20年10月20日

 今日は父親と母親を医者につれて行って来ました。まあ、父親の方はそこそこというか、そんなもんかなー、ということで。問題は「母親の方」である。初動がまずいと後のことが全部まずくなる、の典型例を行きそう、ということで(苦笑)。

 ともかく、「かかりつけ医」の方としては、血液検査は半年に一回で充分とか(まあ、それでも悪くないといえば悪くないのだけれども)、尿検査は保険が通らなくてできない、と言うわけ。で、「なんで尿検査をしたいのか?」と聞かれたので「腎臓からの出血を検出できる一番簡易な検査だから。」と当たり前のことを申し上げたら、「関東厚生局に追求されたら、回答できない。保険の審査に通らない。」という趣旨のことを言われたわけ。でもって、更に追い打ちをかけるように

「先生の希望に沿うようなクリニックとか他にご存じないんですか?」

といかにも「余所へ行け。うちでは診ない。」というまあ、いわゆる「医療法違反」、いわゆる「診療拒否」でなきゃ「恐喝」が疑われることを、かかりつけ医がおっしゃったわけだ(笑)。でも、これも今のこのタイミングでは微妙に即答できない、というか、ともかく

「男の医者なんてやめればいいのに」

って、医療的な問題とは全然関係のないレベルで、かかりつけ医のとこを超個人的なレベルで反対されてる気がするので、だいたいこれに「はい、そうします」というのも変だけど、「そんなことしない」というのもどうかなー、冷たいかなー、みたいな、そういう妙なプライベートがまず第一にあるので答えにくい-;。まあ、でも脅されて黙ってる私ではないので。まず

「心当たりがなくてー」

と言ってみる。でもって、

「先生、診断は腎硬化症ですよね?」

と当たり前のことを突っ込んでみる。そうしたら

「高血圧という診断で、腎硬化症は専門医しか診断できなくて、」

と「大嘘」をのたまわれる。・・・・・いやー、なんて言うんですかね? 単純明快に尿検査ができないのは、腎硬化症と診断すべきところを単なる高血圧と診断してるからで、健康保険の審査が入った時にも「単なる高血圧です」って言い張るつもりだから通らないんじゃん? 原因はあなたの「故意の誤診」だって、今ゲロったし、患者とその家族とこーせー労働省を嘘ついて騙す気だー、閻魔様に舌抜かれるよ? みたいなねえ? これだから、言わなくてもいいようなつまらない嘘をつく人間は、ついてはいけないような大事なことでも平気で嘘をつく典型って、私に思われてしまうわけで。私の研修医時代はこれだから全然無駄じゃなかったんだなー、と思うわけです。で、微妙に「紹介してくれ」といえば「腎内を紹介する」みたいな流れになりそうではあったけれども、「血液検査の結果でクレアチニンクリアランスと、eGFRの結果を見て、今後の検査のことは決めましょう。」と述べて帰って来ました。とりあえず、「故意の誤診」あるいは「手抜き診療」があり、発見初期に充分な検査を行わずに治療に入った結果、診断をかかりつけ医が誤診のまま押し通そうとするので、治療中の充分な検査が故意に妨害された、ということは普通にゲロって貰ったわけで、なんだろう、いわゆる「生命と身体の侵害」ってやつ? と思う。まあまあ、訴訟を起こすとっかかりにするには、充分な自白材料ざます、みたいに思ったわけで。私に嫌みを言えば、その程度のお返しはしておくわけでー;。

 で、何故性急に腎内への紹介を求めないのか、という点。

1,血尿が止まったので、どうやって血尿の原因を調べるんですかね? 発見時に紹介されていたら、尿沈渣を調べれば腎性の出血だって証明できたのに、2ヶ月近く隠蔽したよね? 今からどうやって調べるの? 血尿が出てないのに? と思うから、というのが1点。ともかく、腎生検とか嫌なわけで、どうも腎硬化症の確定に腎生検は必要ないってところと、必要ってところがあってネット上の情報が良く分からないので-;。調べてみたいと思います。軽度の腎機能低下で腎生検なんて、潰れた糸球体とか腎動脈が採れてこなくて、確定つかなかったらどうしてくれんだよ、なんで血尿が出てる段階で早急に紹介をしなかったのか? 腎生検なんて、いったい何が信頼できるのか? ・・・・と病理医の本能が言っております。私は自分の本業を過大評価するタイプではないのでー;。

