バフラムが旅人の守護神とされていたことは、ベヒストンの幹線道路にある等身大のバフラムの岩像が物語っているのかもしれない。そこでバフラムは、手にゴブレット、足元に棍棒、下にライオンの皮を敷いて寝転んでいる。
ササン朝初期には、バフラムはやはりギリシャのヘーラークレスに相当する神として表現されている。ナクス・エ・ラジャブIIIにあるアルデシール1世のレリーフでは、バフラムはアフラ・マズダと王の間の2人の小さな人物の1人として登場している<sup>''(要出典)''</sup>。。そこでは、左手に獅子の皮を持ち、右手に棍棒を振りかざしている。