昨夜は、なんだか人から貰ったものを売ろうとして売らなかった、みたいな夢をちょっとだけ見て。
で、今日は晴れたので現場に行って、ちょっと作業をしたり、電気関連の数を数えたりして。まだ消防車が出ますので、何か気をつけなければいけないことがあるのだろう、とは思うのですが、それが何なのか良く分からなくて。
でもって、最近、国連女子差別撤廃委員会が、皇位継承権が男系男子の皇族だけにあるのは女性への差別だとして、皇室典範の改正を求める勧告を盛り込もうとして、抗議を受けて勧告しなかったとのことで。ヨーロッパの王家なんかはだいたいこういう風潮に従って、第一子を王位継承者にするように制度を変えたところが多いそうで、西欧は次の時代には「女王の時代」になると言われているようで。日本がその動きに追随する必要性があるかどうかは良く分からないです。でも、今皇室典範が改正されるとなると、具体的に皇位継承に絡んでくるのは愛子内親王だと思うので。改正するのか否かについては、一番妥当なのは、当人に将来天皇になりたいかどうか確認してみるのが一番では? と思うわけで。内親王の立場からいえば、即位してもしなくても、立場に応じてやらなければならないことは出てくるであろうし、自分自身でやりがいがあってしたいと思うことも見つけられるであろうと思うので。もう中学生なんだし、自分の将来のことくらい自分で考えられるでしょう、って思うわけですが。
そして、ときどきヘリー・ラヴという人のMVを見てしまうわけで。彼女の表向きの活動の目的はクルドの現状を、音楽を通じて世界に向けて発信することであるので、MVも戦場で撮影したそうなのですが。でも、映像の中では彼女は髪を赤く染めていて、豹の絵がついているジャケットを着ていたりするので、「ううむ」と思ってしまうわけで。「赤い髪」というのは何を象徴するものなのか? と聞かれる気がするわけで。「赤い髪」というのは、文字通りの「赤毛のアン」のことで、古代メソポタミアの人々にとっては北方からやってきた恐るべき人食いの女神アンのことであり、地中海東岸地域における荒ぶる軍神である女神アナトの象徴でもあるのだろう、と思うわけで。赤は血の色、そして大陽の色でもあって。北欧では大陽神ですらも人の生き血をすする人食いの神だって言われる気がするわけで。彼女の両親が娘を故郷ではなくて北欧で育てたのは、戦う才能が強い「目」を持つ子だったので、遠い先祖がやってきた「故郷」で育てて、遠い先祖が持っていた敵と戦う力を身につけさせるため、だってなんだかどこかから言われる気がするわけで。強い「目の力」を持っている女性だし、今の彼女の人達はクルドの人達の生活を守るための聖戦を戦っているのだろうと思うのですが。
でも、彼女が「使者」に選ばれた理由はもう一つあって、ともかくごく普通の真面目なムスリムの人達、特に女性にとっては「婚前交渉」というものが、そもそもあり得ないことなので。でも、6番目の子が私の中で問題だと思っていることは、要するにそういうことが絡んでくる問題だから。でも、そもそも2番目の子は「親元」が勝手に決めてくれた子供の頃からの婚約者ということなので、むこうの人から見れば、夫婦間の問題のように見えるけれども、私はそういう受け取り方をしていない、ということで、あちらの人から見れば、どう対処して良いのかよく分からない問題らしくて。それで、西洋社会で育って、西洋的なフェミニズムの概念を知っている人の方が、私の心理を良く理解できるであろう、ということで使者に立てられたらしいのですが。確かに、西欧社会ではたとえ相手がパートナーであっても、望まない行為を強要されれば「レイプ」に相当するし、そういうことはパートナー相手の方が断りにくいということもあるし、問題として表に出すこともしにくい、ということで、割とはっきりと「デートレイプ」って言われる気がするわけで。で、そういうことに絡む問題として、被害者の方も割と自分に落ち度があったのではないか? みたいな心理状態に陥りやすいということで、当時の自分のことをどう思うのか、って少々聞かれた気がするわけですが。私の蛙の子は、「自分には何にも悪い所はない」って言い張るわけで、蛇の兄さんから「そういうところは図太くて良かった」って言われた気がするわけですが-;。だいたい、西欧の人達はなんでもあからさまに言葉にしてしまうのが大好き、ということで。「デートレイプ」って言い切られれば、まあ、そういうものに入る範疇なのかもしれないけれども? そこまで言う?? という気もするわけで。2番目の子の事は今でも好きなのだと思うのですが、でもだからといって、その人は王族で同族なんだから、他の人達よりも大切にすべき、とかってそういうことを言われるのはなんだか嫌な気がしますし、当時のままの性格でいて貰って何も問題ないっていうことも言える気がしないので-;。6番目の子のように、細かいところまで気を遣ってくれる人の方が助かる、とは思うのですが。でも、西洋のフェミニズムは、基本的には西洋型の母系の文化の延長戦上にある、ということらしくて、過激な思想を持つフェミニスト達は、「卵子を刺激して胚を発生させれば、男なんかいらない」っていうことを本気で思うような人達であるので-;。そういう人達に、女性が抱える問題について意見を聞くようなことは、蛇のにいさんはどちらかというと「ぞっとする」って言ってあまり好まない気がするのですがー;。6番目の子は、そういう点では「話の分からない人ばかりではない」っていう言い方をする気がするわけで。それもまた、その人の良いところだと思うわけですが。