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'''きゅうり加持'''(きゅうりかじ、Cucumber blessing)は'''きゅうり加持祈祷会'''、'''きゅうり封じ'''などとも呼ばれ、盛夏、特に土用の丑の日ころにきゅうりにあやかって暑い夏を乗り切ろうとする祈祷儀式である。
夏の食物の中で、水分が多く栄養価が高い「きゅうり」に、疫病、厄難を封じ こめて、夏の暑い時期を無病息災に過ごすために、特に土用の丑の日ころの祈祷で、中国、朝鮮、日本で広まった庶民信仰である<ref>[http://www.mizumadera.or.jp/gyoji07.html 水間寺のきゅうり加持祈祷]</ref>。空海がキュウリに疫病を封じて病気平癒を祈願したことにちなみ、厄病除けの祈祷「きゅうり封じ」(きうり加持)が行われるようになったともいう<ref>[http://hp1.cyberstation.ne.jp/kyoto/jinkouin7.html 神光院のきゅうり封じ]</ref>。日本国内では、四国一宮寺、小豆島霊場40番札所・保安寺、永徳寺、神光院、栴檀寺、|転法輪寺などで行われている。。日本国内では、四国一宮寺、小豆島霊場40番札所・保安寺、永徳寺、神光院、栴檀寺、転法輪寺などで行われている。
コナ高野山大師寺の'''きゅうり加持祈祷会'''に供えられたきゅうり(2014年7月)。寺によっては、きゅうり加持祈祷会できゅうりを食されることはなく、むしろ[[ウナギ]]が食されて、この日に供えられた各きゅうりは、あらかじめ信徒から寄せられた願い事を書いた紙を、後に僧侶がひとつずつ時間をかけてきゅうりに挟み込んでいくのに使われる。

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