=== 三足烏 ===
[[ファイル:Butterfly-shaped ivory vessel with the pattern of two birds facing the sun(Neolithic) in Zhejiang Museum.JPG|thumb|300px|太陽に向かう2羽の鳥が描かれた象牙の容器。<br />(浙江省博物館)]]
[[ファイル:Threeleggedbird han dynasty.jpg|thumb|300px|漢代の壁画。右が火烏(三足烏)。]]
'''三足烏'''(さんそくう、さんぞくう)は東アジア地域の神話や絵画などに見られる伝説の生き物である。この烏は太陽に棲んでいると信じられ、太陽の象徴であった<ref>The Animal in Far Eastern Art and Especially in the Art of the Japanese, Volker, T., Brill, 1975, page=39</ref>。最も古い考古学的遺品は紀元前5000年の中国揚子江下流域にさかのぼる。。最も古い考古学的遺品は紀元前5000年の中国揚子江下流域の河姆渡文化にさかのぼる。
古代中国の文化圏で広まっていた陰陽五行説では偶数を陰、奇数を陽とする。このため3足は陽となり太陽と繋がりができるからだと言われている。