本日は父親を市民病院へ連れて行く日だったことと、午後雨が降ったので、私は外作業はお休みしました。母親は土の埋め戻し、姉は土の清掃をしました。それから、今年お初の小雀の姿を見かけました。
だいたい、「富の王家」を象徴する物品を全て買って欲しい、と言われる気がするので、言われるままにせっせと買って、最低限必要なものが家に届いたのが、先週の金曜日(14日)だったわけです。で、堅君ショックがあって、その後、夜ずっと嵐のDVDを見ていたら、「今蚩尤のことは、「妖精国の騎士」という漫画のディオルト・エンゲリックのようなものだと思うように」と言われる気がするわけで@@。で、この漫画は各方面の好意で最初の5巻だけが古い家に置いてあったわけです。(でも全部で54巻もある・・・。)だから、次に古い家に行ったときには、それを持ってくるように、と言われる気がするわけで。16日の日曜日に小雨模様だったので、古い家に行って持ってきたわけです。他に持って来たのは、卒業アルバムの元になった写真が治められているアルバムと、私が一番最初に手持ちの織機で織った小さな織物である。織り姫の一番最初の作品・・・というか、作品というほどのものでもないけれども、小さな織物である。掃除してたら、たまたま見つかったので。後は「そろそろキリスト教関連の書物も持ってくるように」と言われる気がするので、1冊持って来て。
で、後は「物語論」である。今蚩尤の方からは「「魔法使いの弟子」と「ウサギ番」が同起原の物語で、東アジアとの中間点にある中央アジアの伝承で「ケサル」という名前であるのなら、子音から見て、それは西欧ではなんという名になると思うのか?」と言われるわけで。・・・それは、「キャメロットのアーサー?」と思う。というか、アーサー王伝説とケサル大王伝が「同起原」と言われれば、それは全くその通りと思う。アーサー王伝説はケルトのク・フーリン伝説と類似していて、どちらも様々な戦いの末に、主人公は唐突に非業の死を遂げる。ケサル大王もある日突然地獄に落ちてしまう。・・・「だいたい、人から指摘されないと、自力でケサル イコール アーサーってたどり着けないところがニブいんだよ。」と言われる気がするわけで@@。一言多い、と思う-;。
「物語論」からは、「妖精国の騎士」について、「光の騎士ローゼリィー、太陽の騎士アーサー」ってあるでしょ。物語というのは、現実のものを投影させるときには、男女の性別を入れ替えたり、役割や立場を入れ替えたりすることはよく使われる手法です。現実ありのままを書くと、ノンフィクションになってしまって、権力者とかに都合の悪いことを書くと弾圧される恐れがある。男女の性別を入れ替えたら、「現実に存在する人のこととは違う物語です。フィクションです。」って言い訳できるでしょ、と業平さんに言われる気がするわけで。だから、「太陽の騎士ローゼリィー、光の騎士アーサー」って入れ替えたら、誰のことなのか分かるでしょ、と言われる気がするわけで-;。・・・いっそのこと、ナイツ・テイルのアーサイトって言えば? と思う。(アーサイトは光ちゃんの役の人-;)
だけど、ク・フーリンとかアーサー王っていったら、ペルシャのロスタムと同じ起原の人ですよねえ? ロスタムは「b」の子音から始まる名前だから、アーサーとかケサルという名前からはかけ離れていませんか? と思う。そうしたら、「その人は元々2つの名前を持ってるんですよ。でも、「2つの名前を持っている一人の人物」として名前が残っているのはケルトのク・フーリンだけです。クがアーサーやケサルに相当し、フーリンがロスタムに相当します。印欧語族の伝承では、だいたいどちらか一つの名前しか残していないのです。」と言われる気がするわけで@@。そして、その人の中国での名前は「盤古」だから、そこでも後半の名前だけが残っています。だけど、「盤古の右目は月、左目は太陽」と言われるから、盤古は月でもあり太陽でもあるのです。印欧語族では「ク」を「月」、「フーリン」を「太陽」に割り振ってることが多い。だから、ケサル、アーサー、ヒッタイトの月神カシュクは同じ系統の名前、盤古、ヘーリオス、ハウルは「太陽」ということで別れているのです。と言われる気がするわけで@@。だから、「太陽の騎士アーサーと月の騎士ローラント」は本来、一つの同じものなんですよ。と言われる気がするわけです@@。
そして、印欧語族とその周辺では、「双子」の片方が死ぬ、という話も多い。ギリシャのカストールとポルックス、ローマのレムスとロームルス、カフカスのエクセルテグとエクセル、メソポタミアではエンキドゥとギルガメシュ。一部例外の名前もありますが、「月」に相当する名前の持主が死に、「太陽」に相当する方が生きることが多い。これはおそらく、「月の満ち欠け」と関係しているのだと思います。だから、双子として表される場合は、「死なないB音(太陽)」と「死ぬA(K)音(月)」に別れる。アーサーとローラント、アーサイトとパラモンのように、と言われる気がするわけで@@。・・・だけど、ナイツ・テイルではアーサイトもパラモンも死なないんじゃないの? と思う。そうしたら、2重の意味で、その必要性は解消できます。一つは、印欧語族が望むように、アーサイトとパラモンをもとの形、一体のもの、すなわち「月神」ではなく「日月神」の形に戻せば「太陽は死なない」ので、死ぬ必要性はなくなります。もう一つは、「太陽と月が夫婦である」というのは、中国南部の非印欧語族である母系文化の神話であるので、そこでは月神が死ぬ、という伝承はない。逆に太陽女神を二人の夫(二つの月神)が支える、となるわけだから。月神を印欧語族の伝承から切り離して、「我は印欧語族の神ではない」と述べれば死ぬ必要性はない。
印欧語族の方は「家督」とやらを移して、富の王家をこちらに買い取らせたら、まず速攻で月読と火明を任命させることで、「月が死ぬ」という呪いを外してしまった。大名王家の方は最初から「自分達は印欧語族ではない」と宣言してる。大名王家の月神は、新月の期間の間、あるいは太陽が隠れている間隠れているに過ぎないので、死んでいるわけではない。しかも、「二人の月」が「一つの太陽」を支える、という形式はより上位の神話に沿ってる、ということで、体制を整えられる時が来たら、速攻で実行してる業平さんの手腕に、敵も味方もドン引きしてる状態らしいです。ともかく、有能な業平さんは、「女を口説くのに必要なのは「余計な一言」ではなくて「気の利いた一言」だ」と言う気がします。・・・・業平さんは業平さんで「気の利いた一言」が多すぎるお方のような気がするわけですが・・・-;。