒（{{Harvnb|神道・神社史料集成}}参照）。</ref>では、当時の「粟鹿神」に[[神戸 (民戸)|神戸]]として[[但馬国]]から2戸が充てられている{{Sfn|粟鹿神社（平凡社）|1999}}。
