本日の日誌

昨日は疲れたのか,今朝は起きれなくて寝坊してしまって。ネットニュースを見ていたら、千曲川の「浸水推定段彩図」を国土地理院が公開していたので、ダウンロードして見てみる。昨日母親が「豊野の駅の方まで浸水してるかも」と言っていたけれども、本当にそのあたりまで浸水していてびっくりする。だいたい、浅川という千曲川の支流と、千曲川との合流地点のやや上流で決壊していて。浅川というのは、氾濫するので地元では有名な川なわけですが、今回はそちらは溢れずに、本流の方が決壊してしまって。でも、浅川周辺の方が土地が低いらしくて、決壊して流れ込んだ水が浅川周辺で深く浸水しているので、結局大変なのは浅川周辺? と思う。新幹線の基地は浅川のほとりにあるので、水浸しになって。元々水がつくところだから、土地が空いていたから新幹線の基地を作ったんだね? と思う。水の流入は今日は止まったようで、排水もだいぶ進んだようで、まだまだ先は長いけれども、とりあえず良かったな、と思ったのでした。水が流れ込むのが止まらないと、排水してもイタチごっこだし;。

で、今日も法律の勉強をしながら、作文をして。だいたい、建築訴訟なんだし、どこかに「建築基準法違反」があって然るべき、ということで色々と漁る。で、結局、法20条→法36条の3→令38条3項→1347号1項4一→令93条→1113号第1項3,第2項(3)→小規模建築物基礎設計指針→H13.9.17付国交省考え方、と進まないと、「自沈と有害な沈下の検討」までたどり着かないということを発見して。こんなややこしいことにしてあることこそが、国交省の陰謀だろうーーー、と思ったわけですが。要は、「許容応力度を計算する際に、自沈に関して考慮し検討するように」って、そこまでほじらないと国家的な文章で出てこない。そんなこた、令38条のトップに書くべき、と思うわけで。

で、お外組は、昨日は水くみに終始して。坑道の中に崩れたところがあったので、始末して。で、今日も水の始末とか中心で。大雨が降ると、地下水位が上昇するので、坑道の中はちょっと大変になるわけで。

で、後は、親が「昔の天皇は隠し子もいっぱいいて。」というようなことをちらっと言っていて、あれ? と思って。で、嵯峨天皇とか、子供が50人もいたし、親王宣下されてない子供もいるし、とか言うわけで??? 何というか、昔は一夫多妻(場合によっては多夫多妻)であるので、男の人の側に「隠し子」とする必要性がないわけですよ。あちこちの家に、自分の子供がいるのは当たり前のことだから。今と違って、「本妻の目から隠す」とかそういう必要はない。全ての奥さんが本妻だから。そして、子供は元々母方の家で育てるものなわけだし。余談だけれども、「隠し子」の必要性は、むしろ女性の方にあったわけで。本命以外の男の人と子供を作って、子供のことを本命の彼氏に隠しておきたい場合には、こっそり産んで、実の父親に引き取らせた、とかそういうことはあったわけで。昔の物語を読むと、「父親が引き取ったけれども、わけがあって母親が誰なのかは明かせない」とか、そういう子供のことはけっこう出てきたりするわけで。そういう場合は、母親が身分の高い女性であるので、身分の低い男の子供を産むことがはばかられる、とかそういうことはあった。でも、その逆は隠すようなことではない。嵯峨天皇の場合、親王宣下のない子供達は「源氏」の姓を貰って、臣籍降下してるわけだから、「親王宣下がない」=「認知されない」ではないので。源氏性だから、父親の子供として認められない、とかそんなことはないわけです。ただ、天皇になる権利がない、とかそんな感じなわけで。「源氏物語」の主人公だって、臣下となったって父親には可愛がられているわけだし、兄の朱雀帝も、弟の兵部卿宮とも兄弟として仲良くしてる。これは物語の中だけの話ではなくて、嵯峨源氏は、以後の歴史の中において、朝廷の中で要職を得て活躍し、代々の天皇からは「父方の親戚」として大切にも頼りにもされているので、身分が違うというだけで、親子とか兄弟とか親戚でない、なんて誰も思っていないわけで。しかも、「天皇の血筋」は「大事にされて然るべき」とみんな思ってるから、隠したりしないでしょ、それぞれに大事にするでしょ、と思う。身分が低い母親から生まれた子供を臣籍降下させるのは、経済的な事情が大きくて、正式な皇族が増えると財政を圧迫するからであって。降下した子供達は、母親の実家に経済力があればそちらで面倒を見て貰えるし、それは昔はむしろ「一般的」なことだから、おかしなことではない。母親の実家に経済力がない場合には,光源氏のように、経済力のある臣下と結婚させて、結婚相手の親に面倒を見て貰おう、ということだし、あとは朝廷に出仕して、生活費は自分で稼いで貰おう、とかそんな感じであるから、父親が面倒を見るのを放棄したとか、そういうことでもないわけで。出仕すれば、親のコネで出世できることは受け合いであるわけだし。だから、古代の天皇の「隠し子」なんてナンセンスなわけです。

