それはともかく、'''八須良雄命'''とは、その名の通り「'''厄払いの神'''」と考えられ、'''八須良姫命'''と対応するのであれば、'''大国主命'''のこと、と言わざるをえない。また小菅神社の近くには白竜湖という湖があるが、須坂市高梨には、これといった湖がない。かつて須坂・中野に拠点のあった高梨氏は飯山市の近くまで領地があったそうなので、小太郎伝説に出てくる白龍が滞在している湖は、「'''高梨氏の領地の湖'''」という意味で、'''飯山の白竜湖'''でも良いと思うのだ。そして、白龍が水神でもある'''大国主命(犬神)'''であるならば、それに対応するのは'''八須良雄命'''ともいえる。飯山の'''八須良雄命'''が安曇野と関係するのか、といえば、関係する、と管理人は考える。
=== 八須良雄命と八面大王 ===
そもそも、「八須良雄命('''やすらお'''のみこと)」と読んだ時点で「あれ?」と思う管理人である。「'''やすら'''」を「'''やつら(八面)'''」としたら、'''八面大王'''になうんじゃないのか、と思うのだ。ということは、八面大王の妻と言われる鬼女・紅葉は'''八須良姫命'''のことと言うしかない。'''大国主命'''と'''天照大御神'''をそんな風に変えてしまっていいのか? と思う。
== 参考文献 ==