20年3月2日

昨夜は日記を書いている途中で眠くなって、少ししか書けませんでした。

昨日、お向かいのKH氏が奥様とうちにやってきて、「フェンスを買ったのでチェックして欲しい。」と言われました。他のフェンスと同じ形なので、間違えようはあんまりないのですが、一応見させて貰いました。本当は、工事をする時にチェックさせて貰わないと意味がないんじゃ? と思いましたが、それは言い忘れました。まあ、他のメーカーのフェンスだと規格が合わないので、工事の際に、取り替えたりはしないと思います。で、「誰に取り替えて貰うのかは、まだ頼んでいない。いつが都合いいですか?」と聞かれたので、「4月になるとちょっと忙しくなるけど、3月一杯ならいつでも大丈夫です。」とお答えしました。そうしたら、「来週は自分が出張なので、戻ってきたら職人を手配します。」みたいに言われました。で、「フェンスはお宅においておきますか? 工事までうちで預かりますか?」と言われたので、「そちらで保管して下さい。」とお願いしました。うちに品物だけ押しつけられて、いつまでたっても工事をやって貰えなくなっても困ります。だいたい、ここまでは普通の会話の流れだったと思います。で、去り際にKH氏からこんなことを言われました。「これから、またフェンスを車でかするかもしれない。自分がやらなくても、誰かがやるかもしれない。フェンスを取り替えるのは、その時、ということにして、それまでこれはうちで預かっておきましょうか?」と。「そちらがやったのではないことまで、そちらに責任取って頂くつもりはありませんので、今回は今回でフェンスを取り替えて下さい。」とお願いしておきました。だって、「誰かがかするかもしれない」って、持分は明確に分かれていますけど、現実としてはうちとKH宅しか使わない共同の私道です。かするのは、うちの人間かKH氏関連の人間しかいません。宅配便とかだって、どちらかの家に用のある車しか入ってこない。うちの車がかすったら、自分ちのフェンスなんだから、自分ちで何とかします。KH氏関連の人がかすったなら、直接でも間接でも、KH氏に連絡して何とかして貰うしかありません。だいたい、なんで、「いつ起こるかも分からない事故」に備えて、今回の事故の賠償品をKH氏宅に預けておかなきゃいけないのですかね。理由がないし、と思う。裁判でだって、「いつ起こるか分からないこと」での賠償請求は認められません。確実に起きたこと、あるいは、起きると予想されること、あるいは起きても起きなくても法律的に過去の対応に問題があること、は賠償が認められます。例を挙げれば、地盤調査の結果「家を建てるには地盤補強が必要だ」と言われた土地があったとする。でも、地盤補強しないまま、家を建てても、「不同沈下は起きないかもしれません」。でも、法律的には、「こういう地盤には、不同沈下の要因がある、として、こう対応しなさい」という定めがあるわけです。こういう場合、建設会社が、「不同沈下の要因」を無視して脆弱な地盤に家を建てたら、建築基準法違反で、債務不履行ってことになるんですよ。建築基準法違反だから、不法行為であり、財産権、生命、身体の侵害です、となるらしい。それはともかく、フェンス1枚や2枚のことで、お向かいといつまでも必要もなさげな「くされ縁」を作りたくはありませんので、KH氏のご提案はお断りさせて頂きました。断ったら、将来的には「俺の言うことを聞かなかった。」と言っていろいろ言ってくるのかなー、とか承知したらしたで、「そっちが今回はフェンスを交換しなくていいって言った。」って後で言い張るつもりなのかなー、とか、今までの私の人生は、そんなことばっかりだったよ、と思う。

親が、「急に親切になった」みたいなことを言っていましたが、どうも私が近隣住民を理由に、建設会社との契約解除を嫌がっているので、「懐柔しろ」って言われているのかも、と思う。そうはいっても、工事期間中に、工事関係者が隣の敷地を当たり前のように使用していたり、私達が帰るときに、私道の自分ちの側に車を停めて荷物の積み込みをしていたら、「邪魔だから停めるな」って言われて、私達が帰るときにわざわざ通行しようとされたことは忘れていません。荷物の積み下ろしなんて、ほんの10分程度のことなのに、積む荷物も置いてあって、それを見れば、これから積むって分かっているのにわざわざ通ろうとしたこととか、そういうことは謝ってもらってない。だから、今ちょっと急に親切にしているように見せかけていても、困っているのはお向かいだけでなくて、隣とか斜め向かいも同じように色々とやられてきています。ちょっとくらいで懐柔されるつもりはありません。ちょっとしたことで懐柔しようと決め込んでいるから、断ると「俺の言うことを聞かなかった。」って逆ギレもされてきてた気がします。

そして、うちのじいさんの父親、ということは私にとって祖父に当たる人は、両親が結婚する前に亡くなったので、私も母親もどういう人なのか知らないのです。でも、なんだか、晩年は祖母と叔母二人で終始見張ってた、ということを母親は何となく聞いていたらしいです。で、祖父は叔母達にあんまり大事にされていなくて、寝込んだときに「おこわを食べたい。」と言ったら、叔母達は普通のご飯を食べさせたらしい。祖父が「これはおこわじゃない。」と言ったけど、相手にしなかった、とかって聞いています。それはともかく、祖父はなんで、妻や娘達に「見張られていた」んだろう? と思う。台所でなんか、食べ物におかしなものを入れたりしてた? と急に気になるわけです。建築士の又従兄弟とか、どうも普通じゃない人達がいる家系としか思えません。

今日はそろそろ施工設計基準を書き始めました。どうも、不同沈下の要因がないことを確認していない地盤は、「不同沈下の要因がある可能性がある瑕疵ある地盤」である、と書け、と言われる気がするわけで。だいたい、そんな趣旨で書こうと思います。

で、お外組は割といつもの通りでした。春っぽく暖かい一日で、みんなつもより多めに昼寝をしていて、「春眠暁を覚えず」という感じでした。