昨日は相模月読神社、与瀬神社・慈眼院、日連神社、甲斐牛倉神社、吾妻神社、犬嶋神社、諏訪犬嶋神社を参拝して来ました。山梨県の締めに神奈川の方にも少し行こう、と前から計画していたのですが、色々あって予定が狂い、半年ほど遅れての旅となりました。でも、あちこちで勉強することが多かったので、これで良かったと思います。そこまで行く理由の一つは、東京の高尾山は登るのにプチ登山、といった様子で、今足の状態があまり良くありませんし、無理だろう、ということで。せめて周辺を固めたい、という事が一つ。それから先に三峯とか武蔵御嶽神社を回って、関東の「狼信仰」はずいぶん見たわけで、静岡にも見附天神とかあるわけですが、下社に一番近い山梨であまり「狼信仰」って聞かないなあ? と思って。その痕跡を探すべく旅をしてみることにしました。
相模湖の中心的な神社は与瀬神社なのだと思います。お祭りの準備なのか、氏子さん達がお掃除をされていて。こちらは日本武尊が祭神で、隣の慈眼院は蔵王信仰の中心地であったそうで。蔵王? 参道が中央道とクロスしていることと何か関係が?? と思う-;。とにかく谷底に湖があって、すぐに山になっていて、人が平らに住めるところが少ないように思いました。そういうところに高速があり、国道や鉄道があり、なので何もかもぎゅっと固まっているように感じました。
牛倉神社は上野原町の中心的な神社な印象。夏休みの季節だからか、どこの神社も活発に使われているようで、こちらでは骨董市? あるいはバザーかフリーマーケットのような催し物をやっていて、境内内で歌を歌われたりしていました。でも「牛倉」という名前のとおり、かつては殺牛の祭祀があったのかなあ、とか個人的にはそう思いました。
あとは当地は「犬嶋」とつく神社が多くて。山間部で「犬」という場合は「狼」のことですし。「大目」とか「犬目」という地名もあって。多氏(あるいは大氏)の存在の名残と、彼らが信仰した狼信仰の名残ではないのかなあ、と思ったりしました。吾妻神社があって珍しく弟橘姫を祀っていましたし。弟橘姫という言葉は「乙橘姫」という言葉にも通じ、「乙」とは常世の「乙姫」に通じる名前でもあると思う。常世信仰ってゆったら下社じゃん? と思うわけですが、狼信仰、常世信仰といった多氏系の信仰がかなり形骸化されて痕跡的にされているように感じました。それにしても、旧甲州街道は県道で道も細めなのですが、ところどころで中央道のICに接続していて、その部分だけ立派な道になっていて、なんだか不思議な印象を受けました。中央道って国道20号線からすぐにアクセスできない感じ?? でした。
本日は外作業のみ。外作業は母親が土の埋め戻し、土の清掃、石片付け等、姉が土の清掃、石片付けなど、私は土の清掃でした。
テレビは昨夜は「夜会」の録画を見て。今日の昼は先週の「それスノ」の録画を見ました。