20年10月18日

 今日は晴れたので、書類の整理をしたり、穴掘りをしたりしました。一応反論のための資料の整理をして。穴掘りにも、できるだけ時間を割きたいと思います。

 K建設の書証の数が80なら、建築士の方は? と言われる気がするわけで。数えてみたら「8」でした。2つ合わせて「88」ということでー;。まさに八幡というか、そんな感じだと思ったのでした。

 昼は「少クラプレミア」の録画、夜は「ため旅+」の録画を見ました。

20年10月17日

 今日は、雨が降ったので、とても眠くて。そして、裁判用の書類の整理をダラダラとしていました。相手方の書類を読んでみるに、内容自体は今までとあまり代わり映えしないと思う。でも、書類の日付けが「10月13日」でした。どっちも縁起の悪い日付けです。そして、相手方の書証の数が全部で「80」でした。・・・・もしかして数を合わせるための証拠? とか思う@@。どうみても、八幡の呪いというか、八幡の怨霊に取り憑かれているとしか思えない-;。これが裁判だよーー、ということで-;。

 昼は「ニュースな会」を見て、夜は「A-studio+」の録画と「嵐にしやがれ」を見ました。

20年10月16日

 今日は、姉をかかりつけ医に連れて行ったり、裁判用の書類が届いたり、盛りだくさんな日でした。

 「お医者サマ」の方は、「医者としては」ほぼ満点の対応でした。薬の説明もちゃんとあったし、定期的なモニタリングの話しも出ましたし、低容量から始めて慎重に経過観察の説明をしたことも、副作用が出た場合の対応法をしっかり教えてくれたのも良かったと思います。ただ、「横紋筋融解症」とか、一生懸命説明してくれて、ミオグロビン尿症のことも説明してくれて、「腎臓のフィルターがミオグロビンで詰まる」ということを説明してくれたのも良かったと思うけれども、「こいつは果たして知ってるだろうか?」って顔で微妙に私を探られてる気がするわけでー;。「知らねーよ、そんなもん」ということはなくて、ピョウリアとか、ミオグロビンウリアとか知ってることは知ってるし、専門用語とか尿細管とか言ってくれれば、私にはそれなりに話しは通じますが-;。忘れてることは言われれば思い出すこともありますし。でも、私は日常的にはそういう用語は使わないので-;。

 そして、我が家では代々「お医者サマ」なかかりつけ医サマのところと違って、医者なのは私だけだし、医者の言葉が通じるのも私だけなので-;。なんというかね、「腎臓のフィルターが詰まる」とか、ちょっとまどろこっしいことを言われると、たぶん素人には通じないし、私には専門的でない言い方に見える、とかちょっと中途半端感は受けます-;。だいたいうちのじいさんとかは「腎臓って何だ?」とかって言う人なんで-;。そういう素人にそもそも「フィルター」とかって言って通じるわけがない-;。私もそういう素人と、尿細管とかの話はしないので(苦笑)。私だったら、「薬の副作用が出れば、おしっこの色が変になって、もっとひどくなるとしっこがでなくなるんだって。」というくらいしか言わないです-;。それで、別に私が腎臓のことも、尿細管のことも知らないと思われたら、それはそれで困るわけですがー;。だいたい病院では、ドクターとさっさと話して終わりだけれど、家に帰ってから「腎臓とは何か」ということから始まって、長々と説明しなければならない羽目になるわけです。「なんでそんなこと知らないのさーーー」って言っても、素人は知らない物は何も知らないです-;。

 お薬はファースト・チョイスはメバロチンでいいんじゃないか、と思います。副作用の可能性はゼロではないけれども、日本ではファースト・チョイスとして選ばれることの多い薬ですし、私が学生の頃からある、伝統的な安定性の高い薬じゃん?? と思う。副作用はあたるも八卦、あたらぬも八卦ですし、横紋筋融解症のような重篤なものだけでなく、普通のアレルギー反応だって、他の薬と同じように出る可能性があるわけだから、使ってみるまで分からないです。他に言いようがない。

