本日の日誌

今日も朝から「お仕事」ということで、今週あたりから本格的にいろいろと動き出しそうな気配です。でもって、出かける時にカーステレオで「暁」がかかっていて、その次に「Interaction」がかかっていて。で、昨夜の続きで、オーディンの名前について、いろいろと言われるわけで。オーディンとは、「BT」という子音からなっていますので、他に同じ子音構成の神サマっていうと、古代エジプトのプタハとか、ローマのプルートーがいたな、と思って。ローマのプルートーとは、ギリシャ語の「富める者」を意味する言葉からの転化ということらしくて。プタハもプルートーも地下世界の冥界神であると共に、地下から産出される鉱物の神でもあって。だから、「富める者」なわけです。で、プタハとかは、青銅器時代からの冥界神ですので、おそらくオーディン、プタハ、プルートーなんかは、石器時代には石器の神、青銅器時代には青銅器の神、というように変遷してきた神々だと思うわけで。で、その正体は「武器を与えてくれる神」だと思うわけです。土の中から得られるものが石だけだった時代には石斧とか石の鏃の神で。青銅器の時代に入ると青銅器を与えてくれる神となったわけで。で、金属精錬が可能な時代に入ると、それこそ金銀財宝の神となって、「富める者」となったと思うのですが。でも、いろんな武器の中で、「鉄器」の辿った道筋だけが、歴史的にもドラマチックなものであって。古代ヒッタイトにおいて始めに生産されることとなった鉄器は、太陽の熱を利用して生産されていたので、太陽神の賜とも考えられていたわけですが、それは長い間ヒッタイトの独占生産物であって。ヒッタイトの滅亡と共に、生産技術が外部に流出して各地で生産が開始されることとなったわけで。そのため、ヒッタイトを滅ぼした側のギリシャとかローマでは、鍛冶神というのはアナトリアから連れてきた「奴隷の神」であって、「不具」であることが多いのです。何故なら、連行された捕虜達は、逃げられないように足の腱を切られて、鉄器を作るために酷使されていたからです。

で、ヒッタイトは帝国内の多くの民族の太陽女神を習合させて、一つのアリンナの「太陽女神」として纏めていたわけです。で、支配者層のヒッティ族の太陽女神はウルセムといって、「B」から始まる名前を持っていますので、元々はプタハとかプルートーといった「地下世界の鉱物神」と同じ神であったのだと思うわけです。要するに、黄泉の国にいる、「真夜中の太陽」ということで。一方、帝国内には、農業系の豊穣の女神である「昼の太陽」としてのヘバトを崇める人々もいたと思われますので、いろんな思想を基にした「太陽女神」が多数いたのだと思うわけで。本来、一つに纏めるのに無理があるものを、無理矢理纏めてしまったようなところがあるわけで。で、ヒッタイトの滅亡以後、捕虜達はバルカン半島に強制移住させられて、鉄器を作らされた、と思うわけです。バルカンという地名も、ローマの鍛冶神ウゥルカーヌス、北欧の鍛冶神ヴェルンド、イングランドの鍛冶神ウェイランドは、全てウルセムの名前から派生したものであるので、「地下の財宝を持つ」と言われる鉱物神兼冥界神である、西方の神々の内、鉄器に関する鍛冶神だけが、独特な神話を持っているわけです。鍛冶神ヴェルンドの神話は、一見して読めば北欧の中の神話というか、伝承のように見えるわけですが、それは遠く「ヒッタイト帝国の滅亡」という「歴史的事実」の木霊のような物語であって。おそらく、ゲルマン民族の遠い先祖が、直接あるいは間接に関わった歴史的事実がそこに描かれていると思うわけです。

