本日の日誌

昨夜は特に夢も見ず。昨夜は夜中近くになんだか蒸し暑く感じていたら、その家に雨が降り出して。一晩中、霧のような雨がポタポタと降っていたのでした。で、朝ご飯を食べても、なんだか眠くていつもよりも余計に寝てしまって。「なんでだろう?」と思ったら、「雨が降っているせいじゃないの?」と言われる気がするわけでー;。でも、たいした雨ではなかったので、だいたいいつもの通りに作業はできて。奥の通路の方から、ちょっと大きめのコンクリートの塊が出たのでした。

で、朝寝をしている時になんだか夢を見て。まだ自分が学生で、受験勉強をしていて。なんだか、受験勉強に専念すべき、と言われる夢で。やるべきことに専念すべき時期かも、って言われているのかなあ、と思う。

お昼には、木曜日にやった「ジブリの歌」特集を見る。で、昨夜は「ハウルの動く城」をテレビでやっていたので、後半をちょこっと見て。ハウルは一応「見ても良い」部類には入るのだけれども、最近は「目」にちょっと神経質なので、やっぱりアニメの無機質な目はちょっと気味悪く感じる。しかも、登場人物の誰が誰なのか、最近では分かるようになってきてるので、あんまり素直に普通の物語として見れない気がするわけで。「ハウル」の中にヒンという犬が出てくるわけで。その犬はソフィーとハウルの敵のサリマン先生の「使い犬」なのですが、ソフィーが気にいって助けてくれるわけで。「あのじいさん犬は誰だと思う?」と聞かれる気がするわけで。そっか、あの犬は「又従兄弟のじいさん」のことだー、と気がつくわけで。「ジブリの歌」特集は、今年高畑監督が亡くなられた、ということで、わりと高畑監督をリスペクトした内容であって。でも、高畑監督の「監督作品」というのは、あまりよろしくない物が多いわけで、我が家とはあんまりご縁がないわけで。宮﨑監督からは、「高畑監督が名前の出ないところで、宮崎監督の作品を「縁の下の力持ち」としてどのように支えていてくれたかを知って欲しい」と言われる気がするわけで。

で、特に西方では、「角のある神」とは、大抵の場合、牛とか山羊とか羊の角を持っていて、「月(三日月)」の象徴であって、妻としての太陽女神と組み合わさると、妻を守り保護する「月神」として描かれることが多いわけですが。では、「鹿島の神」のように、「鹿」に象徴される神は? と聞かれる気がするわけで。鹿の角は枝分かれするので、「月」の象徴としては異様な形であると思う。で、西洋の神話で、鹿を聖獣とするのは、ギリシャ神話のアポローンということで。その神サマは、メソポタミアのネルガル由来の神である。要するに、戦争と疫病の神、破壊と荒廃の神であって、黄泉の国の神である。人々が何故黄泉の国の神に生け贄を捧げるのかといえば、自分がその神に捕まって食べられてしまいたくないから、ということで。要するに、「枝分かれした鹿の角」は「狂った月」「燃え上がる月」の象徴、と言われる気がするわけで。他の「角のある神」と違って、「鹿角の神」は「狂気の神」の象徴でもあるらしくて。西洋では古くから「月は狂気をもたらすもの」とも言われていて、「月の男」という民間伝承もあるわけで。この「月の男」というのは、神話としては、元はどのような神々であったのかはっきりしないわけですが、でも、「狂気をもたらす月」の象徴としての「月の男」とは、中欧で「ケルヌンノス」と呼ばれる、鹿の角を持つ神のこと、と言われる気がするわけで。ケルヌンノスはギリシャではクロノス、それよりも古いヒッタイトではクマルビ、メソポタミアでフンババ、エラムでフンバンと呼ばれる神々の西欧版であって、ごく古い時代のもの、山羊や羊をトーテムに持つものは、それほど悪い「月の神」ではないけれども、特に西欧で「鹿」に相当するものは、狂気と死をもたらす疫神、鬼神とされる、と言われる気がするわけで。ケルヌンノスに「B」という修飾語を頭につけたものが、ローマのヴァティカヌスである。すなわち、その神も鹿角の狂気の冥界神なのだと思う。そして、そのトーテムに関する概念というのは、だいたい古い時代のものほど、西洋も東洋も共通しているので。殷墟からは鹿や牛の骨を占いに使った骨が出土しているので、鹿や牛が特別な動物であったことがうかがえる。ローマ人そのものは、鹿がトーテムの神を必ずしも最上位の神としては扱っていない、と思うけれども、その死と破壊と狂気の神を利用していることとは思う。だいたい、当代はユーピテルと鹿島の神って同じものだよねえ? ということは、それがアポローン・ネルガルも兼任している、ということだよねえ?? と思う。そして、ケルヌンノス系の名前は、ヴァティカヌスが兼任ということで。それにしても、そもそも蛙の王家の、今にまで続く直接の人々は扶余(鹿)である。要するに、扶余(鹿)という名前をとった時点で、自ら「月の男」を信仰する者と名乗ったも同然、と言われる気がするわけで。要するに、ヴァティカヌスと蛙の王家は、お互いに出会う前から、「鹿角の男」「月の男」を信仰する同類項だから、出会った後はお互いに協力し合ってはばからない、とそういうこと?? と思うわけで。そもそも、自ら鹿を自分たちのトーテムに選んでいる時点で、危険人物の集合体ってことなんだなあ、と思ったのでした-;。

そういえば、大幅に遅れてしまったけれど、7日は大西流星君のお誕生日だったのでした。おめでとうござます<(_ _)>。