 で、後は「医者」とは関係のない話・・・・。なんだか、「自分はたくさんの病院を渡り歩いて、2000例近い症例を見て・・・。」とかって言ってなかったっけ? なんか、そんなようなことを自慢してた気がする・・・、と思う。・・・・だから、そういうことを言い出すときりがないんだって。「血管」の話に戻るけど、病理医が見る1枚の標本に何個血管があると思う? それこそ、普通の毛細血管から、糸球体、大動脈に至るまでいろんな組織の血管を、正常なものから病的なものまで、病理医は必然的に何万、何億と見ることになるわけで、それで内皮細胞なんて大量に見るし、だからこそ血管が破綻して赤血球が血管外に露出するなんて「正常ではまずない」って実感するんだって。だけど、そんなこといちいち自慢しないし、「自分は何億個の血管を見た」なんて言わないですよ? と思う-;。しかも、だいたい今の制度の前の研修制度っていったら、卒業した大学か、ちょっと大きな総合病院とかの、自分が専門とする科に入局して、そこを拠点に研修して、更にその後、そこを拠点にして関連病院とかいくつかで腕を磨いて、それでその上で、組織の中での出世をめざすのか、それとも実家が医者であれば、家に戻って家業を継ぐのか、とかそういう流れになるわけで、「たくさんの病院を渡り歩いた」なんて言ったら、「なんでまたそんな羽目になったんですか? 何か1箇所にいられないようなへまでもしたの?」って突っ込まれるのがオチな世代じゃん?? と思う-;;。でなきゃ、「そうやってたくさん渡り歩いた中で、患者の尿潜血をいくつ見落としたんですか? 糖尿病の専門医なのに?」って嫌みを言われるのがオチであると思う-;。どうも、どういう「怨霊」に取り憑かれてるのか、と思うわけですが、自分を偉そうに見せたくて、本当かどうかも怪しい、と思われるようなことは言わない方がいいですよ。だから、「ちょっと軽薄な感じで心配」とかって言われちゃうんですって。「言え」って言われたことは全部言わないで、自分で何を言ってるのか考えてから言うことをお勧めします、とかなんとなく思うわけで-;。信用はされるどころか、なくすのがオチですー;。

 で、なんで私がこういう物言いを嫌いになったのか、と考えてみたわけですが。病理医には「外科病理学」という分厚くて基本的な教科書があるわけです。(まあ、でも内科のハリソンとかよりは薄いかも??)で、医者になって入局した時に貰ったわけですが、ある時「上の先生」に言われました。「なんで、教科書を読まないの。僕が新人の時には、それをまるごと1冊真剣に読んだのに。」って言われたわけです。・・・・・本が出版された時期からいって、あなたが新人の時には「外科病理学」はまだ出版されてなかったわけですが(爆)。何を読んで何の勉強したの? 妄想とか予言の勉強でもしたの? と思ったわけで。この人が全然信用できる人ではなかったので、「自分を偉そうに見せるために言わなくてもいい嘘を平気で述べる人」は信用できない、と、そういうことは研修医時代に一番勉強した気がするわけですが-;。たぶん、この人も今から考えると、何かの「怨霊」に取り憑かれてたのかも、と思う。まあ、でも自分でも「怨霊」化してるんじゃないんですかね、もしかしたらね、とも思います-;。

言っておくけど

 「学生としては清沢先生の最後の弟子に入る」と書いたのは、私が学生だった当時助教授であった清沢先生が教授に昇格して、多忙を理由に2内ゼミを去ってしまったからで、学生の段階で直接あれこれ教えを乞うことができた世代としては私の学年が最後の部類だったなー、と思うわけです。そして、それはやっぱり私にとっては幸運なことだったと思う。卒業して、医者になって2内で鍛えて貰った人達は、もっと後の学年まで「直弟子」と言える人達はいるはずですが。

20年10月15日

 今日は、裁判用の書類を出しに行ってきました。

 それから、どうも色々と考えてみるに、悪巧みをする方は、私がじいさんの腎機能をスルーしてるもので、「腎臓についての知識が全く無い」と思って、私も含めてその他の家族にも嫌がらせを考えたらしい。

 まず、じいさんについて。eGFRが40きってるので、専門医の受診をするべき値です。教科書的にはね。かかりつけ医の若旦那と、主治医である市民病院のウロがなんで、専門医に紹介するって言わないのかなんて、私は知りません。私から言わないのは、「必要が無い」と判断してるからであって、知らないわけじゃない。じいさんの血糖値とeGFRを見て、そろそろ食事療法ではなくて、糖尿病の投薬治療をしなければならない、と思ったから糖尿病の医者に連れて行ったまでで、やるべきことはちゃんとやってる。だいたい腎臓内科に紹介って言ったら、市民病院にかかっている以上、院内に紹介して貰うしかないよねえ? そこの人、古田・清沢の名前に恥じない仕事する「腎臓内科医」なんですかね? 日赤の医者並みとか言わないよね? としか言えない-;。糖尿病の治療を開始したら、尿蛋白も止まったし、eGFRも下がらなくなったんだから、誰にも文句言われる筋合いはない。糖尿病症候群性腎症なんだから、診断したい医者がいるなら自らするべき。

 私について。じいさんに以下同文だから、来年も血尿とか出てるようであれば、ちょっとは対応を考える程度。痩せればたぶん血尿は消えてると思う。意識はしてます。2つしかない腎臓は貴重だから-;。

 姉について。これも基本的には以下同文。でも、腎機能が大分悪くなってるので、じいさんよりは手厚くケアと経過観察をする予定。高脂血症とかは私もあんまり経験ないので。家族全員ウサギみたいな生活を心がけて、塩気のない野菜を中心に食べるようにしていますー;。でも、肉と魚ちょっとと牛乳・チーズ、卵も食べてるから。食事はけっこう理想的なはず??@@

