昨日の今日ですが赤城山に行ってきました。龍女の伝説がある、というざっくりとした情報で、
「それはうちの先祖の女媧娘娘に違いない」
と思ったから会いに行ったわけですが。どうやら赤城山にある大池は、昔は赤池と言ったらしい。参拝したら
「新羅から来た女神といっても、「阿具沼」って何のことか分かるでしょ?」
と言われる気がするわけで@@。「阿具沼」って「赤沼」のことですか。そうですか? と思う-;。
フランスでは蛇女神には2つの型があって
「見るな」の禁忌を持つものをメリジューヌ型
額に石榴石の宝石を持つ女神をヴィーヴル型と言うそうで。(「ふしぎな愛の物語」より)
「見るな」の禁忌を持つのは豊玉毘売ですが、名前の通り「赤い球」を豊玉毘売が持っているのなら、豊玉毘売はメリジューヌ型でもあり、ヴィーヴル型でもあって、この2つの型を持つ女神は本来「同じ一つのもの」であることが分かる。でも、それだと女媧娘娘に近い女神だと思うわけです。
メリジューヌ型+ヴィーヴル型に加えて、グリムの「ホレのおばさん(西王母的要素)」を加えたらだいたい
娑蘇夫人
になって、「原西王母」に近い女神になると思います。日本神話の天照大神は「皇祖神」を強調して西王母に寄せている感じがします。だからあまり「原西王母」的ではないのです。