本日の日誌

昨日は疲れたのか,今朝は起きれなくて寝坊してしまって。ネットニュースを見ていたら、千曲川の「浸水推定段彩図」を国土地理院が公開していたので、ダウンロードして見てみる。昨日母親が「豊野の駅の方まで浸水してるかも」と言っていたけれども、本当にそのあたりまで浸水していてびっくりする。だいたい、浅川という千曲川の支流と、千曲川との合流地点のやや上流で決壊していて。浅川というのは、氾濫するので地元では有名な川なわけですが、今回はそちらは溢れずに、本流の方が決壊してしまって。でも、浅川周辺の方が土地が低いらしくて、決壊して流れ込んだ水が浅川周辺で深く浸水しているので、結局大変なのは浅川周辺? と思う。新幹線の基地は浅川のほとりにあるので、水浸しになって。元々水がつくところだから、土地が空いていたから新幹線の基地を作ったんだね? と思う。水の流入は今日は止まったようで、排水もだいぶ進んだようで、まだまだ先は長いけれども、とりあえず良かったな、と思ったのでした。水が流れ込むのが止まらないと、排水してもイタチごっこだし;。

で、今日も法律の勉強をしながら、作文をして。だいたい、建築訴訟なんだし、どこかに「建築基準法違反」があって然るべき、ということで色々と漁る。で、結局、法20条→法36条の3→令38条3項→1347号1項4一→令93条→1113号第1項3,第2項(3)→小規模建築物基礎設計指針→H13.9.17付国交省考え方、と進まないと、「自沈と有害な沈下の検討」までたどり着かないということを発見して。こんなややこしいことにしてあることこそが、国交省の陰謀だろうーーー、と思ったわけですが。要は、「許容応力度を計算する際に、自沈に関して考慮し検討するように」って、そこまでほじらないと国家的な文章で出てこない。そんなこた、令38条のトップに書くべき、と思うわけで。

で、お外組は、昨日は水くみに終始して。坑道の中に崩れたところがあったので、始末して。で、今日も水の始末とか中心で。大雨が降ると、地下水位が上昇するので、坑道の中はちょっと大変になるわけで。

