今日は晴れて暖かかったので、外作業をしました。洗濯機の西側の水道管周囲の土を、一昨日の続きと併せて2杯できました。ちょっとした場所の違いで、土の中の石の量がかなり違ってむらが激しいです。後は、軽自動車が12ヶ月点検の時期になったので、近所のGSまで点検の予約を入れに行ってきました。
昨日は12月15日に立ち会った測量の成果(仮地図)が、出来上がってきて、現地も見て話もしたい、と西武土木事務所の宮尾氏より言われて、信州新町の田舎の方へ行ってきました。で、西側の国有地との境界もかなり地図を動かすことになって問題だけれども、北東のお墓周囲も地図の上だと、うちが里道(赤線)の方へかなりはみ出す感じになっていて、きちんと直すことにすると、道も修正しなければならないし、その北側の土地も・・・・となって、けっこう大変な作業になる、との話をされました。で、「年内には作業は完了しないかも知れない」みたいなことを正月早々から言われて-;。だいたい、国土調査の時に、杭も打たずに大きな修正が後で必要になるような線を、いったいどこの測量士が引いたのか? と思うわけですが、それは余り追求されたくないようで、宮尾氏に「謝罪します」とかって言われたので、とりあえず矛先は納めておきました。そして、色々と話を総合すると、田舎のそこそこ適当な山の土地なのだけれども、昔存在していた水道関連の土地がかなり国有地化していて、しかも、その水道関連の施設も40年くらい前に使われなくなっているので、結局「名ばかり国有地」がかなりあるのだけれども、それが機能がないため、市長村にも譲渡されずに放置されているので、事実上正式に管理する人もいずにほっとかれている状態らしいです。
で、私の想像ですが、その歴史は70年くらい前まで遡る気がするわけで。問題になっている古い水道用地は戦中か戦後すぐに買収(というか国がほぼ強制的に収容)という感じで国有地になっていて。山の上に、水源地を作る、ということで水源地まで行く道の用地と、そこから水道管を下ろしてくる道筋が国有地になったようなのです。で、そういう諸々の工事が戦後すぐにあって、水源地まで行く正式な道もなかったし、重機とかも全然ないような時代だったので、麓から細い道を開拓して、人力で資材を山の上まで運んで工事をした、とのことです。だから、資材などを運ぶのに広い道が必要だったらしくて、完成予定の道路よりも広い幅で土地が買収されてるわけ。で、工事が終わりました。おそらく70年くらい前に。で、国というか、当時の信州新町役場が、元々の地権者に何と説明したのか、あるいはしなかったのかも今では良く分からないわけですが、ともかく、水源地に行く道路は必要だけれども、「工事のために買収した土地」は用済みになりました。国がもう使わなくなった土地なんだから、元の地権者は、「また昔のように自分が土地を使って良い」と勝手に思ったのか、あるいはそういう旨の説明があったのか? と思うわけですが、今となってはみんなそんな風に使っているようにしか見えないし、長年の間に山が押してきて地形もちょっと変わってるので、「道路」があることは現地で見れば分かるわけですが、その北側にあるはずの国有地と民地との境界なんてさっぱり分からない状態なわけ。親が土地を買った50年前には、もうみんなそんな区別なく土地を使ってたって、親も言ってるわけですしー;。だから、土地の整理をきちんとやるとすると、水道用道路、その北の国有地、その北の民地と、境界を整理していかないといけなくなるわけですが、民地の地権者は今更「うちのお墓の半分が国有地ってどういうこと?」とかってなりそうな状況なので。とてもではないけれども、所有権界と筆界を一致させて整理するなんて至難の業、みたいに思えるわけです。でなきゃ地権者が死んで50年以上も経ってるので、土地はあっても「いらない」っていう子孫ばっかり、とかそんな感じになりそうなので。私の言うとおり、「筆」だけ整理して、所有権には触らないのが、一番で、その旨文書にでもしておくのが上等、と思うわけです。だいたい墓地なんて、面積が多少変であろうが無税なんじゃん? と思う。・・・・そもそもこういうことの整理を国土調査の際にやるのが「地積調査」なので。出鱈目なことをやっておいて、今更個人レベルに尻拭いさせるのは違う、地籍調査の際に勝手な線を引いた測量士は誰なのか、ってそういうことになるわけです。本来だったら、責任を追及するのが上等で、仕事を発注するなんてあり得ないでしょ、官民癒着してて結構ですこと、とかって内心、そういう台詞しか出てこないわけですー;。で、なんだかしまいには「山林は地積簿図と実際が違うことが多い」とかって宮尾・石田氏が言い出すわけで。「そうですね、そういうところは地籍調査をやってない所が多いですからね。」って言ってやれば良かったかも、と思う。別に所有権の境界だって妥協して動かしたっていいわけです。でも、フェンスを動かす、とかそういうことになれば、その費用を市にもってもらいたいと思う。それこそ「損害賠償」ということで。そして、なんだか当てこするみたいに「法務局が何ていうか聞いてみないと」みたいなことは言われなくなりました。法務局が何も言ってないことがあからさまになってしまったからです。その代わりに「本庁の上の方に相談したら、お客様のご意向に沿うように対応するよう言われた」みたいなことを宮尾氏からはいわれるようになりました。まあ、その点が前進といえば、いえるかと思います。
1杯目。洗濯機西側水道管周囲。1/2が石分。
2杯目。洗濯機西側水道管周囲。1/4程度が石分。