差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,448 バイト追加 、 2022年9月13日 (火) 06:08
編集の要約なし
== 龍紋盤 ==
<bockquote>黒色に焼き上げた土器の内面に、赤色の顔料で手足のない細長い動物の図像を描いている。口から長く伸ばされた舌は、無数に枝分かれしている。頭に耳あるいは角のようなものがあることからすれば蛇ではない。龍と呼んでよいであろう。龍の意匠の起原を考えるうえで重要な資料の1つである。<ref>[http://abc0120.net/words/abc2007100108.html 龍紋盤(龍山文化)]、考古用語辞典より</ref></blockquote>
 
== 人柱について ==
陶寺遺跡kからは、宮殿建築の基礎工事開始時に作られた祭祀(さいし)坑と思われる遺構が発見されている。
 
遺構は1号宮殿の基礎西側に位置し、発見時は灰坑の形状も整い、上下2層に分かれていた。上層の灰坑は地表から約30~40センチの深さにあり、坑内からは完全な形状をとどめたブタの骨、犬などの動物の部分的な骨が見つかり、陶寺文化初期の土器片も大量に出土した。下層からは'''3人分の人骨が出土した'''。成人2人、子ども1人で、うち子どもは頭部と胴体がばらばらで、頭は灰坑のもう片方の隅にあった。
 
考古学者は灰坑の年代について、出土した土器の特徴から陶寺文化初期後半であり、1号宮殿基礎の築造年代と同時期だと判断した。同遺構が1号宮殿基礎とわずか1・2~1・5メートルしか離れていないことから、灰坑が宮殿建設に関係しており、基礎の定礎時の祭祀坑だった可能性が高いとの見方も示した<ref>陶寺遺跡で祭祀坑らしき遺構を発見 山西省臨汾市、AFP BB News、22-08-17 11:23(最終閲覧日:22-09-13)</ref>。
== 参考文献 ==
* [http://abc0120.net/words/abc2007100108.html 龍紋盤(龍山文化)]、考古用語辞典、07-10-01(最終閲覧日:22-09-13)
* 「[http://japanese.china.org.cn/travel/txt/2015-12/16/content_37327979_3.htm 中華文明五千年の文明を伝える陶寺遺跡の発掘報告]」、中国網日本語版(チャイナネット)、15-12-1616(最終閲覧日:22-09-13)* 陶寺遺跡で祭祀坑らしき遺構を発見 山西省臨汾市、AFP BB News、22-08-17 11:23(最終閲覧日:22-09-13)
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%84%E6%B1%BE%E7%9C%8C 襄汾県](最終閲覧日:22-09-13)
* Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E5%B1%B1%E6%96%87%E5%8C%96 龍山文化](最終閲覧日:22-09-13)

案内メニュー