* テルモン(西ギリシア)。紀元前7世紀半ばに建てられたドーリア式のアポローン神殿は、紀元前10世紀頃に建てられたと思われる曲線的な建物の上に建てられ、その上に柱廊(ペリスタイル)が追加されている。神殿は狭く、プテロン柱(おそらく木製)の数は5×15本であった。内柱は1列であった。石でできた基壇の部分で12.13 x 38.23mの大きさである<ref name="Spivey, p. 112">Spivey, p. 112</ref>。
* コリントス:紀元前6世紀に建てられたドーリス式神殿。基壇の大きさは21.36 x 53.30 m、プテロン柱は6 x 15本である。内柱は2列であった。デルフォイのアルクメオニダス神殿と様式が似ている<ref>Robertson p. 87</ref>。コリント人はドリス式建築の発明者とされる<ref name="Spivey, p. 112"/>。
* ナペス(レスボス島)。紀元前7世紀、アポローン・ナパイオスの神殿と思われるエオリア式神殿が建てられた。