今日は、古い家の公図の「更生」の現地見聞のために、田舎の方に行く。朝、9時半に市役所支所の土木担当?の人と現地集合する約束になっていたので、6時半に出発して、車の中でご飯を食べる。で、支所の人達が来る前に、持っていった20mのメジャーで、一番変だと思う道路に面した間口の長さを測ってみる。だいたい、20mちょいあって、1/500の地図だと4cmくらいになるはずなのだけれども、公図だと5cmくらいになっていて、どうも図面で1cm、実測で5mくらい余計にはみ出してることを確認する。元々余りうるさいことを言う性格ではないし、隣人同士の土地境界のもめ事は今現在はなくて、現地での境界は割とはっきりしてるので。公図上で、実際の現況と比べて1~2mm(実測で50cm~1m)ずれているくらいで異議申し立てする気はないわけです。都会の真ん中であれば、そういう細かい差も大問題であろうけれども、田舎の山裾の土地の値段なんてたかも知れてますし-;。でも、実測で約5mのずれは大きいですよ、税金にも影響するし?? と思う。
というわけで、支所の担当のM氏と、I氏が到着してから、「ともかく、まず最初に間口を図って下さい、公図と違うことが分かるから。」とお願いする。で、
「メジャーを忘れました。」 → 「私が持って来たのをお使い下さい。」
「公図で14.5mとあって、丁度敷地の広さと一致します」 → 「・・・巻き尺は10.45mになってます。もう4m向こうへ延ばして下さい。」
というやりとりがあって、思わず「10.45mを14.5mと間違えたんですか?」と突っ込んでしまったわけですがー;。ともかく、公図を「変更」して貰いたい、というのではなくて、「更生」して貰いたい、というのがこちらの主張だし、「それも当然な現況である」ということはお役人様にも分かって頂けたわけで。「こういうことは例がないので、本庁にやり方を問い合わせて手続きを進めていきたいと思います。」と言って頂けました。さあねえ、測量したときに担当の人がたまたま測量機を忘れきてきたのですかねえ? 今回もたまたまメジャーを忘れてたみたいに?? と、ここでは書くけど、現実には「よろしくお願いします」って大人しく言うのが私であって-;。地図の更生の話なので、隣人との立会いとか必要な手続きの手配は市役所の方で、お願いします、とお願いしてきました。隣人との境界争いで、境界が変わったという話ではなくて、こちらは50年も同じ境界でやってきたものが、何故か公図上で変えられた、ということなわけですから-;。
で、後は雑談であって、「公図と現況図を重ねて書いて、『こう違う』って図で示して貰うと分かりやすいですね。」というようなことをM氏に言われて、「間取り図を描くバイトをしてたことがありますので。」って答えて。自分でも「そうなのかなあ?」とは思うのですが、不動産関連のチラシを作る印刷会社で5年も働いて、来る日も来る日も間取り図とか敷地図とか地図をスキャンして、トレースして、という仕事を繰り返していたので、下絵と別の図を重ね合わせるとか、そういうことは、Illustratorの作業で慣れていて板に付いているので。自分でも気が付かないけれども、そういうことを繰り返している内に、間取り図と敷地図を見て、その位置関係とか敷地の形とか、自然に理解できるようになってたのかなあ?? と思う。都会は再建築不可の囲繞地に建った建物とか、けっこう面白い形の敷地に建った面白い物件があったりするので。不動産物権に関する図面だけは大量に見てきてるのです。不動産屋とか、法務局の人でもないのに、敷地図とか間取り図を大量に見た経験のある人って少ないのかなあ? と思う。で、地図の変な所は、「家が登記されていない部分があって、親が生きている内に、書類上でちゃんと整理しておこうと思って、法務局に出す図面を描いている内に気がつきました。」と言ったら「そうですか。」と言われる割には、なんだか変な顔されてる気がするわけで。「??」と思ったのですが、後から考えたら、表題登記に出す図面を自分で描く素人なんて、そもそもそういうのがあんまりいない、ということに気が付いて-;。しかも、Illustratorを使って描く人なんて皆無なんだろうなー、特に田舎ではねー、と思う。イラレはCADみたいな使い方もできるけれども、特に建築や土木の専門家は絶対に図を描くのに使ったりするソフトではないので。何らかの資格を持っている人は使うソフトではないです。印刷業は工学系の資格がなくてもやれる仕事なので。むしろ、イラレは「チラシ産業」の「唯一無二のソフト」なのである。たまたま作ってたのが「不動産」の「チラシ」であっただけで、主役は「チラシ」の方なのですよね-;。(だからもちろんたまには不動産以外のチラシも作ってたわけですが。)
で、ともかく対応は時間がかかるけれども?、やって貰えることになったので一安心であって。帰りのくるまの中で、親が「あのMさんは、K校を出ていて、英語がペラペラで、役場で英語を話す必要がある時にはいつも出てくる人で~。」と噂話を始めて。なんで、そんなこと知ってるの@@。今日は、英語のえの字も出なかったじゃん、と思ったわけですが。どうも、田舎の人間関係とは、ちょっといい学校を出た人のことは町中が知っているらしい-;。私もきっと田舎では、「超有名人」なんだろうなあ、とか思うわけですが-;。
そして、一応対応の約束は取りつけたので、以後は対応しないことで、何かこちらに不利益が生じれば不法行為責任を追及できることになるのかなあ? 相手が行政であっても、不利益について「予測可能性」があった、ということで?? とか、そういうことをどうしても考えてしまうわけで。何か、訴訟の「後遺症」みたいな思考があちこちで出て来る気がします。
で、その後は法務局に寄って。定番のお手紙を出して。家に帰って、休んで、陳述書についての意見書に何を書くのか項目で書き出したり、雨樋の写真を撮ったりして。
で、なんだか、裁判官は私の日記中の訴訟指揮に関する記事に引っかかるものがあるらしい気がするわけで。なんというか、名誉毀損とか侮辱罪の辺りで、「訴えの変更を民訴法に則って行いたかったのに、裁判官がキーキー言うので出来なかった」っていうようなことをどっかで書いたのが気になるらしい-;。そんな、細かいことを気にしなくても、本当に異議申立をしたいと思えば、正式にするし、抗告でもなんでもこちらからするので。ここに事実関係だけ書いて、それで終わらせてるのなら、それ以上公に追求する気はない、という意思表示との解釈で宜しいかと。要は刑事における親告罪みたいなもので、当事者に申し立てる気がなければそれで問題ない、とそういうことです。それとも問題にして、実際に「キーキー言った」かどうかを争いますかね?(笑) この間はずいぶんと穏やかそうでしたよね、と思うわけですが(苦笑)。別にいいじゃないですか、本件訴訟の中身が、そもそも私の日記の中身と同じくらい変なのだから。10.45mと14.5mを「うっかり」間違えたくらいのことを一々気にしてたら、世の中渡っていけないですよ。私の身の回りはこんなことばかりだから、心臓とか神経が強くなるのです、とそう思うわけですー;。
昼は「ブンブブーン」を見て、夜には「FNS歌謡祭」を見る。7番目の兄さんには、なんとなく頭を下げられたような気がします。大野君の表情には、もはや表舞台に出る時間が限られていることへの覚悟とか万感の思いがあるように感じる。そして私は今週はけっこう引き続き忙しいのです。熱中症にならないように気をつけたいと思います。