夜は夜で「NEWS ZERO」を見る。で、見る前から4番目の子が降臨していろいろと言ってくれるわけで。でもって、某KMセンセイからは、ともかく「送られてきた文書をよく読み込むように」と言われる気がするわけで。で、よく読んでみたわけですが、「基礎工事等に瑕疵はなく監理に問題はない」と書いてある。この場合「等」が問題になりますが、基礎工事の過程に瑕疵がなかった、としても、その後生じた瑕疵に対して何の対応もしなくて良い、ということにはならないし、だいたい建築工事は基礎工事だけではないので、基礎工事以外のところで監理を行わなくて良いわけでもないので。でも、そういうところは敢えて触れずに、設計士の又従兄弟は逃げているわけです。でも、基礎以外の場所に瑕疵があって、工務店が補修していないことは事実であって、もはや補修が済んだものには請求書や工事の過程の記録が存在し、補修していないものはゴロゴロと見えているので。今現在瑕疵が存在していない、とは彼は言えない。そして、契約解除は拒否していますので、今現在の工事の監理を行っていることも否定していない。それだけのことなので、その主張を自分の都合の良いように使っていかなければいけない、と言われる気がするわけで。
しかも、瑕疵については、部分的ではあっても土建屋の又従兄弟が確認していて、「訴えられたら、この写真を証拠として提出すればいい」と発言しているわけです。しかも「こんな酷いやり方はない」と散々言っているわけで、それが彼が仕事を引き継ぐ動機ともなっています。このように、物事とは連続した流れがあるもので、そのような流れがあることが自然だし、それがあるということの証明のために録音してるわけです。だから、彼の言動、特に地盤の瑕疵に関する言動に関しては積極的に援用していくべきであって、「気軽に言ったことを自分だったら援用されたくない」という意味不明の理由で援用しないことの方が問題あるのです。お母さんが「こんな瑕疵は酷い」と述べても、裁判所や世間は、自分の家くらいしか建てたことのない素人のおばあさんの発言、としか解釈しません。しかし、それが、1億円もの造成工事を請け負う会社の社長の発言となると、当然地盤の工事に関して蓄積された経験やノウハウがあるはずで、気軽に述べたとしてもそれらを元にした発言ですから、「専門家の発言」として裁判所や世間が耳を傾けざるをえない重みがあるのです。しかも、それが彼が仕事を引き受ける動機になっているわけですから、彼が「酷い瑕疵がある」と発言したことは、設計士が「瑕疵がない」と述べたことに充分対抗できる証言となります。土建屋の又従兄弟は現場に来ているし、瑕疵の最大の問題点を写真で見て状況を把握もしている、その上での発言です。一方設計士の又従兄弟は一度も現場に来たことがなく、瑕疵についての調査もしたことがないし、見たことも無い上での発言ですから、出るところへ出れば、どちらの発言に「信憑性がある」と判断されるのかは一目瞭然であって。だからこそ、設計士の又従兄弟は「出るところに出るぞ」と言えないわけです。下手したら、工務店の「所有権あるある詐欺」の責任までかぶせられかねないわけですし。まあ、だから、そこを踏まえてあまりピリピリせずに、請求に結論も求めずにやっていきましょう。どうせ長丁場なんだから、と言われる気がするわけで。それで、ちょっとリラックスできたのでした。