昨夜は特に夢も見ず。本日は現場に出かけて、まずは水の始末から始めよう、と思っていたのですが、幸いにも坑道の奥の方の水が引いていたので、わずかですが掘り出しを再開できて。
で、結局、歴史的に何があったかというと、雄略天皇の時代に、常陸国の鉄を巡って大きな争乱があり、鉄を直接支配下に置きたかった雄略天皇は常陸国に征討軍を送り込んで、それに反対する地元住民を残虐なやり方で弾圧したわけです。でも、暴君であったので、そのことは誰も止められなくて。結果、何代もかけて、雄略天皇の家系そのものが中央の政界から排除されてしまい、継体天皇が立つことになったわけです。中央の政治はそれでひとまず落ち着いたとしても、常陸国を中心とした北関東には、雄略天皇が送り込んだ建御雷神を信仰する人々が、居座って土着の豪族と化し、直接北関東を支配しただけでなく、次の征服先として奥州を虎視眈々と狙っていたわけです。それだけでなく、本来の常陸国造家の祖神である「香島神」を、「建御雷神」と「同じ神」であるとして勝手に宮を乗っ取り、常陸国一の宮の主神の座を奪ってしまったわけです。だから、敵の勢力の方が強くて、敵が直接「建御雷神」を任命し続ける限り、常陸国では本来の国主となるべき「香島神」を立てられない、ということになりました。でその一方で北関東の諸豪族は、平安時代に入ると桓武平氏の高持王とか、清和源氏の源義家を東国に引き込んで、建御雷神の名による東国の平定と、奥州への侵攻をもくろみ続けていたわけで。彼らの野望は、源頼朝が奥州藤原氏を征服した際に完成するわけで、結果頼朝が関東武士団に奥州を細切れにして分け与えることになり、その後千年もの間、奥州に神はなく、人々はただ北関東からやってきた侵略者達に食い散らかされるままであったわけです。だいたい、仙台の伊達氏とかも、頼朝に領地を分けてもらった人達だったと思う。富の王家と蛙の王家にとって、組織が弱体化してくると、一番大切なのは、まずは彼ら自身の本地を守ること、そして中央での権力をまずは維持すること、になりますので、誰の本地でもない奥州と北関東は、どうしてもまず一番最初に切り捨てられる存在になってしまっていたのです。でも、当代に至って、敵に対抗出来る言霊を持つ東国出身の神が国主に相応しい、と人々の大きな支持を得るようになり、富の王家の太陽女神が信濃国守、武蔵国守、陸奥国守を兼任することとなったので、常陸国造家那珂氏から、正式に藤原氏の血を引く神に、本来の彼らの祖神である「香島神」の名を、偽りの「鹿島神」から奪還して、国守の地位を得て欲しい、という要請が来るようになったわけで。那珂氏とは、中臣氏、すなわち藤原氏のことです。要するに、彼らの「祝」である紀香姉さんと一緒に、鹿嶋神宮に行け、とそういうことね? と思うわけです。姉さんが現世における「香島神」の代理人となるべき、一族の頭領だからです。
で、そうするとどうなるかというと、常陸国で「香島神」の方が、「建御雷神」よりも上位に来ることになる。それは、ローマのユーノー・ウェスタが、ローマのユーピテルよりも上位に来ることでもあるので、常陸国内の問題というだけでなく、ローマを中心とした西欧社会にとっても大きな問題であるわけです。だから、そうなるとユーピテルの存在価値は、どっかの当の前原代表と同じくらいになってしまって、「どこにいるの?」という程度になってしまう。それは、敵としては何としても阻止したいこと、であるので、いろいろといやがらせをしてくるわけで。
で、敵はどうでるのかねえ? と思っていたら、今朝、家の水道の一つが、詰まっている上に出しっ放しにされていて、廊下が水浸しになっていて-;。でもって、例によって工務店の主人であるネプトゥーヌスが、「穴を埋めて、違法建築物を正規の建築物として料金を支払え」と脅してくるわけで。だいたい、2,3日前から、「おかしなことはおかしい、と言えるようでなくてはならない。」と神家党のおっちゃんなんかに言われていたわけで。いくら、違法建築物が建築されていることを、役所がぐるになって黙認していたとしてもですねえ? 施工主が、業者から「違法建築を隠蔽して正規の建物の料金を払わないとただではすまさない」と脅されているのですけれども、役所はそういう違法建築物に完了検査を出す方針だと理解して良いのか、と直接問い合わせられたら、役所は何て返事をせざるを得ないですかねえ? と思うわけで-;。「おかしなことはおかしい」と言うのはこのことだと思ったのですが。業者違法建築物を建てて、施工主に「違法建築物ではないとして料金を支払え」って言うなんてとんでもない。違法建築物であることが明らかであれば、なおのこと役所に通報して、悪徳業者を監督してもらうのが「常識」でしょうが、というのがまともな見解だと思うのですが。どのみち自分に損になるようなことの隠蔽工作になんか協力する気はないわけで。普通、そういう場合は、料金を支払わせるのでは無くて、口止め料を支払うのが常識でしょ? と思うわけですが。それを言って、こちらが「脅迫している」と言われるのは嫌だから言わないだけであってー;。常識のない連中の相手をするのは、疲れるわけです。でも、敵の行動も様式化して分かりやすくはあるわけで、今日は「香島神」の名乗りを上げることの邪魔に押しかけて来られたわけです。私がいつどこで、誰とどんな神社に参詣するのかは私の個人的な問題であるので、くだらん妨害工作なんかする暇があったら、ゴミの一つも掘っていけ、というのがむしろ妥当な意見だろうと思うのです。
奥州と北関東の本来の住民の間には、このように雄略天皇の東征以来、彼らの「正しい神」を取り戻したい、という1500年にわたる悲願があり、敵は自らの圧政を続けるために、それを阻止しようとしてる。どうも、どこかの芸人に伊達氏の一族の者がいる、と「しやがれ」で見た気がするわけで。表向きは、彼は仙台のエリート一族の中で、芸人になった変わり種、と評される。頼朝以来、東北の征服者の一人となった伊達氏は、今でも仙台の政財界を牛耳る名門中の名門です。そして、今はテレビでしか「神」と結縁できないような時代であるので。その人は別に「変わり種」であるわけではない。むしろ、その人は一門の命運をかけて、「神」の再来を阻止するために、選ばれて送り出されてきた人であって、だからこそこの後に及んで「しやがれ」に出たりするんじゃん? だって、その番組は「神」が必ず見る番組だから、ということで。そういうことをしみじみと感じた一日だったのでした。