'''歳徳神'''(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の福徳を司る神である。(としとくじん、とんどさん)は、陰陽道で、その年の'''福徳を司る神'''である。'''年徳'''、'''歳神'''、'''正月さま'''などとも言う。
ほとんどの暦では、最初の方のページに王妃のような姿の美しい姫神の歳徳神を記載している。歳徳神の由来には諸説あり、『簠簋内伝』では、[[牛頭天王]]の后・八将神の母の'''[[頗梨采女]]'''(はりさいじょ)であるとしているが、<ref>2024年10月, これはでたらめであるとの批判</ref>もある。また、牛頭天王が[[須佐之男命|須佐之男尊]]と習合したことから、その妃の[[クシナダヒメ|櫛稲田姫]]とも同一視される。