昨日は愛知星崎星宮社、成海神社、針名神社、天白宮、景行天皇社、藤森神明社、伊勝八幡宮、伊福神社、川原神社、日置神社、三輪神社、伊奴神社、星神社を参拝してきました。一番の目的は日本神話では公式(?)な星神である天津甕星(あまつみかぼし)あるいは天香香背男(あめのかがせお)に会いに行くこと、である。天津甕星(あまつみかぼし)は天照大御神に従わない鬼神とされる。で、須佐之男の神話と台湾の伝承とを比較すれば明らかだけれども、台湾の伝承にも織女を殺す巨人の話が出てくる。この巨人は母親を殺したり、悪さをして退治されたりしている。でも台湾の伝承では「神」とも言われていないし、「天から降りてきた」とか、そういう神話的な要素も乏しくて、あくまでも人々の中での「特殊な男」という位置づけである。で、西洋の悪魔も、元は「堕天使」と言われている通り、神に仕えていた天使が反逆したり、堕落したりして天界を追放された、とされている。だから、「現在進行形」としては西洋の悪魔も住んでいるのは「地獄」であっても、過去では「天から降りてきた」ものなのであり、須佐之男も天界から追放されていつの間にか「黄泉の国」に住んでいるわけだから、日本人がそのまま読むよりも、外国、特にキリスト教関係者が読んだら、キリスト教の「神と悪魔」という概念を、そのまま「日本の神話」という形で「天照大御神と須佐之男」の話に書き換えただけで、天照大御神=神、須佐之男=悪魔、と読んだら一発で分かるように、そもそも古事記はそのように「キリスト教」を非常に意識して書かれた話、と言われる気がするわけで@@。で、一神教を重要視していないので、そもそもイエスの教えは一神教ではないし、天照大御神こそが「イエスの神」であって、堕天である須佐之男こそが悪魔、と言っているわけで、「須佐之男とかその近縁の神」が先祖である、と言っている人達はイエスの考えに逆らう人達って分かるようになってる、と言われる気がするわけで@@。
ともかく、西洋的にはそうかもしれないけれども、東洋的には天香香背男(あめのかがせお)とは露骨に「共工」のことでしょ? と思う。良渚文化の時代にはすでに、「隠れた星神」とされていた神のような気がするわけで。だいたい、古代神話の神々は死んでも消えない、というか、彼らの「死ぬ」とは、むしろ「作り替える」といった意味の方が強いように思う。中国の盤古もメソポタミアのティアマトも、死後は世界に作り替えられたりするわけで、消えてしまうどころではない。須佐之男も天界にいたときには、まだ多少まともなところもあったかもしれないけれども、「追放(死)後」は鬼神であったり、祟り神であったりするわけで、生前とは「違うモノ」になってしまった、と考える方が正しい気がする。日本神話ではこの変化を「和魂」と「荒魂」といって、天気が好天と荒天が切り替わるみたいに切り替わるものと考えられているけれども、西洋では天使はいったん「堕天使」へと切り替わったら未来永劫悪魔に変化してしまうわけで、元のものとは「違うモノ」になってしまう、という考え方そのものは東洋も西洋も同じであるらしくて。須佐之男も天香香背男(あめのかがせお)も死んで「悪魔」に切り替わってしまったものたち、といえる。でも、天香香背男(あめのかがせお)は「天の神」であり続けていて、地上に墜落はしない。この星神の仲間とか子孫が流れ星とか彗星になって地上に降りてきたもの、と考えられているのが日本の「星神達」であると思うのだけれども、どのみち彼らも地上で石に変化してしまって、二度と天に帰ることはない。ということは悪魔に切り替わったまま、ということで、「地上に降りてきた星神の子孫」を自称する人達は自分たちは「悪魔の子孫である」と言ってるのも同じわけだ。ということで、そもそもの「共工」も先祖であるので会いに行く。あとは余裕があったら尾張氏関連の神社、特に式内社を巡る、ということで。
で、オカルト・・・。どうにも「幽霊とかと関わりたくない」というと、「そもそも怨霊で何が困るかというと、彼らは「うるさい」から困るので。特に騒がれもせずに夜も快眠できていないなら、霊障がないってことなんだから気にするな」とかって言われる気がするわけで。大雑把すぎるーー、と思う。で、名古屋行き。中央道を走って駒ヶ根SAで休む。下りでは、仮眠するとなんだか変な夢ばかり見る。他のところではそんなことないのに?? と思う。で、上り。・・・なんだか寝ようとするとバイクをふかしているような爆音が聞こえる@@。目を覚ますと静か、ってそれは越中境と同じ現象ーーー、と思う。兄さん達には「これで怨霊ってうるさいものだって分かったでしょ。」と言われる気がするわけで-;。駒ヶ根に何か怨霊とかいるの? と思ったら、「そこには宮簀媛がいるでしょ。」と言われる気がするわけで@@。それは尾張氏の関係者、と思う-;。姉もその辺りを走るときだけ眠くなる、と言っていて「シャーマンの家系の人だけあって、ちょっと神社巡りとかすると何か感じるようになるんだねー。」と兄さん達に言われる気がするわけで@@。あたくしはその辺りよりも長野・松本間のトンネル群がキツい-;。そこにもなんか仕込んでない?? と思うくらいであるー;。
あとはちょっとほっこりする話。二ノ宮君がTwitterを始めて、これがよくつぶやくわけで。名古屋でお昼を食べようとしていたら、手羽先についてあれこれツイートしていたので、思わずタイムリーと思ったのでした。。
テレビは昼は「ニノさん」の録画を見ました。