神に礼拝する王

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アナトリア考古学博物館所蔵のヒッタイトの壁画から、神々に関するもの等をいくつか挙げてみる。

神に礼拝する王(King offering to god.)

これは「神に礼拝するスルメリ王」の壁画と言われているが、おそらく左側は天候神テシュブ、その右側が妻である太陽神ヘバトと息子のシャッルマと思われる。ヘバトは夫テシュブに酒を捧げている。ヘバトにはひげがなく、スカートを履いていることから女神だと分かる。紀元前19世紀頃


左側が礼拝する王、右側が天候神テシュブと思われる。


左側が礼拝する王、右側が月神クシュフと思われる。帽子の頂点に三日月を戴き、背中には翼が生えている。

その他

翼の生えた太陽帽を被っているヘバト女神


ネズミのアポローン?(フルリ人のアプル)、紀元前8世紀後半

その他

最高神が女神だということだけでなく、女性兵士の姿がみられる等、社会的に女性の地位が高かったことが覗われる。

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