スコットランドの伝承で、オェングスの鳥が木と対立する物語がある。明確にオェングスと木が戦う神話はないようだが、かつては桂男的な神話があったのではないだろうか。
その点が失われ、薄れてしまっている代わりに、オェングスに「再生させる神」としての性質が与えられているように思う。これが遙か古代において「女神」の仕事とされていたのであれば啓思想により男神の仕事として置き換えられてしまったものと考える。その点が失われ、薄れてしまっている代わりに、オェングスに「再生させる神」としての性質が与えられているように思う。これが遙か古代において「女神」の仕事とされていたのであれば[[啓思想]]により男神の仕事として置き換えられてしまったものと考える。
オェングスには啓のように母神に逆らう神話もあり、インド神話のシヴァを彷彿とさせる側面もある。かなり複合的な性質を持つ神といえる。「息子神」であることが強調される点はギリシア神話のディオニューソスを思わせる。