別伝では、浦島太郎の9世孫の真名井御前が、先祖伝来の玉手箱を空海に渡し、空海が呪文を唱えながら蓋をあけると、紫色の雲が湧き出て雨が降り、空海が勝利した。これで玉手箱の効果は消えてしまったが、翌天長2年(825年)に浦島太郎が現れ、新たな玉手箱を娘の真名井御前に手渡したという。
真名井御前は宮中から出奔した。甲山に草庵を結び、空海により出家、如意尼と称する。835年3月20日に遷化。翌日、高野山にて空海入定とのこと。
10歳の折に京都頂法寺六角堂に入り、如意輪観音に帰依する。20歳の時に淳和天皇に見そめられて第四妃となるも、6年後に出奔。甲山に草庵を結び、空海により出家、如意尼と称する。835年3月20日に遷化。翌日、高野山にて空海入定。空海との間には師と弟子との関係以上のものがあるのではないかと憶測される。== 私的解説 ==
== 参考文献 ==
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