22年3月7日

 本日は寒くて、外出する用事があったため、外作業はお休みしました。市役所から「一筆地測量って知ってるかい?」という内容の文書が来たので、「つまんないことを解読させるような書類を送ってくるなら、解読にかかった時間を時給として請求するよ。」という趣旨の回答をしておきましたー;。・・・荻原君をウラジミールと比べたら、やってることが小物すぎて、いろんな意味でプーチン氏に失礼すぎ、という気がするわけですが、長年権力の座にいたプーチン氏と違って、つい最近就任したばっかりのくせに、やってることが図々しすぎる、とは思ってしまいますー;。まあ、根本的な意味では、やってることは「同じ」なわけですが-;。

 というわけで、「指輪物語」の話。「深く意味なんて考えないで、楽しく物語として読めばいいのではないの。」と私が言うのには理由があって、あれは先の大戦の最中とか直後とか、はっきりとは覚えていませんが、そのくらい古くに書かれた物語なわけです。主人公の非力なホビットのフロド君は、ひょんなことから「魔王の持つ魔王の指輪」を手に入れてしまいますが、それは一般庶民が取り扱うと、人格が破壊されて廃人になってしまうような危険物でもあるし、簡単に壊すこともできません。だから、フロド君には、それを「壊せるところに持って行く」という役目が負わされるし、彼はそうするしかありません。目的の場所を「滅びの山」といいます。日本語にするとそうなるわけですが、「終わりの山」とかって訳してもいいんじゃないの? と最近思う-;。でまあ、そこについたときに、フロド君がどうなるのか、どうするのかは、ネタばらしになるから書きません。だけど、こう仮定しましょう。旅の途中で、実はフロド君にはものすごい才能があって、魔王以上に「魔王の指輪」を扱うのに相応しいのが、実はフロド君であった、ということがあったとします。そうすると、それは「指輪物語」を離れて、「別の物語」になるし、その「別の物語」はすでに書かれているわけです。だから、「指輪」全体は過去の物語だし、楽しめば良い、新しい「別の物語」はすでにあるのだから、ということになります。

 で、指輪物語は世界中にマニアと呼ばれるコアなファンが大勢いるわけで、その中に少女漫画家の中山星香氏という人がいるわけです。「指輪物語」に類似したエルフとか魔法が出てくる物語を描くのが得意です。で、「妖精国の騎士」というのを過去に親にも読んでもらったことがあるわけですが。主人公のローゼリィーは、「光の剣」という、これまた「指輪物語」の「魔王の指輪」並に、一般庶民が取り扱うと発狂したり、廃人になったりする危険な品物の所持者なわけです。彼女は決心します。「光の剣」の所持者は自分で最後にして、自分は剣を取り扱える人物になるし、今後は剣を他の人には渡さず、未来永劫自分が持ち続ける、と。なぜなら、彼女は「時の海」を越える魔法を身につけたので、死なないからです。というわけで、「危険物を捨てて壊す」のではなく、「未来永劫手に入れ続ける」という新しい物語が始まります。・・・八咫烏の部下を育てる魔法学校に入学する能力があるなら、八咫烏そのものにしてしまえ、ヒロインを、って画策した者がいたらしい。もう「指輪物語」の作られた時代ではないので、そうやって画策した者も生まれて活動してたわけだ-;。

 そして、「妖精国の騎士」の連載が始まって、更に追加で「八雲立つ」が出るわけです。親は、主人公のくらき君が、父親と血がつながっていないことを気にしていましたが、もうちょっと先を読めば、くらき君の本当の父親も「一族の中の者」だということが描いてあるわけです。お母さんも一族の者だから、結局父親が誰であっても、くらき君が「一族の中で最大のシャーマン」であることは変わらないわけです。だから、くらき君には「二人の父親」がいるわけで、一人は、心正しく二人の子どもを育て、一族の掟も運命と受け止めて淡々と生きて死んでいく育ての父親で、こちらは「正しい父親」となります。もう一人は「生みの父親」であって、こちらは人の奥さんを寝取ったり、一族の掟に従わなかったりで、人の道にも、一族の道にも従わない「悪い父親」なわけです。くらき君と七地君の物語は1巻以降も続くわけですが、彼らの行動のあちこちに、この「正しい父親」と「悪い父親」の対立の構図が絡んでくるわけです。そして二人は、その間で翻弄される。でも、くらき君は、怨霊を鎮める能力のあるシャーマンでもあるので、自らの役割を果たしながら、二人の父親の間で、自分自身がどうあるべきかを悩みながら前に進んでいくわけです。同じ名字なのに、「二人の対立する父親」がいるわけですな。