2,クレアチニンクリアランスの低下が3ヶ月以上持続すると、慢性腎不全(CKD)のクライテリアに入ってくるので。これを高血圧と絡めて、腎硬化症とするか、高血圧とは別に「慢性腎不全」とするのかは、臨床的にどうすべき問題? と思うわけですが、腎機能低下があると、血液検査の保険適応に入ってくるのよね。まあ、腎硬化症でもCKDでも、「腎臓の機能を調べる必要はある」という点では同じなわけですが。そちらから動かして満足するか? と自分で思案中である、ということが1点。ちょっと保険請求の教科書とか買って調べてみようと思う。というか、慢性腎不全で尿検査の適応がないのは、本当にこーせーろーどーしょーの方にも問題があるのでは??? と微妙に思うわけで-;。ともかく、これは血液検査の結果をみないとなんとも言えない。前回より悪くなってれば、3ヶ月に1回、って言えるけど、万が一良くなってたりしたら血尿もないし、強く言う材料がない-;。その場合は、半年に1回でもいいかなー、と正直思う。

3,ともかく、医療は検査の結果が全てなので。私は検査の結果が全て出そろってから結論を出したい。これからホルターとかやるんでー、というのが3番目。というか、それに加えて、もうちょっとミカルディスの効果と実績を積みたい、この患者には「ミカルディス60mgの投与がベストである」という実績をむしろ積んで、どこの病院にかかっても、それを基本として治療を組み立てて欲しい、という思いがあるわけです。そして、それで良いなら、処方箋が出ている以上、性急に腎機能を調べる必要はあるのかなあ?? とも思う。

 そして、問題は「心臓」だから。腎臓もまあ、ないと困るけど、万が一の時は透析がある。でも、心臓は止まっちゃったら、もう医者は用がないのでー;。ものすごく思うわけですけれども、ミカで心房性の期外収縮がわずかではあるが減った。(そして血圧も下がった。)そして、親は少なくとも見かけは元気になったし、私は「こんなに元気な親の姿を見たことあったろうか?」と思う。それで詳しく話を聞いてみると、「子供の頃から疲れると動悸や息切れがしていた。」と言われるわけ。そして、私の子供の頃からの記憶にある親は、どこか元気がない、というか「てきぱきしていない」という感じだったわけ。今は年相応に動きは遅いし、無理はできない。でも、なんだかすごく「てきぱきしてる」気がするわけ。だから、心房性の期外収縮は、子供の頃からあって、病的意義は乏しいかもしれない、と思う。でも、年を取って心血管系が衰えて、それで期外収縮の数も増えているし、心臓に対する負担も増えている気がするわけ。そうすると、患者はますます「だるさ(倦怠感)」を訴えるし、「何をするにもしんどい」と言うようになる。そして、ときどき目眩も起こしてる。そうすると患者のQOLはどうなる? と思う。

 そして、伯父さんの奥さんが心臓病で若くして亡くなってることも思い出す。もしかして、伯父さんの奥さんにもわざと心臓の悪い人を選んでた?  うちの父親にも、わざと心臓に難があるものを妻にするよう仕向けてた?? そうしたら、子供は生まれないかもしれない、生まれても弱い子が生まれてくるかもしれない、そして一家の主婦が心臓で突然死んだら、その家は崩壊するかもしれない。伯父さんが破滅したように、と思う。だから、「8」の字のつく上の方が、市民病院とかかりつけ医に我が家を囲わせて、いったい何を隠蔽したかったのか? 母親と私にさあ? と思う。もしかして真に隠蔽したかったのは心臓の方のこと?? と思うわけで。

 ともかく、患者のQOLを考える上で、腎機能の追跡も大事だけれども、変化する可能性のある治療方針を考える場合には、「心臓の保護」ということもしっかり評価していきたい、と個人的に思ってるので。病的といえるかどうかはともかくとして「強いだるさ」を訴える状態はQOLによろしくありません。かかりつけ医と腎内の往復だと、循環器的評価が甘くなるんじゃないの? しかも、自分の誤診的行為を威張って自慢してゲロするような、そういう見境のないところが心配なんだけど? まともなのは私だけ?? とそうなるわけで-;。ともかく、結論はしばらく出しません。

 でも、今日思ったことは、私自身、やると思ってた「証人尋問」ができなくなってけっこうつまらないなー、と正直思ってたんだなー、と思います。別のところで「尋問したい欲求」が勝ったらしいー;。