比較伝承学は子供の頃からの憧れの学問である。ただし、民族学者の柳田国男ではないが、このような分野を志す人には何か心霊的な原体験があって、それを自らも不可解に感じるからこそ追求したい、と考える人がいても不思議ではないと思う。管理人もその例に漏れないところがある。よって、神霊的なもの、あるいは「魂」と呼べるようなものを、信じているのか、と問われれば信じている、と答える。
でも、管理人が考える「神」というのは、宗教というものが人類の歴史に登場する前から存在してたし、この先、宗教というものが廃れてしまったとしても存在するであろうものなのだ。これを定義するならば、フレイザーの述べる「共感呪術」という言葉が一番合うようにも思える。でも、管理人が考える「神」というのは、宗教というものが人類の歴史に登場する前から存在していたし、この先、宗教というものが廃れてしまったとしても存在するであろうものなのだ。これを定義するならば、フレイザーの述べる「共感呪術」という言葉が一番合うようにも思える。
よって、霊的なものの存在は信じるけれども、宗教は信じていない。神を感じるのに、宗教は必要ない。管理人はまずそう考える人物である。