 で、ウクライナ戦争(もう「戦争」と呼ぶべき段階かと、個人的には思う)。今日もずっとニュースを見ていました。これに関しては、私もあちこちの要人とチャネリングしてお話してるんだよ? って、あれ? 「あれこれ聞いている気がする」くらいにしといた方が良い? と思うわけですが。けっこう、ちょいちょい友人や知り合いが増えております。ニュースで、ポーランドに難民の人達の慰問に行っているドイツのピアニストの方を見ました。お名前が「ダビデ」であった。あれ? ユダヤ系の方? なんで、ニュースに登場されるの? と思う。しかし、もっと前に、ロシアが攻め込んだ直後に、避難してきた男の子が、インタビューで「パパは英雄と共に戦うためにウクライナに残った」と言っていることが心に残っていて。「英雄」とはゼレンスキー大統領のことである。何故、彼を英雄と呼ぶのです? と思う。彼は、国民を苦しめる外敵から国と人々を守るために戦っている。そのような人をウクライナの人々は「英雄」と呼ぶのです。現在も、そして過去も。過去にも恐ろしい敵と、そのように戦って印欧語族の先祖を守ろうとした「英雄」がいました。過去の偉大な英雄と同じように、人々を守ろうとするゼレンスキー大統領を、過去の英雄になぞらえて、人々は「英雄」と呼ぶのだと思います。・・・「元」がついても「芸能人」という肩書きを見ただけで、どういう英雄になぞらえているのか、という点について、最近「ゲイ神話」を取り扱っているあたくしは、内心非常に青くなって正直ドン引きしてたわけですが、それはそれ、これはこれで、現実の世界でも平和がなによりも大切である、という気持ちに偽りはありません。

 で、今日あたり発覚したことですが、ロシアは戦車とかに「Z」というマークをつけているらしい。その真の意味は「極秘事項」であるらしい。一方、ゼレンスキー大統領の頭文字も「Z」です。同じ「Z」なのに、「八雲立つ」のように「正しいZ」と「悪いZ」がいるわけです。そして、極秘も何も「Z」ってアルファベットの一番最後の文字ですよねえ? そんなこと誰でも知ってるはず。すなわち、「終わり」という意味だし、「正しい終わり」と「悪い終わり」の戦争ってそういう意味? と思う。そして、更に気が滅入る。そして、そこに「ダビデ」がどのように関わるのか? と気になる。

 で、イスラエルのベネット首相が、戦争の仲介に乗り出しており、首相は「成功の可能性が低くてもイスラエルはロシアとウクライナの仲介を継続すると表明した」とのことである。・・・どうも、今日知り合いになった人とは、「ダビデ王家の子孫のうち、誰を後継者に任命したのか忘れてないよね?」と「言われる」「気がする」わけで@@。・・・それは、どんなに困難であっても、「正しい終わり」と「悪い終わり」の仲介をダビデ王がやるべき、そのためにこそ、あなたはそこに潜り込んだってこと? あれ? どっちもわがままの極みだから、無理なんじゃね? と思うというか、そんなことよりも現実の戦争のことを何とかすべき、と思ったわけですが。

 非常に小悪的でも、市長に道理を叩き込むのがあたくしの使命なので、継続する意思はあるわけですが。ひいじいさんからは「後で必ずやって良かった、と思うときが来るからやるように」、と言われる気がするので、やれることはやります。でも、戦争も紛争も、一日も早く終わりますように、失われる人の命が一つでも少なくなりますように、とそれは心から願っているのです。

22年3月6日

 本日は雪が降ったため、外作業はほとんどお休みでした。母親が土の埋め戻しをしたのみでした。

 お裁縫は、ジャケットはカフスの作成、新たなケープコートは端の始末、セーターはつくろい、コースターをチクチクと。

 テレビは、昨夜は「SHOWチャンネル」他、今日の昼は伊野尾ちゃんのドラマの録画を見ました。民俗学というのは、色んな意味で、慣れていて安心できるネタです。「牛の頭」って言われたら、すぐに「モロク」って出てくるような私だから-;。

22年3月5日_その2

 あとは、最近親が「指輪物語」を読んでいるらしい。で、「何を意味するのか」と言われてちょっと困る。それは、今のロシアとウクライナが「何を意味するのか」と聞かれても困る、というのと同じことで、自分で目の当たりにして気がつけないことをどうやって教えろと?? とちょっとそんな気がするわけで-;。サウロンのことを単純に「魔王」とか「悪魔」と言うならそれでも良いわけですが、ともかく、「自分では表には出てこないで、部下になんでもやらせる」とは言っておいた。で、部下はいくらでも作れるから、いくらいなくなっても、サウロンの権力というか魔力が続く限りは問題ない。部下の頂点はかつて人間だった「幽鬼の王」である。まあ、神話的には「死んで冥界の王」になった者、というかそんな感じである。生きていて、学生だった時があれば見苦しく主席になることばっかり考えていたかどうかは知らない-;。

 で、味方の筆頭のガンダルフ。賢く、優れた年降りた魔法使いであって、主人公のホビットから見れば、年齢がいくつであるのかも検討がつかない。北欧神話を知っていれば、「杖を持った賢い老人」というのは主神のオーディン、巨人のユミルを退治したオーディン、の姿が投影されていることは知っている人には分かる。たぶん、「巨人(河伯)を倒していて」、おそらく6000年くらい生きているのがガンダルフなんだと思う。というか、ここまで書いて、誰のことなのか分からなければ、実際にその人にあっても、誰のことなのか分からないと思う-;。

