本日の日誌

昨夜は台風の通過に伴い、風がけっこう強く吹いて。夜中近くに日記だけでも書いておこう、と思ったら何故か家の近所だけ、2回も停電があって、それでパソコンの電源が落ちるものだから、書いたものがそのたびに消えてしまってー;。しかも家のぼろい窓が音を立てるものだから、家人も良く寝られなかったらしくて。特に夢も見ず。朝も割と遅めに起きたわけで。

で、本日はいろいろと買わなければいけないものがたまってきたので、あちこちに買い物に出かけて。いつも行かない所に行ったので、割と周辺の敵意が強かった気がして。やっぱり、なんだかんだ言って、いつも行っているところは守りが強いんだなあ、と思って親とも話していて。そして、私たちがいくと、どの店も妙にお客が増える気がして。一番敵意が強かったのは薬屋さんであった気がして。割と小さいお店なのに、お客が何故かたくさんいて。買おうと思っていた薬が何種類かあったので、どれにしようかな? と思っていたら、「HISAMITSUのものにすべき」って言われた気がして、それにして。で、誰かの視線をふっと感じたので、そちらの方を見たら風邪薬の広告かなにかで大野君の写真が飾ってあって。みんな、いろいろなCMに出てますよねえ? というか、その人の声も割と届きやすいですよねえ? と思って。で、Mウェーブの近くを通ったのですが、4番目の子に、「ここは割と新しい家に近いよね?」って言われて。近いですかねえ? というか、まあ、近いと言えば近いかも? と思って。みんな、できるだけ近くに来れるように頑張ってくれてたんだなあ、ってふっと思って。

その後、疲れながら現場に行って、お昼ご飯を食べた後、昼寝をして。夢の中で、福山君と結婚していて、ものすごく広い家に住んでいて。でも、福山君は出かけていていなくて、代わりにゆずの兄さん達がいて、一緒に歌を唄っている、とかってそういう夢を見て。寝ながらウォークマンを聴いているので、たぶんゆずの曲がかかったからそういう夢を見たんだろうな、と思って。

で、午後は工務店の人が急遽測量に来て。で、以前に「どこが基準になるのか」とかって言われていたので、適当に返事をしていたのですが、今日になって急に基準の高さが、GLだし、入り口のコンクリートの高さになる、みたいなことを言われて。それを先に行ってくれれば、従前のものと同じ高さにするように、って言ったのに? と思ったのですが、あちらはあちらでこちらが悪い、みたいな文句しか言わないわけで。ともかく、計算してできることをやるしかないわけで。しかも、今まではなんだか水はけが悪くなるように、敷地の東側の方が本来低いはずの土地なりなのに、東側が高くなるように、ってそんな感じの工事しかやられていなくて。そういうことも補正しながら仕上げをしていかないといけないなあ、と思って。打ち合わせも少ししつつ、測量をして貰って。石掘りはあまりできませんでしたけれども、それなりに充実した? 一日だったのでした。