 母親について。家系が違うので、体質は残りの3人とは全然違うと思う。年を取るとそれが顕著に出て来るので、「こんなに体質が違っても同じ人間なんだー」と私が思うくらい違う-;。どうも、かかりつけ医によると、上室性の期外収縮があると言ってます。(言ってることが事実とすればねー、と思う。どうも軽薄なところのある若旦那だから、本当のこと言ってるのかちょっと不安でもある-;。)当人によると、若い頃から他の人よりも運動とかすると疲れやすかったし、動悸もしたので、若い頃から期外収縮とかあったのかも、と言ってます。親戚に60代で心臓で亡くなった人がいるって言ってるし、心血管系に弱い家系なのかも、と思います。兄弟全員高血圧があるし。(反面、父方はじいさんも、私も姉も血圧は低い・・・-;。収縮期が110を越えると「高いね-」と言われるくらい低い-;;。)親が具合が悪くなると分かってたら、循環器ももっと真面目に勉強したのになー、と思います。そもそも学生時代に一番に捨ててたのが循環器な気がする-;。血尿は高血圧のせいです。腎硬化症です。他の3人みたいに、訳の分からない糖尿病もどきで腎障害が来てるわけではない。

 でもってですねえ、腎臓の専門家は「自分は腎臓のことしか分からない」とか意味不明なことを言うわけです。(泌尿器の医者にeGFRの意味が分からない理由は不明・・・。手術で取ること以外は分からない、とかそんな感じ??) だいたいですねえ、「血尿」って何かって言ったら「尿路からの出血」ということになります。女の人は子宮系の出血が尿に混ざることもあるかもしれません。でも「出血」には違いないわけです。「血尿」は「出血」じゃない、とかっていう医者がいたら、それこそ「ノーベル賞が取れるレベルであんたの言うことを説明せよ。」となる。尿道、膀胱、尿管、腎臓のいずれかに炎症があると出血する可能性があります。炎症は、組織の血管を拡張させて、血管壁を細菌や白血球系の細胞の毒素で破壊することで、血管壁が破綻するから赤血球が血管の外に出ちゃうわけ。それを「出血」という。

 だから、そこの「腎臓しか知らない」というあなた、そもそも「血尿」って尿路からの出血だよね? 血管から出血するってどういうことか知ってる? 腎臓のことしか知らないから血管のこと知らないのかー、そうかー。専門は尿細管で糸球体ってものがあるとはご存じないんですねー。それじゃ腎臓のことも知ってるって言えないよね? とそうなるわけです。ということで、結石とかあっても血尿は出ます。石が尿路を傷つけて、血管の壁を破綻させるから出血するわけです。要するに、出血というのは「血管の壁が破綻しないと生じない」わけです。原則としては。もちろん例外はあるよ? でも、腎臓が、とかではなくて、自分の手や足を見て貰えば分かるけど、「生理的に日常的に手足から出血する人」なんてどれくらいの頻度でいる? ということになる。血管というのは、それくらい、普通は赤血球を漏らさないもの、なわけです。そんなこと腎臓が専門じゃなくて、医者じゃない人にだって当たり前に分かることでしょうが。分かってないのは、腎臓内科の医者だけなんじゃん? 腎臓のことしか知らないから、自分には手足があるとうことすら知らないらしい、となる。糸球体の壁が何らかの形で傷つけられるから、腎性の血尿は起きるのです。もちろん原因がなくて出る人も希にはいると思います。そういう人は若い頃から血尿の指摘を受けてるであろうし、それ以外に異常がない状態が長く続いていると思う。だから、そういう人は遺伝的な理由で糸球体の内皮細胞の結合が緩くて、赤血球が漏れやすんだろうな、と考えるしかない。そういう人を「生理的出血(本態性の出血)」と言って良いと思う。

 で、若旦那のまずい点。まず、私に対して、「血尿は生理現象」って言った点です。だいたい、あなた、私に閉経してるかどうかも聞いてないでしょ。若い頃から血尿が指摘されてるかどうかも聞いてない。閉経してない女性は動脈硬化性の血尿はまず来ない。動脈硬化がほとんどないから。動脈硬化でもなくて、習慣性の血尿とか結石でも無ければ、なんで血尿がくるの? 老年にさしかかった人の「血尿」で一番鑑別が必要なのは「悪性腫瘍」なんじゃないの? あー、まあ、癌も生理現象なのか? でもほっといてもいいとは誰も言わんよね? となる。私も自分のことだからほっとくけど、他人のことならもっと一生懸命腹を立ててるかも、と思う-;。

 母親は腎硬化症の典型であったので、それを黙っていたのは傷害罪相当と言われても仕方が無いと思う。この通り我が家は全員腎に難ありな状態だし、みんな年をとっていくから、悪くなることはあっても良くなることはない。専門医を受診すべきは半数もいる。でも、数字の上ではそうであっても、一人一人対応すべき方法も、治療法も違う。それぞれの状態に合わせて対応も治療もしなければならないものだし、

「それが医者だろ」

と強く思う。私は学生としては清沢先生の最後の弟子に入る部類なので。それでも、この程度の思考はできなきゃ古田・清沢の名が泣くと思う。でも、北信濃の医療レベルを見るに、この2人の「不肖の弟子」は思ってた以上に一杯いそうな気がするわけですが-;。