昨日は埼玉県前玉神社、千勝神社、鷲宮神社、神明社、多気比売神社、宮内氷川神社、笠原久伊豆神社、鴻神社他を参拝して来ました。一番のメインは鷲宮神社であって。古社ですが何故か式内社ではありません。どうやら久喜や鴻巣の周辺はかつて武蔵国造笠原氏の勢力地であったようですが、笠原氏関連の神社は古社のはずですがあまり式内社に入っていないような印象を受けます。武蔵国造家といえば、氷川神社を奉祭した一族として有名ですが、まずは前玉比売とか多気比売とか、女神信仰がけっこうある印象を受けて。で、前玉比売とかは、どうみても賀茂系の玉依姫を変形させたものでは? と思われるのですが、名前を変えている意味はなんだろう? と思う。多気比売は「滝」に通じる言葉ですので水神かと思う。で、氷川神社といえば出雲系の神々を祀っているので、国造家は出雲系? と思えば、そう単純な話でもなくて、神明社の大宮売神は秦氏系の神と思われますし、建御雷神も本来は秦氏系の神と思われます。雷電神社がたまにあって賀茂系の別雷も祀られていますし、要は笠原氏は賀茂系の氏族の匂いはするわけですが、出雲と秦氏との混血組であるように思われるわけです。諏訪大社上社と似た印象を受けます。鷲宮神社は一応「出雲系」とはなっていますが、鷲は「麻を植える神」であること、境内内に玉依姫が祀られていること、後戸が淡島であって、これは本来少彦名命という常世系の神であることから、「賀茂系」と言う方が正しいように思う。というか、鷲宮は以前にも行ったことがあるわけですが、改めて参拝して、「後戸(真の祭神、というか裏の祭神)が淡島かい!」というのが今回の大きな発見でした。女神を祀る神社が多いのは縄文系の女神信仰に対する保護政策を伺わせ、この精神も上社と同じなのだけれども、鷲宮神社を見るにカモカモカモのお偉いさんたちにがっつりにらまれてもいたんだなあ、とそんな感じでした-;。笠原氏が有力な古代豪族であるにも関わらず、式内社が少ないのはそれが原因かもー、と思ってみたりしました。
そして昨日の埼玉はかなりの荒天であって。予定したところは全部回れませんでした。それでも頑張ったほうかと-;。
本日は姉を小谷医院へ連れていって。どうも、父親も私と同様肝機能の値がやや高くなっているらしくて。やっぱりコンニャクゼリーの甘味料?? と思ったり。最近食べ始めたものといえば他に思い当たることもないわけで。
で、昨日行くときに佐久のPAで休んで、少しウトウトしたら夢を見て。なんだかSAの駐車場に自転車がたくさん停めてあって、駐車した車が出せなくて。で、怒った姉がものすごい勢いで自転車をどかし始めたわけですが、出るのに必要のない自転車まで移動させたりして、しまいには怒られていて。たぶん、姉が余計なことをする、というお知らせの夢かなあ、と思います。通行券を捨てたのもたぶん姉ではないかと思う。(でも、始末書は自分の名前で書く羽目に・・・。そういうところが姉らしいわけですが-;。)どうもわざと車酔いしてゲロ吐いたりとか。私に迷惑をかけたくてやっているらしいです。だから、こちらがあれこれ対策を立てると文句ばっかりなわけで。やれやれ-;。