ちと頭痛がするわけですが

あまり作業が進まない、と思っていたわりには、いままでの貯金のおかげかいろいろとアップすることができました。
とある所で、魚眼レンズで撮った写真かしら? と思うものを見かけたのですが。魚の王様の目? とか思うわけで。
まあ、それはおいておいて、巴蜀文字とトンパ文字(東巴文字)というのはよく似ているわけですが、両者の一番大きな違いは、
トーテムとしている動物が違う
ということなのだと思うに至ったわけです。東巴文字も余裕があれがもっと勉強してみたいわけですが、でも彼らのトーテムは

だと思うのです。微妙に北斗七星なんかも信仰しているようですし、そういうところに本来的な神話の書き換えが認められます。でも織り姫伝承を持っていたり、ある意味

が重要だったりするところは古い信仰の名残も残しているようです。でも、彼らの信仰では蛙が地震を起こす神サマなのですよねーー;。魚もあまり重要視していなくて、豚なんかを重要視しているようですから、信仰世界的には、かつての
長江文明よりは黄河文明に近い
のかもとか思います。一方の巴蜀文化の方は、私が
銅鐸の中に見たもの
と近いです。お魚もそれなりに重要なトーテムです。そして思うわけですが、だいたい
東巴文字(トンパ文字)
というわけですから、納西族からみれば東方に当たる、巴蜀の文字を使用しているから、東巴文字って言っているのではないか、と。要するに、文字は借用していても文化の全てまで受け継いではいないかもしれないわけで。そこを気をつけつつ、みていかないといけないのかな、と思うわけです。
でもまずはザバジオスっぽい「手」の方です。これって「ハンサ」の文化にも通じるものなのでしょうねえ、きっと。

花粉症のせいか

頭がぼーっとしています。寒いのはいやですけれども、春になって暖かくなったらなったでタイヘンですーー;。
ということで、少しずつ前に進めれば良いなあ、という感じです。しかし、ローマ神話とか、
こちらが欲しい情報に限って日本語の情報が乏しい
という事実にちょっとうんざりでもあります。英語が読めない人の翻訳作業はまだしばらく続きそうです。

資料採集他

相変わらず、「資料採集」に励んでおります。ブラウザを酷使しすぎてダウンさせてしまうこともしばしば(泣)。
今日は良いお天気でしたので、その他に花の種なんかも少々蒔いてみました。種々の事情がありますので、まあ、ちょっとやそっと虐められても枯れないような丈夫な花たち限定という感じで。芽が出るのが楽しみです。

資料採集日和

思い切って、資料採集に専念してみた一日でした。
渭水あたりで迷子になっていたら、
炎帝神農って「農業」の神サマなんだから、長江文明に行かなきゃ
と思いついて、長江文明を漁りまくってみました。要するに、稲作中心の長江文明を興した人たちはチベット系の人たちで、でその子孫の一部は山東省あたりに住んでいて、姜斉という国を作っていて、その隣に燕という国があって、そのあたりが扶余族の勃興と関わり合っていると、どうやらそういう流れなのかと。
要するにチベット高原に起源のある神様だから、
豚の群れの中を探しても、本当のお父さんもお母さんもいないんだ??
ということで、千と千尋のラストの意味がやっと分かった気がするわけです。なるほど全くある意味、「そのとおり」なわけです。

続きを読む

資料整理の日

ここ2,3日は甲骨文字のフォントをダウンロードしたり、資料漁りに走っていたわけで、ようやく必要な資料の収集のメドがたちましたので、せっせと整理整頓しております。その合間にちょこちょこと執筆もしています。
なにせ、甲骨文字をダウンロードしたことで、東アジア世界にまで遂に足を踏み入れたわけですが、おかげで
東アジアのことも調べなければならなくなった
ので、渭水あたりで道に迷っております。全然知らないところという点では、古代中国も古代エジプトも同じなわけで、漢字がちょっと読めるくらいでは攻略するのが大変そうです。なんというか
渭水って誰かの胃液とかじゃないよね?(涙)
とかそういう感じなわけです。
見てわかったことなのですが、甲骨文字というのは、確かに漢字の原型であって、現在の文字にどうやって発展したのか、素人が見ても分かるものもあるわけです。でも、当たり前といえば当たり前ですが
原型となった甲骨文字をそのまま今の漢字に当てはめようとすると、昔と今で意味が違っているので、
同じ字を字合わせしよう、
みたいな感じで読もうとすると、つまずくかな、と。今の漢字にそのまま直せるからといって、直しても意味がどうなの?みたいになることに気が付いたわけです。そうすると、昔の人が使っていた意味の文章に直そうとすると、また違う漢字を使うようになるから、
ややこしいかな
とそういう感じなわけ。それに、一つの甲骨文字から複数の漢字が発生している場合にも、どの字の意味で使っているのかを考えなければならないわけで。例えば、wikipediaの賈湖契刻文字を今の漢字に直すのは簡単なのですよ。
目小殳日
となるわけです。王道的に、というか誰でも見た漢字のままに書くと。でも、どういう意味かというと、また一工夫が必要なわけです。私はこういう感じで訳してみたわけです。
天は地上の悪魔を見ている。
でも、きっと「悪魔」と言われた方の人から見ると
天地人
としても訳せるのではないかと思うわけです。言葉というのは奥が深いものなのだと悟ったわけです。

続きを読む