昨日は、昼間日記を書いた後、ジブリの映画のことを思い出して。宮崎監督の映画の冒頭には、必ず「小さな女の子」が出て来ます。トトロのメイちゃん。お母さんが病気で入院中であったので、お姉ちゃんの五月ちゃんと二人で、お父さんに守られながら、支え合って生きていた。元気で、末っ子らしくちょっと甘えん坊で、お母さんが帰ってきたら一緒に寝ることを楽しみにしている無邪気な子供だった。その子が、健やかに、無事に育ちますように、と、ジブリの映画には、すべからくその願いが込められてきた。その小さな女の子は、無事に成長したのだろうか? そして、お母さんの病気は治って、お母さんは無事に娘達の元に戻ってきたのだろうか? と思う。兄さん達は、「さあ、思ってた以上に図太く育ったんじゃないのかねえ?」と言うわけですが-;。
で、家に帰って、音楽家の兄さんのTwitterを見に行った。兄さんは今、映画の宣伝のために、世界各地で開催されているアニメフェスに出かけてる。(それは山田さんちの涼ちゃんも同様で、こちらも映画の宣伝に飛び回っているはず。)兄さんのTwitterには、「トトロに会った」ってあって、大きなトトロのぬいぐるみと、それと向かい合っている兄さんの写真が掲載されていた。兄さんは後ろ姿だった。だから、小さなメイちゃんのことを私に送ってきたのは兄さんだと悟った。後ろ姿なのは、兄さんが「背の君」だからです。そして、「ジブリの人達の見識を疑わないように」と、それだけ言われた。兄さん、カンヤダが鈴木さんの支援なくして、とても生きてこれなかったように、私も兄さん達の支援なくして、とてもここまでは生きては来れなかった。「生きろ」というあの3文字の言葉なくして、今の私はないのです。それは誰よりも自分自身が良く分かってる。そして、そのために音楽家の兄さんの頸椎の椎間板は年齢に相当する以上にボロボロになってる。それなのに、兄さんは自分の好きな人と結婚することもできないのです。そんな兄さんにただただ感謝する以外に何ができるのでしょうか? 私は家の中のルールと、外のルールの区別くらいつくつもりですけれども? ということでー;。
でもって、本日、親は、建礼門院徳子と、祖母との関連性について、否定するのにやっきになっていて。詳しい話を聞いた結果、母親の中では、徳子=祖母、後白河院=曾祖父母と置き換えられていることが判明していて。深層心理下での母親の「祖母像」は悪い人ではないわけです。悪者は曾祖父母の方。それは、祖母の気持ちを投影して、「共依存」しているのです。そして、その「依存」を自分では自覚できないほどに重症でもあり、その点では精神的に幼い。でも、現実の祖母像は我が儘勝手な人と、表面上は認識しているわけです。表面上と深層心理で、認識に解離がみられ、それが母親の人格の解離障害の大きな原因になっていることは明白なわけですが、ともかく、時間も考えずに拒否しまくられる状態であって。「カウンセリングとは格闘だーー」と実感したのですがー;。
兄さん達からは、「自分でも似たような経験はあるよね?」と言われる。はっはっは、それはですねえ、2番目の子との別れがあまりにも酷くて、しかもどう見ても自分は悪くないので、当然相手を悪者にすることにしたわけです。表面上ではね。でも、心の奥底では、彼のことをずっと好きだったわけです。だから、受けた傷は大きく、精神的なダメージは酷く、精神の安定を保つためには、逃げ道が必要だった。そこで、どういうところに逃げ込んだかというと、ともかく「確たる結婚の約束をしてもいないのに、セックスしたことが悪かった。セックスをすると、その相手とは駄目になるはず。」という思考回路に逃げ込んだ。こういうことは生体の防御反応で、どんなに酷い相手でも、その相手を責めたく無いときに、別のところに原因を持って行く。その結果、深層心理での認識と、現実での認識の間に解離が生じる。別にセックス恐怖症に逃げ込んでもいいじゃん? 彼氏と別れたばっかりで、すぐに他の男の人とセックスする機会もなかったし、何故か今までそういう機会もなかったんで、と思う。でも、その結果、蛇の兄さんは「自分の妻に何をしてくれたのさ?」ということで、大激怒してる。7番目の兄さんには「ずいぶん小ずるく、要領のいいところに逃げ込んだよね?」って言われる-;。でも、ソフィーと同様、私自身、自分で自分にかけた呪いを、知ってはいるんだけれども、解けなくってですねえ?-; で、なんで知っているのかといえば、「解離」を起こす必要があったのが大人になってからで、しかも自分が医者である程度の知識があるから知っているわけで(苦笑)。だから、私のことを心配して、余計なストレスをかけないように、7番目の兄さんは、最近では「寸止め」の夢しか送ってこないじゃないですか? 私はだいたい、夢の中で「いい雰囲気なのに、そこでやめちゃうの?」と思って、目が覚めて兄さんの気遣いを感じるわけですが-;。
ということで、次は「蛍」なのだと思う。それは、蛇の兄さんが、心を病んだ妻をどう思っているのかが、表現された歌だからです。雷は、今でもやっぱり嫌いなのです(苦笑)。