で、後は、親が「昔の天皇は隠し子もいっぱいいて。」というようなことをちらっと言っていて、あれ? と思って。で、嵯峨天皇とか、子供が50人もいたし、親王宣下されてない子供もいるし、とか言うわけで??? 何というか、昔は一夫多妻(場合によっては多夫多妻)であるので、男の人の側に「隠し子」とする必要性がないわけですよ。あちこちの家に、自分の子供がいるのは当たり前のことだから。今と違って、「本妻の目から隠す」とかそういう必要はない。全ての奥さんが本妻だから。そして、子供は元々母方の家で育てるものなわけだし。余談だけれども、「隠し子」の必要性は、むしろ女性の方にあったわけで。本命以外の男の人と子供を作って、子供のことを本命の彼氏に隠しておきたい場合には、こっそり産んで、実の父親に引き取らせた、とかそういうことはあったわけで。昔の物語を読むと、「父親が引き取ったけれども、わけがあって母親が誰なのかは明かせない」とか、そういう子供のことはけっこう出てきたりするわけで。そういう場合は、母親が身分の高い女性であるので、身分の低い男の子供を産むことがはばかられる、とかそういうことはあった。でも、その逆は隠すようなことではない。嵯峨天皇の場合、親王宣下のない子供達は「源氏」の姓を貰って、臣籍降下してるわけだから、「親王宣下がない」=「認知されない」ではないので。源氏性だから、父親の子供として認められない、とかそんなことはないわけです。ただ、天皇になる権利がない、とかそんな感じなわけで。「源氏物語」の主人公だって、臣下となったって父親には可愛がられているわけだし、兄の朱雀帝も、弟の兵部卿宮とも兄弟として仲良くしてる。これは物語の中だけの話ではなくて、嵯峨源氏は、以後の歴史の中において、朝廷の中で要職を得て活躍し、代々の天皇からは「父方の親戚」として大切にも頼りにもされているので、身分が違うというだけで、親子とか兄弟とか親戚でない、なんて誰も思っていないわけで。しかも、「天皇の血筋」は「大事にされて然るべき」とみんな思ってるから、隠したりしないでしょ、それぞれに大事にするでしょ、と思う。身分が低い母親から生まれた子供を臣籍降下させるのは、経済的な事情が大きくて、正式な皇族が増えると財政を圧迫するからであって。降下した子供達は、母親の実家に経済力があればそちらで面倒を見て貰えるし、それは昔はむしろ「一般的」なことだから、おかしなことではない。母親の実家に経済力がない場合には,光源氏のように、経済力のある臣下と結婚させて、結婚相手の親に面倒を見て貰おう、ということだし、あとは朝廷に出仕して、生活費は自分で稼いで貰おう、とかそんな感じであるから、父親が面倒を見るのを放棄したのか、というとそういうことでもないわけで。出仕すれば、親のコネで出世できることは受け合いであるわけだし。だから、古代の天皇の「隠し子」なんてナンセンスなわけです。

本日の日誌

昨日は疲れたのか,今朝は起きれなくて寝坊してしまって。ネットニュースを見ていたら、千曲川の「浸水推定段彩図」を国土地理院が公開していたので、ダウンロードして見てみる。昨日母親が「豊野の駅の方まで浸水してるかも」と言っていたけれども、本当にそのあたりまで浸水していてびっくりする。だいたい、浅川という千曲川の支流と、千曲川との合流地点のやや上流で決壊していて。浅川というのは、氾濫するので地元では有名な川なわけですが、今回はそちらは溢れずに、本流の方が決壊してしまって。でも、浅川周辺の方が土地が低いらしくて、決壊して流れ込んだ水が浅川周辺で深く浸水しているので、結局大変なのは浅川周辺? と思う。新幹線の基地は浅川のほとりにあるので、水浸しになって。元々水がつくところだから、土地が空いていたから新幹線の基地を作ったんだね? と思う。水の流入は今日は止まったようで、排水もだいぶ進んだようで、まだまだ先は長いけれども、とりあえず良かったな、と思ったのでした。水が流れ込むのが止まらないと、排水してもイタチごっこだし;。

で、今日も法律の勉強をしながら、作文をして。だいたい、建築訴訟なんだし、どこかに「建築基準法違反」があって然るべき、ということで色々と漁る。で、結局、法20条→法36条の3→令38条3項→1347号1項4一→令93条→1113号第1項3,第2項(3)→小規模建築物基礎設計指針→H13.9.17付国交省考え方、と進まないと、「自沈と有害な沈下の検討」までたどり着かないということを発見して。こんなややこしいことにしてあることこそが、国交省の陰謀だろうーーー、と思ったわけですが。要は、「許容応力度を計算する際に、自沈に関して考慮し検討するように」って、そこまでほじらないと国家的な文章で出てこない。そんなこた、令38条のトップに書くべき、と思うわけで。

で、お外組は、昨日は水くみに終始して。坑道の中に崩れたところがあったので、始末して。で、今日も水の始末とか中心で。大雨が降ると、地下水位が上昇するので、坑道の中はちょっと大変になるわけで。

