* 女主人公の方が主人公よりも下位の身分である点
* 何らかの難題に女主人公が挑まなければならない点
* 物語中に何らかの「[[禁忌]]」が含まれ、女主人公がそれを破ってしまう点」が含まれ、女主人公がそれを破って罰を受けるという点
等が特徴の物語群である。女主人公には「[[人身御供]]」としての性質が暗喩される。本物語でもプシューケーは[[プロセルピナ]]によって死ぬ。しかし、夫のクピードーによって再生される。[[天若日子]]神話群と比較すると、クピードーの再生の能力は、[[天稚彦]]が妻と結婚することによって授かったように見えるのに対し、ユーピテルからネクタールを授かる、というようになっている。ネクタールは東洋で述べるところのいわゆる「不老不死の薬」と思われる。東洋では西王母の持ち物とされるが、西洋では最高神である雷神の持ち物とされているところが興味深い。