22年7月22日

 本日は再び尾張名古屋行き。朝起きたときから「今日はお母ちゃんに『よく頑張ってるね』って誉めて貰うんだ。」って嬉しそうに言ってくる子がいるので、「誰かなー? お千代保さんの関係者かな?」と思うし、行かねば、と思う。で、一応「尾張名古屋関連」と銘うってはいるわけですが、川を中心に回るので、伊勢・桑名宗社、北桑名総社桑名神社、住吉神社、岐阜・千代保稲荷、荷席稲荷、尾張・善光寺東海別院、国府宮と参拝してきました。

 今回は前の日に「LOVE LOVE愛してる」の特番があったり、その影?で「ケンミンSHOW」に廉君がドラマのプロモーションに出ていたり、色々な人がテレビに出ていたのですが。で、北桑名総社桑名神社がなんだか見つからない。大きな通り沿いになくて、案内板もなくて、「持統天皇ゆかりの古社のはずなのに??」と思う。三重の詳しい地図を持っていなかったので、「もう諦めようかな-」と思いながら、「コンビニになら地図があるかも?」と立ち寄ってみたらなくて。でも、代わりに廉君が表紙の雑誌と、KinKi-Kidsが表紙の雑誌があって。KinKiの二人の顔を見たら、「このまま帰ったらこうるさいひいじいさんに何を言われることやら。」と思い出す-;。なので、細かい小路に入ってあちこち探して。そうしたら、ふっと鳥居が見つかって。無事に参拝することができました。

 桑名宗社は天津日子根を祀る神社で「鉦や太鼓を午前0時より春日神社から一斉に打ち鳴らして練り歩く」という石取祭という祭りをやる珍しい神社であって、昔は三崎大明神と言ったらしい。北桑名総社桑名神社は昔、三崎神明社といって、天照大神を祀っていたし、そこに武器庫と宝物庫があって、壬申の乱のおりには持統天皇が滞在した、という伝承があるらしい。普通、「鉦や太鼓を打ち鳴らす」祭りというのは、「生贄の叫び声をかき消すため」と古代エジプトあたりでは言うと思う。というか、深夜帯に大騒ぎする祭りなんて、シヴァ=天津日子根=アジスキタカヒコネ=須佐之男と言っているようなもので、刀なんかも奉納される神社であるらしい。私が思うに、桑名宗社と北桑名総社桑名神社は一対のもので、川の先端の岬に神々を祀り、天照大神を天津日子根に食わせて、なんらかの豊穣を得る目的のもの、と感じる。要はハイヌウェレであって、先住の縄文系の人々になにがしかのハイヌウェレ的思想があって、その上に立脚している弥生の祭りである。でも、求めているのはサトイモの豊穣ではないよね? サトイモもいっぱい見かけるけれども、と思う。では何を求めるのか? と問うと

 伊勢、美濃、尾張は鍛冶と武器に関する神社が多すぎる。そもそも熱田神宮の草薙剣は須佐之男が奇稲田姫を櫛(魂)にして手に入れたものなのだから、願っているのは「武器」の豊穣でしょ。多度大社には鍛冶の神が祀られているから「武器を作る鍛冶の豊穣」も兼ねている。しかも、津島の牛頭は疫神だから、「疫病の豊穣」も願ってるでしょう、境内には天照も稲荷神もいるし、と言われる気がするわけで@@。疫病とか武器を大量生産して川から世界中に流すのですかねえ? と思う@@。そうしたら

 そもそも本拠地であるどっかの山の中で「建御雷神と天照大神」を祀ってるでしょ。これが農業の神である「火雷神と天照大神」を祀っているのなら農耕祭祀といえるけど、軍神を祀るのは農耕祭祀ではないでしょ。軍神に天照大神を食わせて、「戦争の豊穣」を願うという呪法なんじゃないですか? と言われる気がするわけで@@。一番重要な祭祀が「戦争の豊穣」を願う祭祀で、川の河口では「疫病の豊穣」と「武器の豊穣」を願うのですかねえ? と思う。そうしたら「そうして他人を戦争で争わせておけば、互いに弱体化して、自分は高見の見物で安泰でいられる。疫病もしかり。戦争と疫病で世界を破壊して、しかも、戦争には武器、疫病には薬を売れば儲けも出るし、一石二鳥でしょ。しかも破壊された世界を再建するために土建屋が儲かるし。それが、カモカモのトップが本拠地と尾張・美濃・伊勢に仕込んでる呪法なんじゃないの?」と言われる気がするわけで@@。それがシヴァ=須佐之男の呪法であるらしい。・・・そういうことを考える頭をもっと良いことに使えば、と思うわけですが。

 ともかく、なんで北桑名総社桑名神社があんなに見付けにくく隠したあった感じなのですかね? 桑名宗社は簡単に見つかったのに? と思う。そうしたら、「北桑名総社桑名神社には「太一」が祀ってあるでしょ。それは北極星(あるいは北斗七星)のことで、中国では玉帝(天帝=一番偉い神様)の象徴です。日本では摩多羅神の象徴で、摩多羅=須佐之男とされているから、要は『天帝=摩多羅=須佐之男』として須佐之男を『一番偉い神様』にしてしまえ、という呪いの神が「太一」です。それを隠しておきたかったんじゃないの?」と言われる気がするわけで@@。津島も「日本国総社」って名乗ってるんだよねえ・・・、伊勢神宮に対して失礼だと思わないんだ? と思うわけですが、尾張名古屋というのは、須佐之男を天照大神よりも上にして、天照大神を須佐之男に食わせて、「戦争、疫病、武器の死の商人(ついでに酒や葉っぱの商人)」の豊穣を求める祭祀センターになってる気がするわけで-;。その神がシヴァ=須佐之男なわけだ。それを「悪魔」と呼ばずして何と呼ぶのかな? と思う。

 千代保稲荷は清和(多田)源氏の直系、荷席稲荷は宇多源氏である近江佐々木氏の子孫の早川氏が創設した神社、ということで。川の中州にあるし、代々の領主たちが、いかに真面目に治水に取り組んできたのか、という証拠でもある。特に荷席さんでは大喜びされた気がするので、朝から話しかけてきた子は荷席さんなんじゃないかなー、と思う。いずれか近江佐々木氏の重要な人物が荷席さんかな? と思ったら「佐々木道誉といいます。」と言われた気がするわけで@@。それは足利尊氏の盟友であるので、ひいじいさんの知り合いでは? と思う。皇姓氏族だから天照大神を直接「お母ちゃん」と呼ぶのね、と思う。

 で、国府宮では「尾張大国霊」を祀っていて。「尾張国全体の霊」というような意味であって、日本の神サマは人格を持った人間のような人格神が多いわけですが、尾張にはこういう観念的な神サマがけっこういて。「だいたい尾張国というのは、「尾張氏の国」という意味なのだから、「尾張氏のトップの霊を祀る神社」という意味でしょ。自分自身の霊をちゃんと家に持ち帰ってね。」と言われた気がしたので、ありがたく貰ってくる。尾張は親切なところは親切だけれども、そうじゃないところはなんかアジスキタカヒコネとか、そんな感じの匂いがプンプンします。ということで、尾張に行ったのに、結局主に回ったのは三重と岐阜という、そういう一日だったのでした。太一かー。田舎では妙見は良く見るけど、太一はお初な気がします。