で、後は、親が「昔の天皇は隠し子もいっぱいいて。」というようなことをちらっと言っていて、あれ? と思って。で、嵯峨天皇とか、子供が50人もいたし、親王宣下されてない子供もいるし、とか言うわけで??? 何というか、昔は一夫多妻(場合によっては多夫多妻)であるので、男の人の側に「隠し子」とする必要性がないわけですよ。あちこちの家に、自分の子供がいるのは当たり前のことだから。今と違って、「本妻の目から隠す」とかそういう必要はない。全ての奥さんが本妻だから。そして、子供は元々母方の家で育てるものなわけだし。余談だけれども、「隠し子」の必要性は、むしろ女性の方にあったわけで。本命以外の男の人と子供を作って、子供のことを本命の彼氏に隠しておきたい場合には、こっそり産んで、実の父親に引き取らせた、とかそういうことはあったわけで。昔の物語を読むと、「父親が引き取ったけれども、わけがあって母親が誰なのかは明かせない」とか、そういう子供のことはけっこう出てきたりするわけで。そういう場合は、母親が身分の高い女性であるので、身分の低い男の子供を産むことがはばかられる、とかそういうことはあった。でも、その逆は隠すようなことではない。嵯峨天皇の場合、親王宣下のない子供達は「源氏」の姓を貰って、臣籍降下してるわけだから、「親王宣下がない」=「認知されない」ではないので。源氏性だから、父親の子供として認められない、とかそんなことはないわけです。ただ、天皇になる権利がない、とかそんな感じなわけで。「源氏物語」の主人公だって、臣下となったって父親には可愛がられているわけだし、兄の朱雀帝も、弟の兵部卿宮とも兄弟として仲良くしてる。これは物語の中だけの話ではなくて、嵯峨源氏は、以後の歴史の中において、朝廷の中で要職を得て活躍し、代々の天皇からは「父方の親戚」として大切にも頼りにもされているので、身分が違うというだけで、親子とか兄弟とか親戚でない、なんて誰も思っていないわけで。しかも、「天皇の血筋」は「大事にされて然るべき」とみんな思ってるから、隠したりしないでしょ、それぞれに大事にするでしょ、と思う。身分が低い母親から生まれた子供を臣籍降下させるのは、経済的な事情が大きくて、正式な皇族が増えると財政を圧迫するからであって。降下した子供達は、母親の実家に経済力があればそちらで面倒を見て貰えるし、それは昔はむしろ「一般的」なことだから、おかしなことではない。母親の実家に経済力がない場合には,光源氏のように、経済力のある臣下と結婚させて、結婚相手の親に面倒を見て貰おう、ということだし、あとは朝廷に出仕して、生活費は自分で稼いで貰おう、とかそんな感じであるから、父親が面倒を見るのを放棄したのか、というとそういうことでもないわけで。出仕すれば、親のコネで出世できることは受け合いであるわけだし。だから、古代の天皇の「隠し子」なんてナンセンスなわけです。

本日の日誌

昨日は疲れたのか,今朝は起きれなくて寝坊してしまって。ネットニュースを見ていたら、千曲川の「浸水推定段彩図」を国土地理院が公開していたので、ダウンロードして見てみる。昨日母親が「豊野の駅の方まで浸水してるかも」と言っていたけれども、本当にそのあたりまで浸水していてびっくりする。だいたい、浅川という千曲川の支流と、千曲川との合流地点のやや上流で決壊していて。浅川というのは、氾濫するので地元では有名な川なわけですが、今回はそちらは溢れずに、本流の方が決壊してしまって。でも、浅川周辺の方が土地が低いらしくて、決壊して流れ込んだ水が浅川周辺で深く浸水しているので、結局大変なのは浅川周辺? と思う。新幹線の基地は浅川のほとりにあるので、水浸しになって。元々水がつくところだから、土地が空いていたから新幹線の基地を作ったんだね? と思う。水の流入は今日は止まったようで、排水もだいぶ進んだようで、まだまだ先は長いけれども、とりあえず良かったな、と思ったのでした。水が流れ込むのが止まらないと、排水してもイタチごっこだし;。

