<sup>8</sup>
クシの子はニムロデであって、このニムロデは世の権力者となった最初の人である。クシの子は'''ニムロデ'''であって、このニムロデは世の権力者となった最初の人である。
<sup>9</sup>
彼は主の前に力ある狩猟者であった。これから「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。彼は'''主の前に力ある狩猟者'''であった。これから「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」ということわざが起った。
<sup>10</sup>
日本でも[[高木慶太]]と芦田拓也が著書の中で、女大祭司であるニムロデの妻が[[タンムーズ|タンムズ]]という息子を奇跡的に妊娠したと主張し、人々に彼を救世主と説き、これが息子を抱く[[天の女王]]崇拝の原型となったとし、「天の女王」を世界各地の女神信仰と結び付け、さらに後代の[[マリア崇敬]]につながったとしている<ref>高木慶太、芦田拓也『これからの世界情勢と聖書の預言 改訂新版』いのちのことば社</ref>。
[[マイケル・バーカン]]によれば、こうした説の起源は、スコットランドの神学者にして[[フリーメイソン]]であるとされる、[[アレクサンダー・ヒスロップ]]([[:en:Alexander Hislop|Alexander Hislop]])による、反カトリック冊子『ふたつのバビロン 教皇崇拝はニムロデ夫妻崇拝である』([[:en:The Two Babylons|The Two Babylons]])に求められる。
== 参考文献 ==
* [https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%89%B5%E4%B8%96%E8%A8%98(%E5%8F%A3%E8%AA%9E%E8%A8%B3) 創世記(口語訳)]、WIKISSOURCE(最終閲覧日:22-10-28)
== 関連項目 ==
* 『[[創世記]]』 - ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典であり最初の書。* [[バビロン|バベル]] - メソポタミア地方の古代都市。* [[アブラハム]] - ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖典を信じる最初の民。* [[ミドラーシュ]] - 聖書に隠された意味を探る文学。* [[ロックフェラーセンター・クリスマスツリー]] - ニューヨーク市ミッドタウンマンハッタンのロックフェラーセンターに毎年冬に飾られる大きなクリスマスツリー。* [[エニグマ変奏曲]] - エドワード・エルガーが作曲した変奏曲「謎(エニグマ)」の第9曲「ニムロッド」。* [[BAE ニムロッド]] - イギリス空軍が運用していた[[対潜哨戒機]]。* [[アメノワカヒコ天若日子]] - ニムロド説話の類型<!-- 次田真幸 『古事記(上)全訳注』 p.154. -->* 羿:天に向かって矢を放ち、それが必ずしも歓迎されなかった点がニムロドと一致している。
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