本日は朝から外作業をしました。途中から曇ってきて、けっこう寒くて、午後は少し雨が降っていました。
そして、相変わらず、鼻に「のどぬ~る」をつけています。4番目の子は「終わり良ければ全て良し」と言われる気がします。蛇の兄さんもお手紙を読んで喜んでくれたようです。
7番目の兄さんには、「結局、あなたは現行の内科の診療体制そのものに信頼を置いていないよね?」と言われる気がするわけで。内科の医者は「風邪には抗生物質が効かないから医者に来るな」とかって言うわけですよ。耳鼻科はそんなこと言わなくて、一部の耳鼻科の医者は、患部へのルゴール液の塗布を行います。でも、耳鼻科の医者ですら、風邪に対するルゴール液の塗布は「補助療法」としているし、塗布は週に1~2回だと考えていると思います。抗生物質は細菌に2次感染した場合に効果があると思うので、私は効用そのものを完全には否定しません。でもですよ? 昔ながらの耳鼻科のやり方で、風邪に対して抗生物質とルゴール液の塗布を行った場合、抗生物質が効果なかったら、「効果がある」のはルゴール液の塗布ってことになるんじゃないの? 消去法でさあ?? と思うわけで。「効果がある」方が「補助療法」で、「効果が薄い抗生剤の投与」が「主療法」って本末転倒だよね? それは薬価の上での値段による区分であって、実際での診療の場ではいくら単価が安かろうが、「効果がある」方がメインでないといけないと思うのです。「抗生物質が効かないから来るな」って、内科の医者は、薬価の高い抗生物質を取り扱う仕事以外はしたくないのですかねえ、そういうこと公言してはばかる気持ちすら欠片もないところが、厚労省と製薬会社とずぶずぶさ加減がうかがえて素敵(はーと)、と思うわけで。別に、自分が業界と決別したから、という理由だけでなく、私は最初から業界のこういう体質は好きではありません。自分が製薬会社と癒着してるって公言してはばからない輩なんか、信頼するわけないじゃん? まともな思考回路が欠落してるから、医者としてもまともかどうか分からんじゃん、と思う。
で、COVID-19に関してよろしくない点は、風邪と同様で、初期症状の患者さんに「病院に来るな」と言うわけです。内科的発想です。別にそれでもいいよ? 風邪と同じように考えて、風邪と同じように扱うのならね? としか言えない。その場合は、院内感染とかでいちいちガタガタ言うべきではない。普通の風邪と同程度での院内予防で充分でしょ、と思う。
でも、現実は「一部の患者が重症化するから」という理由で、指定感染症扱いです。指定感染症だから、発見されたら、隔離とか入院という話になるし、院内感染したら病院閉鎖とかになりかねない。つまり、「普通の風邪と同程度での院内予防」では「充分ではない」わけです。つまり、「普通の風邪」とは「別の病気」と考えなければならない。風邪ではないのだとすれば、初期症状で「風邪みたいな症状が出る」としても、最初からきちんと区別して風邪とは異なる治療、風邪とは異なる経過観察をして、重症化しないようにしなければいけないわけです。でも、現状では、風邪と区別がつかないから、「自宅待機」で様子を見るように、とか、意味不明のことを言っているわけで。風邪とは違う病気だから、早い段階で区別して専用の治療を開始しないといけないのです。でなきゃ、「指定感染症」の意味がないじゃん。だから、「初期症状で病院に来るな」というのは、「風邪だと思って言ってる」のか「風邪とは違う病気だと思って言ってるのか」、まず自分の頭の中を整理して言ってくれませんか? としか思えない。「風邪とは違う病気だけど、病院に来るな」って言うとだねえ、普通の患者さんは「風邪」といえば、病院でルゴール液の塗布を受けられるのに、「コロナ」だと「来るな」って言われて塗布を受けられない、これこそが、抗生物質が効果ないウイスル性の「風邪」に対して、唯一の「主療法」なのに???? となる。「指定感染症」の指定が患者さんを普通の「風邪」にかかったよりも不利な状況に追いやってるのです。悪いのなんか、厚労省と専門家なんとかと内科医に決まってるでしょうが? そんな人達の意味不明さにいちいち付き合う必要はありますか? と思う。
よって、肺炎さえ起こしていなければ、「扁桃腺炎」の治療に対して、感染ウイルスを特定するような「確定診断」は必要ない。必要ない物は不要だから、肺炎の有無だけ確認して、CTとかPCRとか言いませんでした。「指定感染症」かどうかを区別するのは、厚生労働省とか保健所の方に意味があることなんで。やりたければ、そちらが責任もっておやりになればよろしいのであって、こちらはちゃんと保健所にも連絡して、どこでも、正直にありのままを話して、病院にかかってる。保健所と、呼吸器内科の医者が「COVID-19ではない」と判断したことに逆らうつもりなどありません。そういうことには興味が薄くて、「扁桃腺炎」かどうかが分かれば良いだけだから。他人の仕事に必要以上に干渉しようとは思いません。我が家の家の中のことにも、必要以上に意味不明に干渉しないで下さい、と、そういうことです。必要なことは、むしろこちらからお願いすると思います。でも、現行、一般的には「COVID-19」は「風邪とは同じ物でない」という扱いなんだから、特に注意して、初期段階での治療法を確立しないといけないと思います。それこそが重症化と医療崩壊を防ぐ道なのではないでしょうか。大阪で専門病院を設置したのとか、良い対策だと思います。