20年4月4日

今日も穴掘りをしました。お天気も良くて作業日和でした。

昼は「少年倶楽部」、夜は「驚キュレーション」の録画と「嵐にしやがれ」を見ました。

朝ご飯を食べているときに、昔の「嵐にしやがれ」の録画を見ていたら、そのまま寝てしまって、夢を見ました。自分がトイレに布団を敷いて寝ているという夢。

で、ネットニュースを見ていたら、気になる記事がありました。なんだかそこには、「クラスター対策班で見つかった感染経路を掘り下げると、感染者との濃厚接触者からは二次感染が出ていないことがわかった。一人の感染者が何人に感染を広げるかを指す指標「R0(基本再生産係数、アールノート)」ではR0=0となる。(https://news.infoseek.co.jp/article/20200402jcast20202383587/)」とあったわけです。R0=0なら、感染者が出ないのに、何言ってんだ? と思う。しかも、この「濃厚接触者」の意味するところも不明です。「発症者」がこれに含まれるのか含まれないのか、不顕性感染者はどうなのか、それもはっきり書かれていない。でも、これがあるので、「「多くの人は誰にも感染させないが、一部に1人が多くの人に感染させていると考えないと流行が起きている理由を説明できない」ため、感染源(リンク)の追えない症例からつながった患者のうち5人以上の集団を「クラスター」と定義し、「早期発見・早期対応」を目指した。」とあるので、発症者のみをPCR検査して、その濃厚感染者をしらみつぶしに調べる、という現在の日本の保健所のやり方に、この「R0=0」説が使われているわけです。それで、この説について調べてみました。

厚生労働省対策推進本部クラスター対策班が纏めた「COVID-19への対策の概念(2020年3月29日暫定版)」によると、19ページの「流行初期の最大の謎」の項に、「「患者との濃厚接触者から誰も感染が出ていない」ように見える現象があり、日本だけでなく他の国でも同じ現象が見られていた。ではなぜ流行しているのか??」とあるのです。渡しは統計という物は、話半分くらいにしか信用しない人なので、その「濃厚接触者」とは、本当に「感染しなかった人」なのか、不顕性感染者ではなかったのか? とまず、そこを疑います。

そうしたら、7番目の兄さんに「消火器症状」について、調べてみるように、と言われて。改めて調べてみました。厚生労働省のHPには「新型コロナウイルス感染症は下痢がみられることがあり、糞便から検出されることがあります。(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00009.html)」とあります。厚生労働省が策定した2020年3月17日版「新型コロナウィルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第1版」には、「下痢や嘔吐などの消化器症状の頻度は多くの報告で10%未満である」とある。ということは、感染者は、鼻腔、口腔、肛門からCOVID-19を排菌する可能性があります。

一方、一般社団法人 日本環境感染学会が発行している「医療機関における新型コロナウィルス感染症への対応ガイド 第2版」によると、PCR検査の検体は「下気道由来検体」が望ましいけれども、「上気道由来検体」でも可とされています。「新型コロナウィルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第1版」にも、検体は1に「喀痰、気管吸引液」、2に「鼻咽頭ぬぐい液」とされています。

そして、7番目の兄さんからは「豚コロナ」について調べてみるように、コロナウィルスの常在菌化について、どう思うのか次のお手紙に書いて欲しい、と言われる気がするわけです@@。というわけで、豚コロナについて、ちょこっと調べた限りでは、消化器感染症を引き起こす物に、非常に弱毒性でほとんど発症がないけれども、豚さん達はいつの間にか抗体を持っている、というものがある、とあって。要するに、非常に弱毒性であっても、感染力は高くて、常在菌化して蔓延化するコロナウィルスもある、少なくとも豚さんには、ということになるわけです。

COVID-19は不顕性感染者でも排菌することはもう分かってる。問題は、消化器症状がなくても糞便に排菌される人がどれくらいいるのか、鼻腔から排菌されなくなっても糞便からは排出が続く人がどれくらいいるのかを、統計的にちゃんと調べているのか、ということなのだと思います。患者の中には、いったんウィルスが陰性になっても、再び陽性になる人がいますけれども、そういう人は自分の糞便から出たウィスルに自家感染を繰り返しているのではないのですか? 感染経路が追えない人は、公衆トイレの使用あるいは、公衆トイレを使用した人からの間接的な接触感染で感染している可能性はないのですか? ということになります。

公衆トイレを使用した人からの間接的な接触感染で感染が起きるとなると、「濃厚接触者」でなくても感染が起きることになります。互いに会ったことのない人同士でも感染は起き得る。そして、発症者、不顕性感染者、治癒者、未感染者を明確に区別するためには、

上気道のPCR検査
糞便のPCR検査
抗体検査

の3つを組み合わせないといけないことになります。いずれも陰性であれば未感染者、抗体のみ陽性なら治癒者、いずれかのPCR検査陽性and/or抗体陽性が発症者あるいは不顕性感染者となります。発症者と不顕性感染者は症状があるかないかで区別します。要するに、現行の

発症者の気道のみのPCR検査 と
濃厚接触者の追跡

だけでは、「封じ込め」なんて、無理でしょう、とそういうことです。厚生労働省は、糞便中に排菌されることを把握していながら、何故「排菌が確実に止まったといえない限り、その人は感染源となり得る」「会ったことのない見知らぬ人にも接触感染させ得る」と言わないのですか? マスゴミに言わせないのですか? となります。飲食店でクラスターの発生が多いのは、「食べるものを食べたら、出す物を出す人も多くなるから」じゃないのか、と言えと、7番目の兄さんに言われる気がします@@。

ということは、日本やアジアで、感染が比較的よく抑制されているのは、洋式トイレの普及と関連が有るのではないのか、ということになります。日本では普及はしているけれども、接触恐怖症の人が多くて、便座を使用前後に除菌するサービスが割と行き届いていると思います。でも、トイレ系の接触感染を防ぐ、ということであれば手洗いの徹底でもいいよね? と思う。

そして、無症状者であっても、一過性であっても、COVID-19が常在菌化したように作用し、気道から排菌しなくても、糞便中に排菌している可能性があることを、もっと、誰もが考えてみるべきであると思います。これが「一過性」でなかったら、もっと大きな問題じゃん? と思う。