「星宮神社 (笠間市)」の版間の差分

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(ページの作成:「'''星宮神社'''(ほしのみやじんじゃ)は茨城県笠間市中市原にある神社。主祭神:天手力雄命。天手力雄命が主祭神なのは、…」)
 
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'''星宮神社'''(ほしのみやじんじゃ)は茨城県笠間市中市原にある神社。主祭神:天手力雄命。天手力雄命が主祭神なのは、近世において[[静神社]]で天手力雄命を祀っていたことと関連するとのこと。久慈川沿いにある。
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'''星宮神社'''(ほしのみやじんじゃ)は茨城県笠間市中市原にある神社。主祭神:天可可背男命。星宮神社の鬼紋や棟紋は[[北斗七星]]である。
  
== 由緒 ==
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== 伝承 ==
天津神に反抗する[[天津甕星|香香背男]](カガセオ)が巨石の上に住み悪事を為していたのを、天手力雄命(アメノタヂカラオ)が祈念を凝らして巨石を折った。
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『倭文神健葉槌命縁記』に「残った甕星の霊は一個の小石となり山本郷の星山に隠れる」とある。
 
 
== その他 ==
 
「東海村史 民俗編」(平成4年)によれば、当神社の「神体石」は高さ六寸(約18cm)、周囲二尺一寸(約64cm)の大きさ(明治時代の「新編常陸誌」による。)であるとされ、かつては「神体石」そのものを祀り、社殿は設けなかった。また、「神体石」の根は地中に何m埋まっているかわからない(「数丈たるを知らず」)と言われていたようである。社頭の由緒書によれば「神石は地中より突出し、鹿島の要石に似て」いるとのこと。
 
 
 
 
 
 
 
当社に伝わる『倭文神健葉槌命縁記』によると、神代の昔、この地方を支配していた[[天津甕星|天甕星]](香々背男命)の討伐に派遣された[[天羽槌雄神|建葉槌命]]が、抵抗し巨石となった[[天津甕星|天甕星]]を、大甕の山で蹴り飛ばし退治した。
 
 
 
巨石は割れて三方向に飛び、さらに残る石がさらに三方向に飛び、石の一つが'''石井の井戸'''に落ちた。
 
 
 
そして[[天津甕星|天甕星]]の祟りを恐れ、[[天羽槌雄神|建葉槌命]]をお祀りしたのが当社である。 また縁記には不幸にも延喜式内社とならなかったが、笠間の鎮め神、尋常の国社に非ずと記されている。
 
 
 
== 『倭文神健葉槌命縁記』 ==
 
石井大明神は尋常の国社ではなく、鹿島香取の二神の幕下の勇将健葉槌命の神祠である。神代よりの鎮座にして笠間藩の鎮め神である。不幸にも神名帳(延喜式)に載らずといえども、神徳三千余座の下に立たず、位は八百萬神の上階である。(中略)風土記に記述の魔王石は、国誌の雷断石なり、[[天羽槌雄神|健葉槌命]]を安置する霊社は大三箇石明神([[大甕神社]](日立市))、依り代は石奈坂静大明神([[静神社]](那珂郡瓜連))なり。かの石を両脚にて蹴る、久慈の大河を超え石上邑石明神('''石神社'''(東海村石神外宿))の地の鎮めとなる。また石はるかに遠く村落を過ぎ甘瓜の弦にかかる。この村(那珂郡瓜連)は祟りを恐れ、永年瓜畑は作らない。また那珂の大河を超え二つ目は石塚圷村手粉裂明神(手子后神社(城里町))に至る。三つ目は数丈の井戸の底に落ちる。故に石井と呼ぶ([[石井神社 (笠間市)|石井神社]])。残った甕星の霊は一個の小石となり山本郷の星山に隠れる(星宮神社(笠間市中市原))。石井神社は[[天津甕星|甕星神]]の霊魂の鎮めである。(中略)この話は神勅により[[天津甕星|甕星]]討伐の命を受けたが、鹿島・香取の軍勢は動きがとれなかった。そこで萬夫不当の驍勇(一騎当千の勇将)[[天羽槌雄神|健葉槌命]]が石上(大甕)で首をとり、手下の三将を三ヶ所で斬った。この四か所に功績を刻み神社を作った。(延享2年(1745)茨城郡大戸村夷鍼社の二宮三河守茂直によるもの)<ref>[https://ishiijinja.amebaownd.com/pages/875510/deities 御祭神 建葉槌命(たけはつちのみこと)]、石井神社(最終閲覧日:25-01-27)</ref>
 
  
 
== 参考文献 ==
 
== 参考文献 ==
 
* [https://yaokami.jp/1080979/photo/ 星宮神社]、日本の神社・寺院検索サイト 八百万の神(最終閲覧日:25-02-01)
 
* [https://yaokami.jp/1080979/photo/ 星宮神社]、日本の神社・寺院検索サイト 八百万の神(最終閲覧日:25-02-01)
* [https://blog.goo.ne.jp/junko-f2/e/636a7413626d7864cb9b7ad6b05f4888 石神社(茨城県東海村)]、神が宿るところ(最終閲覧日:25-01-27)
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* [https://ameblo.jp/tony-tony--chopper/entry-12475888403.html 石になった星神を訪ねて⑦ 星宮神社]、tonyのブログ、tony(最終閲覧日:25-02-01)
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2025年2月1日 (土) 09:20時点における版

星宮神社(ほしのみやじんじゃ)は茨城県笠間市中市原にある神社。主祭神:天可可背男命。星宮神社の鬼紋や棟紋は北斗七星である。

伝承

『倭文神健葉槌命縁記』に「残った甕星の霊は一個の小石となり山本郷の星山に隠れる」とある。

参考文献

関連項目

脚注