北斗星君

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北斗星君(ほくとせいくん)は、中国において、北斗七星が道教思想によって神格化されたもの。「死」を司っており、死んだ人間の生前の行いを調べて、地獄での行き先を決定するという、日本でいう所の閻魔のような役目を持つ。南斗星君と対を成す存在。

南斗星君と対を成す存在で、南斗星君が温和な性格なのに対し、北斗星君は厳格な性格をしているという。

また、北斗星君は人の寿命を記した巻物を持っているとされ、そこに記された数字を増やしてもらえれば寿命が延びるとされている。

一説によると、その姿は氷のように透き通った衣に身を包む醜い老人とされる(南斗星君の容姿は諸説あるが、北斗星君は醜い老人という事でほぼ統一されている)。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • 伏羲:瓢箪で作った柄杓は北斗七星に通じる。少なくとも北東アジアを中心に伏羲と北斗星君を同一視する思想があったのではないか、と管理人は考える。