で、今日も法律の勉強をしながら、作文をして。だいたい、建築訴訟なんだし、どこかに「建築基準法違反」があって然るべき、ということで色々と漁る。で、結局、法20条→法36条の3→令38条3項→1347号1項4一→令93条→1113号第1項3,第2項(3)→小規模建築物基礎設計指針→H13.9.17付国交省考え方、と進まないと、「自沈と有害な沈下の検討」までたどり着かないということを発見して。こんなややこしいことにしてあることこそが、国交省の陰謀だろうーーー、と思ったわけですが。要は、「許容応力度を計算する際に、自沈に関して考慮し検討するように」って、そこまでほじらないと国家的な文章で出てこない。そんなこた、令38条のトップに書くべき、と思うわけで。

で、お外組は、昨日は水くみに終始して。坑道の中に崩れたところがあったので、始末して。で、今日も水の始末とか中心で。大雨が降ると、地下水位が上昇するので、坑道の中はちょっと大変になるわけで。

で、後は、親が「昔の天皇は隠し子もいっぱいいて。」というようなことをちらっと言っていて、あれ? と思って。で、嵯峨天皇とか、子供が50人もいたし、親王宣下されてない子供もいるし、とか言うわけで??? 何というか、昔は一夫多妻(場合によっては多夫多妻)であるので、男の人の側に「隠し子」とする必要性がないわけですよ。あちこちの家に、自分の子供がいるのは当たり前のことだから。今と違って、「本妻の目から隠す」とかそういう必要はない。全ての奥さんが本妻だから。そして、子供は元々母方の家で育てるものなわけだし。余談だけれども、「隠し子」の必要性は、むしろ女性の方にあったわけで。本命以外の男の人と子供を作って、子供のことを本命の彼氏に隠しておきたい場合には、こっそり産んで、実の父親に引き取らせた、とかそういうことはあったわけで。昔の物語を読むと、「父親が引き取ったけれども、わけがあって母親が誰なのかは明かせない」とか、そういう子供のことはけっこう出てきたりするわけで。そういう場合は、母親が身分の高い女性であるので、身分の低い男の子供を産むことがはばかられる、とかそういうことはあった。でも、その逆は隠すようなことではない。嵯峨天皇の場合、親王宣下のない子供達は「源氏」の姓を貰って、臣籍降下してるわけだから、「親王宣下がない」=「認知されない」ではないので。源氏性だから、父親の子供として認められない、とかそんなことはないわけです。ただ、天皇になる権利がない、とかそんな感じなわけで。「源氏物語」の主人公だって、臣下となったって父親には可愛がられているわけだし、兄の朱雀帝も、弟の兵部卿宮とも兄弟として仲良くしてる。これは物語の中だけの話ではなくて、嵯峨源氏は、以後の歴史の中において、朝廷の中で要職を得て活躍し、代々の天皇からは「父方の親戚」として大切にも頼りにもされているので、身分が違うというだけで、親子とか兄弟とか親戚でない、なんて誰も思っていないわけで。しかも、「天皇の血筋」は「大事にされて然るべき」とみんな思ってるから、隠したりしないでしょ、それぞれに大事にするでしょ、と思う。身分が低い母親から生まれた子供を臣籍降下させるのは、経済的な事情が大きくて、正式な皇族が増えると財政を圧迫するからであって。降下した子供達は、母親の実家に経済力があればそちらで面倒を見て貰えるし、それは昔はむしろ「一般的」なことだから、おかしなことではない。母親の実家に経済力がない場合には,光源氏のように、経済力のある臣下と結婚させて、結婚相手の親に面倒を見て貰おう、ということだし、あとは朝廷に出仕して、生活費は自分で稼いで貰おう、とかそんな感じであるから、父親が面倒を見るのを放棄したのか、というとそういうことでもないわけで。出仕すれば、親のコネで出世できることは受け合いであるわけだし。だから、古代の天皇の「隠し子」なんてナンセンスなわけです。