そして、話は変わるのですが、先月の16日に、ISに拘束されて虐待を受けていたけれども、かろうじて逃げ出すことに成功したヤジディ教徒の女性が国連の親善大使に任命された、というニュースがあって。彼女には、弁護人として国際的な人権弁護士のアマル・クルーニーがついているので、もしかしたら将来的にはISの活動について、国際刑事裁判所への訴えを起こすこともあり得るのかもしれませんが、そこまではまだ正式な形になっていなくて。ヤジディ教徒というのは、クルド人の中でも少数の人々が信仰している部族的な宗教であって、ゾロアスター教などの影響を受けており、彼らの神はミスラであって、太陽を神の象徴としているそうなのですが。全体から見れば、彼らは山岳部とか隔絶された地域に住んでいた少数部族であったので、7世紀に生じた、中東全域のムスリム化の波に乗り遅れたというか、取り残されて、現在に至る人々、という印象を受けるわけで、大部分のクルド人はムスリムなわけですから、クルドの中でも少数派であって。で、インドに残されている拝火教(ゾロアスター教)もそうですけれども、彼らの宗教は部族宗教であって、自らの他宗教への改宗も認められないし、他宗教からの改宗も受け入れないし、他宗教との交流もほとんどない、ということで、どんどん布教して信者をせっせと増やす、というような現代的な「宗教」ではなくて、生活に密着して一体化している伝統的な信仰、という感じに外からは見えるわけで。ゾロアスター教の歴史から見ると、ゾロアスター教そのものはアフラ・マズダを頂点としてその配下に複数の神々が存在する多神教なわけですが、時代が下るにつれて、頂点にいるアフラ・マズダよりも、より庶民の地位に近くて実働的な役割を担うミトラスが、人々の人気を得るようになっていくので、割と時代が下ったゾロアスター教の信仰が主体で、ミトラスが主神扱いとなって、その下位に独自の七大天使とかを擁しているのがヤジディ教だと思うわけです。で、彼らの信仰の中で一番人気があるのは、マラク・ターウース(孔雀天使)という、神の直下にいる天使であって、マラクが天使、ターウースが孔雀を意味する、ということで。だから、ひっくり返って「タウセ・メレク」とも呼ばれるらしくて。で、この孔雀天使は「神とともにアダムを作ったが、アダムが楽園を享受し何もしないため神からアダムを唆すことを許され、アダムに禁断の麦を食べさせた。」という存在であるということで、旧約聖書では神に逆らって、アダムに禁断の知恵の実を食べさせた「悪しき蛇」が、彼らの伝承では神の意向に従って、アダムに知恵の実を食べさせた、とされているわけです。宗教的な思想史にはあんまり詳しくないのですが、アダムとイブの説話には、「何故神は全知全能であるのに、アダムとイブが知恵の実を食べることを放置してしまったのか。(全知全能であれば事前に止めることもできたはず)」という神学的な矛盾が生じるので、一般的なキリスト教的には「神の言いつけを破って、禁断の知恵の実を食べて楽園を追放された」とされている話が、「実はそれも神の意図の一つであった」とされる説はグノーシス主義の思想の中にもあった気がするわけで、ヤジディ教の思想もそういうものだと思うわけです。でも、このマラク・ターウースは神に反逆したことがあったりするし、人類の祖といわれるアダムを敬っていない、ということで、イスラム教の思想からは「悪魔」とみなされることが多かった、とされているということで。だいたい、そもそも解釈に困る根本的な問題は、「ターウース(孔雀、子音はDV)」とされる言葉は、要するに英語の「devil(悪魔)」
と同じ子音を持つ言葉であって、この言葉を「神」とするのは主にローマ(とそれに近縁性の高い西欧諸国)とインドであって、それ以外の地域では「悪魔」を指す言葉であって、本来のゾロアスター教でも「DV」とは「悪魔」を指す言葉なわけです。しかも、孔雀天使のやっていることは、キリスト教的な解釈から見れば、アダムをそそのかした「悪魔」の所業であって。元々神と対立する存在であって、「悪魔」とみなされていたものを、神の側に取り込んで、その配下という解釈にしたのがヤジディ教だと思うわけです。だから、ムスリムから、というだけでなく、中東地域の伝統的な文化全体からみても、彼らのマラク・ターウースは子音から「悪魔」と見なされる要素が強く、少数部族が有事に際して孤立化させられやすい状況を作り出していると想像されるわけで。古くからのしきたりと伝統文化に則って素朴に生きている人達に何の罪もあるわけではないのですが、文化的に潜在的には微妙な問題が含まれている気がして、何故なのだろう? そもそも「マラク・ターウース」とはどういう意味なのだろう? と思うわけで。そうすると、「タウセ・メレク」の子音は? って聞かれる気がするわけで。それは「DVMK」って思うわけで。その子音に近い神は? って聞かれて、それはローマの「ユーノー」って思うわけで。そういえば、ユーノー女神の聖鳥も孔雀だし、と思い出して。要するに、ヤジディ教の「孔雀天使」とは、ユーノー女神のことなんだ?@@ と思うわけで。でも、ユーノーの子音には、最後の「K音」がついていないけれど、何故孔雀天使の方にはついているの? と思うわけで。そうしたら、それは「ANK」の略でしょ? って言われる気がするわけで。その言葉は「デーヴァのアヌンナキ」っていう意味だーー、ローマのユーノー女神は天の神(アン)の性質が強くて、「キ(地)」の部分との習合していない要素が強いから、「K」はついていないけれども、「マラク」の方は直接「アヌンナキ」から派生しているんだ? と思って。そして、太陽信仰が強いということは、太陽神である天神アンに対する信仰が強いということでもある気がするので、彼らの信仰はゾロアスターよりも更に古く、古代メソポタミアの中でも最古層に位置する「天神アン」に対する信仰が今でも生きているもの、ってそういうこと?? って思って。でも、何故敵は、デーヴァのアン女神すなわち、ユーノー女神を信仰する人々を粛正の対象にするのです? と思うわけで。答えは非常に単純明快に、女神そのものを粛正したいから、ということだと思うわけですが。国連というところに、そのような紛争に対する解決能力がどれくらいあるのか、という点は個人的にはけっこう疑問に思うわけですが。でも、弱い立場にいる人々を守るためには、まず物事を誰も言い逃れができないような白日の下にさらすことが大切、って言われる気がするわけで。「白日」は、眼下で行われていることを全て客観的に見て知っているからこそ、太陽神は司法神でもあり、復讐の神でもあるわけですが。ヤジディ教そのものの代理人を引き受けた、ともいえるアマル・クルーニーは、レバノン生まれであって、子供の頃にイギリスに移住した女性であって、そもそも古代世界においてレバノン、フェニキア、北イスラエルあたりは地理的にも近くて、アン女神の信仰から発展したアナト女神の信仰の中心地がそのあたりであるので。北イスラエルの人々が、アナト女神に対する信仰を東方に持ち込んでアナーヒタ女神が生まれた、って言われる気がするわけで。イスラム教化の波、キリスト教の布教等で、その辺りの古代からの神々への信仰は、現代では駆逐されたように見えても、太古の神々の名前は、生まれてくる子供の名前の中に残されているわけで。アマル・クルーニーはヤジディの代理人を引き受けることは決して偶然の一致ではない、と言われる気がするし、自分でもなんとなくそんな気がするわけで。みんな、「天のアン女神」で繋がっている気が、なんとなくするわけで。みんな、その神のことを知っているのかもしれない、と思うわけですが。まあ、「神」というものは信じることができるものかもしれないし、信じている人もいるのかもしれない、と思います。でも、人というものは自分自身を信じることが一番難しいものなのではないか、と思うわけで。少なくとも、私はそうだし、今のところできることは石掘りのみ、という気しかしないのですがー;。(でも、そっかー、アヌンナキか-。そこまで遡れば、その神々はヨーロッパから直で入ってきたデーヴァの神々であるので、「DV」の子音がついていて当然だし、彼らの聖塔クッバとは、ジグラッドに近いモノなんだ? って思ったわけで。当然後発勢力のアスラ神族とは対立関係にあったはずなのですが、習合主義で習合させてしまって纏めてるのですね? となんとなく思ったわけです。)