本日の日誌

今日は追加分も含めて、写真の整理が完了する。明日は、総量とかちょっとやれば、今回提出分の書類も完了で、後は書面を読み直して印刷するだけになる。

お外組(母と姉)は、いつも通りで。でも、買い出しに出かけたので作業はあまりできなくて。

で、本も少しずつは読んでいるわけで。「小説 十八史略」を地図を片手に読んで、ようやく「合従と連衡」とか意味が分かるわけで。あとは、民話の本をいろいろ少しずつ読んでいて。ケルトの民話と、ゲルマンの民話は、似ている内容が多いのに、どこか違う気がするわけで。ケルトの民話の方が、北方の遊牧民の思想に近い、というか、人も動物も精霊的な存在も、割とそれぞれが違うものだと知りつつ、当たり前のように交わって付き合う、という感じが強いように思う。ゲルマンの方が、異なる者同士が互いに親しく付き合っていても、違う者であると強く意識しているようなそんな雰囲気がある。例えば、「家付きの精霊」みたいなものはどこにでもいて、彼らはパンとミルクとかわずかな供物と引き換えに、家事とかを手伝ってくれる。ゲルマンの精霊は、裏切りを許さず、裏切った相手を殺して煮て食べてしまったりする。ケルトの精霊は、自分を傷つけた相手でも、しまいには許して、精霊達の宴会に招いてくれたりする。そういう人間と精霊達との「距離感」みたいなものがケルトとゲルマンでは異なる気がするわけです。「世界の民話 ドイツ・スイス」を読んでいるわけですが、その中に「レートロマン」といって、スイスの中でもロマンス語という言葉を話す人達の民話があって。それを読んでいると、「ケルト海竜物語」と、どこか似た話があって、ケルト的な雰囲気を感じるわけで。調べてみたら、ロマンス語を話す人々は、遙か昔にスイスとイタリアの国境にある山岳地帯に移住したケルトの人々と、古代のイタリア人(エトルリア人)が混血した人々、とあって。彼らの言語は今では、ケルトの言葉は残っていないわけですが、文化(民話)の中にはケルトの思想が残っているんだなあ、と思う。

あとは、台湾の神話・伝説を読んでいて。これがけっこうやばい、というか、「邪眼」を持つ男の話が出てくる、「地下に住む人々(小人?)」の話が出てくる、どこかダイダラボッチを思わせる巨人の話が出てくる、ということで。西欧の民話に近い物語、中東に根強くある「邪眼」の思想、本邦の巨人神伝説とか、その起源は台湾の神話・伝説と同様「良渚文化」にあるものが多いのではないのか、と思う。台湾の「巨人伝説」は独特であって、この巨人は男性であって、しかも体が大きい分、男根もものすごく大きい(長い)ので、それを体に巻き付けて生活しているような感じであって-;。で、これがものすごい女好きであって。その大きな「イチモツ」を人々の橋代わりに使ったりするわけですが、女性が渡ると硬くてしっかりした橋になるけど、男性が渡ると萎えて危ない橋になる、とかってあるわけで-;。で、機織りの女性の部屋に「イチモツ」だけが入り込んで女性に狼藉を働くけれども、「イチモツ」が大きすぎて女性が死んでしまうので、しまいには嫌われて殺されてしまう、というような巨人であって。これはスサノオがアマテラスの機織り部屋に狼藉を働いて、地上(黄泉の国)に追放された、という話と「同起源」の話ですよねえ? 日本固有の話じゃないんだ?? と思う。逆に「邪眼」の話なんかは日本にはない気がするわけで。ダイダラボッチとスサノオの起源も元は同じものだったのだろうか? と思う。割と勉強になるわけです。