昨日は栃木足利市他、樺崎八幡宮、光得寺、菅田稲荷、白鬚神社、星宮神社x2、足利織姫神社、八雲神社上社・下社、下野国一社八幡宮、上野生品神社を参拝してきました。
本日は外作業を少しだけ。
テレビは昨夜は恒例の「紅白歌合戦」と「ジャニーズカウントダウン」を見ました。
昨年からのあれこれを纏めると、「ブンブブーン」に掛川哲司という名前のシェフが出てきたり、年末の「堂本兄弟」のスペシャルでJr.の伊藤篤司君(篤史君? だっけ?)という子がゲストで出てきたり、どうもどっかの名簿が洩れてる気がしてならなかったわけですが。年末にはちょっと「あー、この人、若い頃はこんなこと言う人ではなかったのに。」と残念に思うようなこともあり、変な年の瀬でした。
そして、昨年は自分のHPのwikiで神サマのことをあれこれ纏め始めて。最近では三大宗教とそれらから派生した新興宗教とか、世界の宗教界はそういうものが多い気がするのですが、古代においては大抵の地域で多神教だったし、似たような名前、似たような性質の神々が自分のところと、隣とではちょっとずつ違う、とそういう世界だったわけです。例えば雷神なら、ギリシアのゼウス、ローマのユーピテル、北欧のトール、ヒッタイトのテシュブ、メソポタミアのアダド、という具合に似たような名前の神々がいて、だいたいは頭に「T」という子音がつくことが多いのです。だから、一つ一つの違いを、それぞれの地域、民族、時代の違い、として論じることもあるし、「似たような性質の神だから一つに纏めてしまおう」という動きも古代においてあった。で、日本とかアジアとかエジプトでは神は必ずしも人間形ではなくて、動物形を現すこともあるし、植物であることもあるので、そういうものを「トーテム」というわけです。はっきり「この動物だ」と言われなくても、例えば日本で「熊野の神」と言ったら、「熊」に関係するんだろうな、と思う。(ただし、熊野大社の縁起では「神は熊の姿で現れた」と明らかに書いてあるわけですが。)ということで、神々のトーテムを調べていくと、どうも「兎」のトーテムが大量にいるらしい、ということを発見する。というか、古代世界には大量の「兎の神」が世界のあちこちに発生していることを発見する。「げーー」というところで年末だったわけです。
で、各地の神社巡り、というか「ご挨拶回り」も遂に武蔵国の端に出入りするようになったら、「武蔵七党は客に手土産も持たせずに帰したりはしない。」と言われる気がするわけで。で、頭に大きなやかんを乗せられる気がするわけです。昔、給食で使っていたような、何人もそれでお茶を飲めそうな大きなやつを。でもって、「怒って沸騰しろ。」と言われる気がするわけで@@。「なんで、やかん? なんで沸騰??」と思う。しかも、新田庄に行ったら義貞公から「新田も足利も同じ八幡太郎義家の子孫なんだから、足利庄にも行って、平等に扱って欲しい。」とか「足利庄に高師直を探しに行くべき。だって関係者でしょ?」と言われる気がするわけで。なので、急遽あれこれ調べて番外編で栃木に行ってくることにして。光得寺には尊氏や高師直の供養塔があるのでお参りさせて頂いたのですが。新田・足利庄は義家の四男・源義国が開いたもので、それをそれぞれ子孫に分け与えたものであるようで。中央における源氏の正嫡は義国の兄が継いだわけですが、義家は義国のことをけっこうかわいがっていたし、将来も心配していたらしい? ということで、栃木。どうも、なんだか静岡と似たような匂いを感じる気がする。そして、足利庄の方が、服部秦氏の匂いがぷんぷんする気がするわけで。足利織姫神社が伊豆国造家と関連するそうですし。天御桙命と八千々姫命の組み合わせにも「うーん」と思う。桙系の神には他に天之日矛と八千矛神がいて、八千矛神は大国主とも諏訪神とも言われています。だから、個人的には天御桙命と八千々姫命の組み合わせは「諏訪神と八坂刀売」の焼き直しにしか見えないし、諏訪金刺と秦氏の神々はどこか連続性がある、というか交錯してるわけです。でも、そうすると八千々姫命は八坂刀売のこと、となりますし、実際八坂刀売にも縫織神としての性質はあるのです。