で、一方、イギリスの歴史を軽く勉強してみたわけですが、イギリスがある島というのが、グレートブリテン島というわけで。その名前はケルト人がイギリスの主な住民であった時代にはすでにそう呼ばれていたらしいのですが。その後、ローマに一時期征服されていて、ローマが弱体化した隙に、この島に侵入したのがゲルマン系のアングロ・サクソン人ということで。彼らはいくつかの王国を建設して、七王国と呼ばれたわけですが、「イングランド」という地名は、このアングロ・サクソン系の人々が付けた名前なわけです。で、アングロ・サクソン人の侵入があったのは5世紀初め、ということで、日本で言うと応神天皇(倭の五王の時代の初期)のころであったわけで。で、その後ノルマン・コンクエストがあってノルマン人の王朝が築かれたのが、だいたい平安末期頃、日本でいうと、藤原頼道の頃の時代なわけです。で、「イングランド」という地名は、「イング」という名前がそもそも「偉大なるアン(北欧神話におけるフレイの別名)」という意味ですし、アングロ・サクソン系の文化が強く残っているところでは、鍛冶屋のウェイランドの伝承が良く残っているそうですので、特にアングロ人と呼ばれる人達は、北欧のフレイ神と同じ神を祖神に持つ、いわゆる「ヴァン神族」の系譜を持つ人達であったと思われるわけで。地名や伝承に彼らの信仰の
痕跡が残されているわけです。でもって、「グレートブリテン島」の由来ともなった「ブリトン人」はケルト系の人々と言われていますが、でも、「ブリトン」というのは、「オーディン」と同じ子音構成ですので、その人達はケルト系って言っても、オーディン信仰に近い人達ですよねえ? と思うわけで。で、「ブリトン」というのは「ブリ」+「トン」に分けられるわけで、後半の「トン」というのは、「首長」という意味ですから、「B首長」という意味になって。ブリテン島の「ブリ」って、アイルランド的には「邪眼のバロール」のことですが、北欧神話的には「オーディン」ということで。それは、ケルト・ゲルマンにまたがる、「単眼の鉱物神」兼「主神」なんだ、と思うわけで。アイルランドのケルトには嫌われ者のバロールでも、イングランドでは「偉大なるブリテン神」になるのですねえ? って思うわけで。イギリスを擬人化した女神を「ブリタニア」というわけですが。それは、最先住ケルトの民にとっては主神のバロールそのものであり、後発のアングロ・サクソン人とノルマン人にとっても、主神であるオーディンそのものなんだ? と思うわけで。ヒッタイトの太陽女神ウルセマと、ブリタニアは石器時代にまで遡って、「同じ名の女神」ということで。それで、女の子がオーディンの名前を取れ、ブリタニアたれ、って言われるわけなんだ@@、って思ったわけで。その名前の女神は、イングランドにおいては、庶民クラスのケルト系の人々から、王侯貴族のノルマン系に至るまで、あらゆる階級で「主神」なんだ、って思ったわけですが。それで、英連邦系の人々の思い入れが特に強いのですねえ? と思うわけで。

昼間、なんとなく蛇の兄さんから、「やっぱり自分が音楽をやってるのが好き。」ってふっと言われた気がして。今日はちょっとご機嫌かな? と思ったのですが。こちらは自分が何をやってるのか良く分からなくて、右往左往しているのですけれども? と思うわけで-;。「ここまで来たら、やれるだけのことをやれ。」っていろんな人に言われる気がするわけで。今日は、すっぴんの写真も撮りましたし。明日もまた「お仕事」ですし。やることは一杯ありますよう、ということで。

 

コンビニで見かけたTVガイドとかの表紙が嵐で、潤君と和也君がせっせと「目の力」を送ってくれていて。彼らの「力」を感じた一日だったのですが。家に帰ってきて、福山君の動画を見ながらご飯を食べていたら、土台に床鳴りがしないように横板を入れるなら、その分割の数も数えたり、間に入れるQ1ボードの位置も確認して、念のため厚さも確認しておくようにって言われた気がするわけで。ちょっとした結縁でも、せっせとアドバイスしてくれて頑張ってくれているなあ、と思ったのですが。