本日の日誌

2,3日前くらいから、土建屋のおっちゃんにいろいろとFAXしとかなければいけない気がして、せっせと送る。それで、こちらの立場とか思惑を一通り説明したわけですが。そうしたら、最後に「穴は自分で勝手に掘ったくせに」って文句を言われるわけで。

ものすごく乱暴に大雑把にいえば、「現場代理人の行為は本人に帰結するんだよ、ばーか」って言いたいところなわけですが、別に勝手に掘ったことなんて一度もないので。だいたい最初は建設会社も手伝っていたし、一番おぞい土の詰め方をしてるところは、建設会社が土を埋めたところなんだけど?? と思うわけで。だから、本当に最後に「施工主が勝手に穴を掘ったんだから、すぐに埋めなきゃいけない。建設会社の現場を荒らした施工主が悪い。」って言うのは、施工主を中傷して瑕疵を隠蔽するように騙すことの「詐欺と恐喝の手口」ですよ。って書いてやったら、土建屋のおっちゃんは、ショックのあまりどん底まで落ち込んでしまったらしいー;。だって、そう言ったのは、他でもない土建屋のおっちゃん自身なのでー;。ごめんよ、おっちゃん、そこまで追い詰める気はなかったんだけどさーー、悪あがきするからさーーー、と思うわけで-;。1億程度の金でこんな仕事引き受けちゃいかんよ、と思う-;。おばちゃんの方は、おっちゃんのことを「この馬鹿が!」って思ってふんぞり返っているらしい。「そこんちもあんまり夫婦仲がよろしくないねえ」と7番目の兄さんに言われる気がするわけで、だいたいおばちゃんの方は最初から人を食い物にして商売をするのは嫌だったらしい。まして、食い物にする相手が身内じゃあねえ、と思う。だいたい、一族郎党、根性が悪すぎるので結婚だの恋愛だのうまくいくわけがないのですよ。うちだって、とどのつまりは「母親が我慢してるだけーー」って状態だし-;。おばちゃんは、うちの母親の立場の方によっぽど共感が持てるらしくて-;。気持ちは分かるしありがたいんですけれども、私も「根性の悪い一族郎党の一人だからなー」と思うと微妙にいたたまれないわけでー;。おばちゃんにも、心の中ではごめんなさい、と思うわけですが-;。でも、おかげで私が土建屋のおっちゃんを訴えたりしたら、おばちゃんは内心喜んでくれそうな勢いである-;。

というわけで、いよいよ大詰めになって「無権代理」という言葉が飛び交うわけで。無権代理、とは要するに代理人でもない人が代理人のふりをして勝手にいろいろとやることです。本当はいけないことなのだけれども、後から「ふりをされた人」がその行為を追認すれば無権代理ではなくなる、という法的ルールがあるわけ。要するに、子供が親の土地を勝手に他人に売ってしまったけれども、親が後から「まあ、それでもいいや」って認めてくれた場合には、「勝手に売ったんじゃない」ということになる、ということ。最初から、親が「売っていいよ」って認めたことになる、ということです。だから、現場での「無権代理」をどう思うか? と聞かれる気がするので、「そんなこと建設会社が追認すれば無権代理じゃなくなるんですよ。追認なんかいくらでもさせればいいじゃないですか。」と言ってやったら、「うちの親父にそっくりの図々しさだ」とおっちゃんに言われる気がするわけでー;。しかも、それで裁判に発展したら、おっちゃんが無権代理をそそのかした、って言うよ? って付け加えてやったら、「そうやって何でも人のせいにして、自分が被害者面するところが、蛙の王家の血筋だ」と言われる気がするわけで。だいたい、私の気性は、おっちゃんとこの図々しい根性と、蛙の王家のなんでも人のせいにする、人をどこまでも利用するしたたかな性格、って2本立てでできているわけでー;。なぜかその2つからしか、性格に関する遺伝子は貰わなかったらしいー;。

だいたい、当時のうちの現場は、建設会社の社長が設計監理のことに口を出しまくる、監理士が全然現場に出てこない、ということで、建設会社の社長が設計監理士も兼ねる、みたいな異常な状況だったわけ。それでも、なんでも円滑に回っていればいいともいえる。建設会社の方から、監理士に報告が行ってるのだろうし、その結果が現場に戻ってきてるんだろう、と推察されるから。でも、設計内容をちょっと変えて欲しい、とかそういうことは、本当は設計士の従兄弟が直接出てこないと駄目だし、建設会社の言うことと、施工主の言うことが食い違っていたら、設計監理士は当然自分が現場に出向いて状況を自ら判断しなければならないはず。要するに、私達の代理権がどうのの話ではない。建設会社の社長が設計監理士の代理人面することこそ、「無権代理」だし、そのことで施工主に迷惑をかけておるし、「有権代理」だとすれば、完全に契約違反で、最悪契約解除、損害賠償請求もんだぜ? と思う。だいたい、そうやって、自分のやってることを棚上げして、相手を悪者に仕立て上げるのが蛙の王家の十八番芸であるので。そういう状況を利用して、「何も言ってこない監理士」に「黙認」という名前の「追認」をさせてしまえば、後でいくらでも自分のことを正当化できるって、最初からその予定でやってたね? と言われる気がするわけで。さあ、なんのことだろう? 私は、訴訟に発展しかねない状況では、もう訴訟向きの、勝つための対応しかしないんで、ってそうなるだけであって。おかげで、おっちゃんは、「穴を掘り散らかした施工主が悪い」って言ったつもりが、「穴を掘り散らかした建設会社が悪い」って言ったことを、もしかしたら建設会社を陥れるために法廷で強制的に証言させられる羽目に陥ったわけで。(いや、でもおっちゃんが指摘した穴は、建設会社が掘って残していったものなんだけど??-;)蛙の王家のトップクラス(当主とか2番目の子とか)の陰謀を、陰謀でやり返すしたたかさ、とか言われる気がするわけで。今の当主クラスの陰謀の実力がこの程度なら、それこそ「程度が低すぎる馬鹿」なんじゃないの? とそう思うわけですが。私には剛腕な作戦を練るのが得意な7番目の兄さんと、法的な要件を緻密に計算して整えるのが得意な4番目の子がついているのだわ。おっちゃんも、必要以上に首をつっこんで、巻き込まれて、潰れないように気をつけてね、と思う。さすがに土建屋のおっちゃんをそこまで追い込むと、良心が痛むし-;。(あとの二人は正直どうでも良いというか、まだまだ図々しいから心配なんかしてやれる段階ではない。)

で、昨日はけっこう遅くまで穴の中で作業していたら、蛇の兄さんが泣きながら「早く上がらないと、「うたコン」が始まっちゃうよ」って言ってくるわけで。それで、急いで上がってテレビを見たら、福山君が「squall」を歌っていたところであって。久しぶりにテレビで福山君を見たのでした。兄さんとは年末のライブ観覧のお約束とかして楽しくしてたわけですが。おかげで今年の年末も6番目の子が荒れそうである-;。「紅白もできるだけ見るからさーーー」と思うけど、泣かれる気がする-;。まあ、毎日そんな感じだったのでした。