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1,048 バイト追加 、 2024年11月14日 (木) 17:47
=== チャンヤンの書き換え神話 ===
<blockquote>天地を支えるアペ・コペンは天に昇った。彼が天に昇った後、楓香樹(日月樹)は管理人がいなくなり、盗賊の住処になってしまった。なので、人々はそれを切り倒して、新たな樹を立てた。
その頃、アペ父さんはついに悪い雷神を追い詰めて倒してしまった。そして、父さんが新たに雷神の仕事をすることになった。殺された悪い雷神の魂は地上に落ちて「'''蛾王'''」になった。蛾王は再び人の姿に生まれ変わりたいと考えていた。そのため妹のメイバンリュウを殺して楓香樹に閉じ込め、自分の依り代になる息子を産ませることにした。最初に息子のチャンヤンが生まれた。生前の蛾王によく似た水牛の姿だったので、蛾王はこれに乗り移ることにした。他にも生け贄になるための水牛、龍、蛇、虎、象といった子供が生まれた。実は蛾王は知らなかったけれども、最後に小さな双子の女の子が生まれた。この子たちはとても賢い子だった。母親に暴力をふるう父親が嫌いだったし、そのままいれば自分も父親に生け贄にされてしまうと分かっていた。そこで父親に知られない内に逃げ出した。母親も連れて逃げたかったけれども、子供達の力では無理だった。一人はとても遠い西方に逃げ出して、アテーナーという名前の女神になり、土地の人たちにとても敬われた。もう一人の娘は、東へ逃げて海を越え乙子狭姫という名前になって、こちらも土地の人たちと仲良く暮らした。
天帝が作らせた夏の国では、次第に「'''北斗の乙女達が(種ではなくて)富貴をもたらしてくれる。'''」と言われるようになった。だから乙女達の親であるメイバンリュウと天帝を信仰すると「'''なんでも願いがかなう。'''」とも言われるようになったのだ。天帝の子孫は遠い東の果ての国に流れ着き、メイバンリュウを'''己等乃麻知媛命'''、北斗の乙女を'''八坂刀売'''、天帝のことを'''アジスキタカヒコネ'''と呼んで、彼らを一直線に並べて今も祀って・・・いるかもしれない。というか、管理人は「そーゆーことか!」とチャンヤンの物語を読んで、始めて悟ったのだった。
 === 解説 ===<blockquote>皇極天皇3年(644年)7月に富士川のあたりで、大生部多は長さ4寸ほどのタチバナやイヌザンショウにつくカイコに似た虫(アゲハチョウ、一説にはシンジュサンの幼虫)を指して、「これは常世の神である。この神を祭る人は、富と長寿が得られる」といい、虫祭りをすることを勧めた。巫女たちも神のお告げといつわり、「常世の神を祭ると、貧しい人は富を得、老人は若返る」といった。このために信仰は広まり、都でも田舎でも常世の虫をとって安置し、財宝を差し出したが、何の利益もなく、損失が多かった。秦河勝は民衆が騙されるのをにくみ、大生部多を捕え打ち懲らしめたところ、巫女も恐れて祭りを勧めることをやめた(Wikipedia:[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E6%B2%B3%E5%8B%9D 秦河勝]、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%94%9F%E9%83%A8%E5%A4%9A 大生部多])。</blockquote>
== 関連項目 ==

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