== 生態 ==
和名の「ヤマドリ」は山地に生息することに由来する<ref name="fn1"/>。主に標高1,500メートル以下の[[山地]]にある[[森林]]や藪地に生息し、渓流の周辺にあるスギやヒノキからなる針葉樹林や下生えがシダ植物で繁茂した環境を好む500メートル以下の山地にある森林や藪地に生息し、渓流の周辺にあるスギやヒノキからなる針葉樹林や下生えがシダ植物で繁茂した環境を好む<ref name="fn2"/>。冬季には群れを形成する<ref name="fn2"/><ref name="fn3"/>。
食性は植物食傾向の強い雑食で<ref>小笠原暠 , 冬期のキジとヤマドリの生息環境と食性について , 山階鳥類研究所研究報告 , 5 , 4 , 351-362p , 山階鳥類研究所 , 1968 , https://doi.org/10.3312/jyio1952.5.4_351 , doi:10.3312/jyio1952.5.4_351</ref>、植物の葉、花、果実、種子、昆虫、クモ、甲殻類、陸棲の巻貝、ミミズなどを食べる<ref name="fn2"/><ref name="fn3"/><ref name="fn4"/>。
オスは鳴くことはまれだが、繁殖期になるとオスは翼を激しくはばたかせ、オートバイのエンジン音にも似た非常に大きな音を出す('''ドラミング'''、ほろ打ち)ことで縄張り宣言をし、同時にメスの気を惹く、ほろ打ち<ef>'''ヤマドリのこの習性が雷神と結びつけられて、俗信と関連うる、ということはないのだろうか? 管理人の疑問である。'''(22-03-29)</ref>)ことで縄張り宣言をし、同時にメスの気を惹く
<ref name="nationalgeographic">https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/17/112900016/022200005/ , 春の山林に響く 100ヘルツの重低音 , 連載:日本だけの翼 , ナショナル・ジオグラフィック , 2021-06-20</ref>。
また、ドラミング(ほろ打ち)の多くは近づくものに対する威嚇であるともされる<ref name="kawaji" />。