 で、頼もしい守護者であるアラゴルン。かつて存在した大国の王の末裔で、この王国は北と南に分裂して、北の方は滅びてしまった。なので、アラゴルンは亡国の王子である。国は無くなっても、王としての義務は忘れず、かつての領地を見回ったり、警備をしたりしている。というか「北と南」に分裂してしまって、北の方の関係者が、世界史の上からは行方不明なのは、「どこの国のこと」なのか、やっぱりかなりあからさまだと思うので、これも「長州と武藤と小峠の出雲大社詣で」とか見てても何のことなのか分からなきゃ、わかんないままですよ、ってそんな感じである-;。キリスト教圏の人なら「北と南」って言っただけで一発で分かるネタな気がするわけですが-;。

 ということで、サウロンとその一党が「何を意味するか」というよりも、ざっくりと彼らの性質、乱暴狼藉を平気で働くし、汚いし、汚い物が好きだし、絶えず世界を見張っているし、権力を常に欲している、という性質を理解して貰えれば、それが「指輪」の意義なんじゃないのか、と思うわけですが。そうすれば、今のロシアが何であって、ウクライナが何であるのかが分かるかも、とそれだけのことである。

 例えば、太古からの「お約束」として、「神を再生させるには生贄が必要」とされる。あらゆる神話にそういう意味が書かれている。「指輪物語」でも、勝利に至るまでに多くの人々の血が流され、命が失われる。再生されるのが「世界」であるならば、救いようがあるけれども、「神」を再生させるために他の人が死なねばならぬ理由なんてあるの、そもそも自分で自分の始末もつけられない者を神と呼ぶ価値などあるの?、と思う。「指輪物語」には、トム・ボンバディルといって、強い魔力を持っているけれども、自分の領域から出ることを望まず、生贄も求めず、自らの魔力が自然に朽ちていくままで、それで良い、と思っている者も登場する。太古の「神」とは、そのようなものであって良いのではないのか、と思うわけですが。

 でも、そう思うと、「映画版の指輪物語で、トム・ボンバディルが登場しないのは何故ですか。それは、そのようであってはならない、という強いメッセージなんじゃないの?」と言われる気がするわけで-;。だから、自分のやるべき事をやり続けるしかないわけです。穴掘りと、お裁縫その他である。現実とはこのようなもので、人の真剣な真心も何もかもが、恐ろしいものであり、なにげない「やるべき事」をやり続けるために、どれだけ多くの犠牲が払われているのか、それを理解することが「指輪物語」の真の意味でもあると思う。アラゴルンとその仲間達は、ホビット庄を含めて、平和を守るために、密かにホビット達の警護を続け、時に命を賭けて犠牲を払い、その事をホビット達にいちいち告げないし、恩を着せることもない。誰も私達にいちいち告げたりしないし、恩を着せたりもしない。でも、色々なものを見て、誰が密かに私達の警護を続け、今この瞬間に命を賭けて犠牲を払っているのか理解できねば、私達は「ホビット庄の中しか知らないホビット」だし、「井戸の中しか知らない蛙」だって、それが「指輪物語」の意味だってことです。読んで、こうしなきゃいけない、とかああしろとかどうしろ、とかそういうころではない。ただ、理解せねばならない、とそういうことです。雄々しい雄牛の子らに栄光あれ、神よ彼らを救い給え、と一番言いたいのはこの私なのです。

22年3月5日

 本日は外作業でした。母親は土の埋め戻し、土の清掃、石片付け等、姉は石片付け、土の清掃など、私は土の清掃、土掘りでした。

 お裁縫は、ジャケットは袖口の始末、新たなケープコートは裁断中、セーターはつくろい、コースターをチクチク。父親用のジャケットがもうすぐできあがることと、長袖が今一得意ではないので、練習用にお安い生地を買って、何枚か作ってみることにしました。父親用のシャツも縫う予定。シャツに丁度良い生地が手に入って良かったです。

 テレビは、昨夜は「少年倶楽部」の録画とMステ、今日の昼は「少年倶楽部」の録画の続きを見ました。「A studio+」の録画も少し見ました。久しぶりに生放送で潤ちゃんが見れて嬉しかったです。スターなのに、フットワークが軽いのねー、と思いました。

 あれこれあって、中東に友人が一人できた気がします。サラーフッディーンが憧れの人だと言っていたような<(_ _)>。

22年3月4日

 本日は買い物等に出かけて、空き家バンクの件で市役所に寄って、返った後は外作業をしました。母親は土の埋め戻し、石片付け等、姉は石片付け、土の清掃など、土の清掃でした。

 お裁縫は、ジャケットは袖の星止め、新たなケープコートは裁断中です。セーターはつくろい。家用、作業用のズボンが破れてしまったので、そのつくろいも最優先でやっています。

 テレビは、昨夜は「VS魂」の録画、昼は昨夜の「夜会」の録画を見ました。