23年11月18日

 昔、「アリー・マイ・ラブ」というドラマがあって、主人公は弁護士のアリーという女性だったわけですが、何故か彼女には

ウガチャカ・ベイビー

という踊る赤ん坊の幻を見ることがあるわけで、まあ、妄想、かもしれませんが、それが彼女のチャーミングな性格の一部もなしていた、ということで。

 そして、今日母親が突然亡くなったわけです。10分前まで普通に話していたのに、突然倒れてこと切れた。救急車で病院に行ったら、

「胸部大動脈瘤破裂」

だとかで、そりゃまあ突然死ぬわ、みたいな感じであって。あたくしも医者なんで、動揺も狼狽もしているけれども、どうも「悲しみに溺れる」とかそういう風にはなりそうもありません。

 そして、世間には2つの流れがあって、

一つは「鍵!」ののたまう群

もう一つは「葬式も通夜もやらないで、最速で鍵をつける気だ!」とあたくしの考えにドン引きしている群

があるようです。故人は「寝たきりになって死にたくない。」と日頃から言っていたので、ある意味満足な最後かも、と思います。それに、母親の魂はあたくしが信頼しているあたりに伽をしていただけると言われる気がするので、ありがたいことです。

でも、「弔問」にかこつけて、「裸踊り」をしながら花笠をかぶって「鍵!」と言いながら踊ってるカエルの絵を送られてくる気がするのはなんで、このごに及んで??@@

と思う。あたくしも覚悟を決めねばなりません。何を、って「鍵」です。「鍵」がないと誰もまともに外に出られない状態なんでどうしようもないじゃん? とそういうことです-;。そして、この日記は、日頃私が何を感じているのかを母親に見てもらうものでもあったので、もう読んでもらえないことは、やはり悲しく、そして寂しく感じます。

 そして、「鍵を正しく取り扱って敵を絶望させろ!」と言われる気がするわけですが@@。オソロシイ世の中ですな。

 タクシーに乗っていても、自転車に乗った子供が飛び出してこようとするし、道路はやたらと混むし。オソロシイ状況です-;。病院でも、親が亡くなって

「準備ができたらお呼びしますね。」

と言われたきり、こちらから尋ねないと呼んでもらえなかったり。病理科があるって聞いてたけどないじゃん!!! と、これは親が生きていたら親もびっくりな話だったり-;。色々なことがありました。でもまあ上辺はみなさま、親切で丁寧でした-;。