というか

今になって青くなられても困るんだけど@@。

 だいたい、「専門的な文献資料を提示して、相手にも分かるように説明しなきゃいけない」っていうのは、法的には、「専門家」の方がやるべきことだし、それをやってればこそ、専門家は法的に免責される。休業中の病理医に専門的な文献資料を提示してもらっておいて、素人にも分かるように説明して貰っておいてだねえ? それで誤診する循環器の専門医って、「故意」でしょ、「不法行為責任が成立しますよ」って「法的」にはそういうことなんですよ。「医者が診断してないものは所見があっても、診断基準を満たしていても、病気じゃない」って、いったいどこの弁護士に主張させるつもりなんですかね?? 天下の日赤様は?? そんなにすごい顧問弁護士と契約してるの?? って思うわけですが-;。

というか

 「そういうことなら、右心系の評価を全然やってないことは、完全に応酬義務違反なんじゃないの?」

と青くなってる人がいる気がするわけで@@。んーとね、私もエコーについては、今勉強中なわけで-;。「心エコーポケットノート」には「中等度の慢性TR」って書いてあるよ? 心エコーなんて、姉さんのところでもできるんだから、姉さんにやって貰えばいいじゃん、じいさんはANPとかのことだけ気に病んでれば? と思う。姉さんのところでだって、外注で血液検査くらいできるでしょ。

フォロー・コンサルタント

 どうもなんか、微妙なコンサルタント業が続くっぽい・・・・。

 というか、なんだか、おじいちゃんが、「うっ血性心不全」の精査を依頼されたのに、診断もしてないのは、後で追求されたら、「応酬義務違反」になるって「弁」とかに言われたような気がしてならない-;。

 ・・・・まあ、厳密にいえばその通りであって、NYHAI度で、「心不全ステージC」です、ってわざわざ医者が資料を添付して指摘してあげているわけだから、循環器の専門家が診断つけられなかったら、「あなたどこで心臓の勉強をなさったの?」って言われても仕方ないんだけど、なにせ強く突っ込んだら倒れそうな相手だからさーーー;、さすがに北信の老医を全員ショック死させて医療崩壊させた、とかって私も言われたくない、と思うわけで-;。

 でも、心不全に関しては、姉さんの方に第一の責任があると思います。「法的」にはね。姉さんの文書にも「労作時に軽度の息切れがある」と透視術では書いてあった気がするわけで、それは専門的に分類すれば「NYHA I度」のことだと、姉さんもじいさんも理解できて当然であるので。所見があって、「NYHA I度」に分類されるべき患者に「心不全」の診断をつけてない姉さんが法的には悪いのだと思います。じいさんは、それを「見落とした」んだよね、患者の家族がわざわざ資料を用意してあげたのに、となるわけです。

 「うっ血性心不全」の精査を求められたのに、あんまりやってない点は、それはじいさんが悪いです。じいさんは、紹介者の意向に沿って患者を診察する立場ではなく、あくまでも「応酬義務」は患者に対してあるわけだから。患者の希望に応える義務があります。心不全はじいさんの方から、姉さんに対して指摘してあげたっていいわけだからさ。で、弁の機能不全も三尖弁だけでなく、大動脈弁、僧帽弁にも及んでおり、軽度の逆流もあるわけだから、少なくとも「心不全の疑いがあるので、注意して経過観察して下さい」と言わなきゃダメだと思う。

 で、私のフォロー方法は、1年くらい経ってから、姉さんに心エコーの経過観察用エコーを依頼する、で、そん時に「日赤で左心にも弁の閉鎖不全や逆流があるって言われたんだけどどうですか?」って聞く。そん時に、ある程度心不全の評価も暗黙の内にさせて、暗黙の内にHFpEFを伴う高血圧患者に対する治療法と経過観察法を選択して貰えれば、それで良い、ということになります。

 なんというか、勘違いして貰ったら困るんだけど、「専門医が心不全って診断しないから心不全ではない。」のではないのですよ。「専門医が心不全の診断をすべきところを、故意に診断してないから、その責任を取るために、その専門医はその患者を受け持ち続けなければならない。」のです。これは、市民病院のウロが、じいさんに対して標準的な治療をやっていないからこそ、見続けてその責任をとっていかなきゃいけないのと同じ事なんですよー。少なくとも私の中ではそうです。そして、そこにかかり続けているからこそ、時期に応じて私の方からも助け船を出してあげられるし、フォローもしてあげられる。(まあ、訴訟のネタも回収させて貰うけど-;。)

 だいたい、ちゃんとした診断もしてない患者を、専門外の他院の医者に押しつけようなんてしたら、それこそ相手のドクターも迷惑ですよ? ってなるじゃないですか。ちゃんとやってくれていさえすれば、「かかりつけ医」が皮膚科だって眼科だって問題ないってなるじゃん(呆)。うちの親は、軽度のHFpEFと診断されるべき案件だし、心不全と慢性腎臓病については即時の投薬等の必要はない、とされても、この2つは、高血圧の第一選択薬の治療方針とか経過観察方針に微妙に関わってくる問題だから。「すぐに治療を要さないから」という理由で、診断をつけるのを「本当なら」怠ってはいけないのです。まあ、私に任せておいてくれれば、フォローはできるだけしてあげるので、・・・っていうか、じいさんの方は、私が責任を追及する頃には、お亡くなりになってんじゃないの? と思うわけで-;。あんまりショックを受けずに、お元気で頑張って下さい、ってそんな感じでしょうか-;。

20年11月2日

 日赤に行ってきました。大動脈弁と僧帽弁にも軽度の逆流があると言われて、エコーの所見を見せて貰いました。でも、診断書には・・・・? は?

 みたいな感じでした(笑)。まあ、私が覚えてるからいいよ、と思う。どうも、診て貰ったのが、

「こっちがちょとキツいこと言ったら、医者が心臓発作を起こして死んじゃうんじゃないだろうか?」

と思うような、発語も弱々しいおじいちゃんだったので-;。そういう意味でちょっとびびったわけですがー;。診断名と所見文を読んで、なかなか「外連味」のあるじいさんだー、と思ったというか、なかなかの狸だ、と思ったというか(笑)。50代といえば、働き盛りであって、普通はもう総合病院の部長クラスとかになるお年頃なわけですが。じいちゃんから見たら、「50代なんて血の気が多いひよっこの集団」って思われていそうな気がするわけでー;。疲れました。

ええとだねえ

 ええとだねえ、

「HFpEF」について、調べるように、と言われる。そして、それで「ミカルディス60mg」に拘るのか? と聞かれる気がするわけで。

 とりあえず、腎臓病のガイドラインとWikipediaは見ました。「ミカルディス」に拘るのはその通りであって、カルシウム拮抗薬が使えない患者なので、後はまたもちょっと変則的にβ遮断薬でも少し使うか、利尿薬を使うかしかない患者なんじゃん?? と思う。(利尿薬について詳しい勉強はまだしてないです-;)

 そんな感じです。