歳徳神の在する方位を'''恵方'''(えほう、吉方、兄方)、または'''明の方'''(あきのかた)と言い、その方角に向かって事を行えば、万事に吉とされる<ref name="年中行事事典">『年中行事事典』p.103-104 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版</ref>。
歳徳神の在する方位(すなわち恵方)は、その年の[[十干]]によって下記のように決まる。歳徳神の在する方位(すなわち恵方)は、その年の十干によって下記のように決まる。
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!colspan="2"|年!!colspan="6"|恵方
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!十干!!西暦の一の位!![[二十四山|24方位]]!!十二支!![[クロックポジション|時計法]]!![[方位角]]!![[羅針方位|32方位]]!!16方位
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|[[甲]]・[[己]]甲・己||4・9||甲||[[寅]][[卯]]間||{{0}}2時半||{{0}}75°||[[方位|東微北]]やや北||[[方位|東北東]]やや東
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|[[乙]]・[[庚]]||0・5||庚||[[申]][[酉]]間||{{0}}8時半||255°||[[方位|西微南]]やや南||[[方位|西南西]]やや西
|-
|[[丙]]・[[辛]]<br/>[[戊]]・[[癸]]||1・6<br/>3・8||丙||[[巳]][[午]]間||{{0}}5時半||165°||[[方位|南微東]]やや東||[[方位|南南東]]やや南