で、伊豆国造といえば、富士信仰ですから、「天御桙命と八千々姫命」は「諏訪神と八坂刀売」に重ね合わされていますが、「ニニギと此花咲夜姫」にも重ね合わされている、と思う。要は、足利織姫神社って、富士山は見えないし、富士山のことは何も言っていないけれども「富士信仰」の山だと思うわけです。天御桙命は別名・伊刀麻命(いとまのみこと)とも言い、名前に「麻」が入ってますし。麻で酔っ払って廃人になろう、っていうのが古代における下社お得意の富士常世信仰じゃん? って東京なまりが思わず飛び出すわけで。しかも、足利市には猿田という地名とか福猿橋という橋があるわけで、もう秦氏と多氏系金刺氏と猿神と橋って言ったら、人身御供の頭を川に突っ込んだか、なますにしたか、治水のために土手に誰かを埋めたとか、伝承が残ってなくてもそういうことじゃん? 星宮神社とか昔は何をやってた?? と思う-;。人身御供のあった神社や橋を回って、殺された人々の怨霊を慰撫するのはあたくしのライフワークの一つでもある。
ということであれこれ回って。最後に前回行き損ねた新田庄の生品神社に寄って帰ってきました。どうやら道中で誰かを拾ってきたようで、義家の「子供達を思う親心」のこととかあれこれ言われた気がするわけですが。生品神社に着いたら「着いた-」って言って喜んでいた人がいたような@@。「誰?」と聞いたら「八幡太郎義家」と言われたような? あれ? いつの間に?? と思う。その人はどうやら新田庄の方に住みたかった? らしい?? というわけで、足利庄に何しに行ったのかというと、師直兄さんの神霊の破片と、義家公を迎えに行ったことになってるらしい。「自分と相性の良い神霊を守護のために各地に配するのは当たり前のこと。」と言われる気がするわけで。越後の長尾景虎、甲斐の新羅三郎義光、上野の八幡太郎義家、諏訪に諏訪勝頼って、信濃国から東京に抜ける二大要所にちゃんと重点を置いているでしょ、と言われる気がするわけで@@。
そして、なんで、「頭にやかん」なのかというと、上野に住んでいた縄文系の人々は、冬になって寒くなって「北斗の水」が冷たくなったら、榛名の女神が怒って火を噴いて北斗の水を沸かして、それで暖かくして春を連れてくる、と考えていたらしい。だから「怒って沸騰しろ」と言われるらしい@@。「おーい」と思うけれども、縄文系の人々はそうやってお山と付き合って生きていたし、そういう素朴な信仰を大切にするのが我らの仕様、ということで。そもそも「武蔵七党」とは北斗の星々に自分達をなぞらえているよね? と思う。
ということで、家に帰ってきて紅白。ミーシャの項。真っ赤なウサギのミーシャで、バックダンサーに仮面の白兎が大量にいるわけで。まるで世界中に溢れる「兎の神」を体現しているようだ、と思ってドン引きする。というか、背景のだるまは何? それは饕餮で、大量の兎神を操っているのが饕餮ってこと?? と思う-;。でも、饕餮の後ろに更に「兎の啓君」がいるんじゃないの? と思う。「天とは何か? 我らはただ単に兎に振り回されているだけか?」という点に微妙にむかつくわけですが。ともかく、年の瀬と元旦には啓君には会えないのが今年の仕様である。
で、どピンクのスーツを着た雅治君・・・。そんな格好始めて見ました、という感じで、こちらもちょっとびっくりで。白組優勝おめでとーー、と思う。オオトリだし。あとは、紅白では誰かに「侍女になりたい。」って言われたような? あれ? みたいな。特に来る者は拒まない主義ですが。お料理上手な侍女さんは大歓迎でござる。
で、ジャニーズカウントダウン。少クラ時代から小芝居に定評のあるWEST・・・。濱ちゃんのキューピッド・・・。エロースの記事を上げたのは12月の21日なんだけど?? となる@@。小技が効き過ぎていてびっくりである。後は、マリウス君の卒業の勇姿も見れて良かったと思ったのでした。割とわちゃわちゃ感が出ていた楽しいカウントダウンでした。解体が決まっているキンプリとか、退所報道が出ているImpactorsとか、複雑な事情を抱えているグループがいくつも出場していましたが、「お祭り感」で良い感じにまとめたという印象を受けました。ということで、
今年もよろしく御願いいたします<(_ _)>。今年ももうちょっと旅は続きます。たぶん。