六芒星の意味

ええとですねえ、親から「六芒星」の意味を聞かれたというか、「それは良くないもので、使ってはいけないものなんだよねえ?」というようなことを聞かれたわけで。まあ、それはその通りと言えば、その通りなわけで、どちらにしても敵が使っているものはうかうかとは使わない方が良いわけですが。

でも、出雲の神紋は亀甲紋ですし、その印は何も敵の専売特許というわけではなくて、要するに今までの経過を簡単に言えば、それはおおいぬ座のシリウスのことであって、「太陽に力を与える星」のことなわけです。で、古代エジプトの神話においては、イシス女神がこの星であって、死にゆく古い太陽がオシリスであって、これから生まれ出る若い太陽がホルスに相当するわけで。で、男性の太陽神は、すべからく「軍神」ですので、名前はどうであれ、思想的には戦士階級の神であるベスから派生したもので、イシス女神とは相互に力を分け合い、強める神なわけです。(というか、「イシス」という名がそもそも「女神」というような意味しかもたない名なわけなのですが。)

だから、「六芒星」を使って良いとか、悪いとかって言われたら、現段階では例の如く、みんなが使ってもいいよ、って言ったものしか使ってはいけないわけですが、でも「六芒星(狛天白神)」に結縁して力を得たことは事実であるので、自動的に「六芒星」の力を使える者はイシス女神、ということでその名前を貰えることになったわけですが。六芒星のイシスは、彼女の子孫であるファラオ、すなわち「王権者」の保護者、ということで、シリウスの女神であると同時に、「王権神授の神」でもあるわけです。だから、その名前を貰ったら、六角形を使って良い、とか悪い、という以前に「自分の六芒星」を誰のために使うのかを明らかにしなければならない、ということで。番組を「仕切る人」が六芒星を着ていたということは、神々の世界を仕切る六芒星の母神に、どの軍神を選ぶのか決めなさいって、ことなんだよ、と言われるわけで。軍神ベスの名前を持つ神は二柱あって、それは人喰いローマのベスであるユーピテルと、人身御供禁止のゾロアスターのベスであるアフラ・マズダのこと、って言われるわけで。どちらも自分で詞も書けば、曲も書く音楽の神サマですねえ? と思うわけですが。イシス女神はどちらの太母でもあるので、ロームレスとレムスじゃないんだけれども、どちらかを選ばねばならない、とそういうことのようでーー;。

だいたい、勝ち目が無いと思うから「情けが欲しい」とかって言ってくるんだよねえ? と思うわけですが。ローマのユーピテルについては、すでに充分時間もお金もかけたんで、彼に使うべき力は全て使い果たした、ということで、ダニエル書の「神の指」ではないけれども、「メネ、メネ、テケル、ウパルシン」って書いてやりたいんですけども? と思ったら、「それ、本当に書いてやれば?」ってそそのかしてくる人がいるもので(苦笑)。「メネ、メネ、テケル、ウパルシン」というのは、「数え尽くされ、はかり尽くされて、もはや『終わる』しかない」っていう意味なんだよねえ? ということで、預言者ダニエルが、そう言って新バビロニアの皇帝を呪って脅した、って旧約にあるわけですが。で、「ダニエル」って名前ってどういう意味? って聞かれるわけで。「エル」というのは「神」のことだから、それは「ダキニ神」という意味、ってふいに気が付くわけで@@。言霊を使って、敵を呪う神がダキニ天なんだ? って思うわけですがーー;。

で、「私の象徴」の「六芒星」って何? と思うわけですが。兄さんからはオニユリをどうしようかねえ? って言われるわけで。百合は六弁花で、かつムカゴを作り、しかも家にあるのは「オニユリ」という名前であんまりいい名前じゃないんだけど、日本特有の固有種だしねえ? って言われるわけで。百合って「六芒星」と関係があるの? と思いましたら、それは「フルール・ド・リス」なんだけど? って言われるわけで。これは直訳すると「ユリの花」という意味であって、西洋にはこれを意匠化した文様があって、その紋は「メソポタミアの円筒印章、エジプトの浅浮き彫り、ミケーネ文明の陶器、サーサーン朝の織物、ガリアの硬貨、マムルーク朝の硬貨、インドネシアの衣類、日本の紋章やドゴン族のトーテムにも見られる。」ってあるわけで。「フルール・ド・リスは一貫して王家の象徴(特にフランス)として使われてきた」そうで、かつ「宗教的には聖三位一体の象徴であり、また特に受胎告知の場面では大天使ガブリエルを象徴する図像となっている。このようにフルール・ド・リスは聖母マリアとも関連がある。」ということで。これは要するに盛夏に咲く六弁の「百合の花」は、六芒星のイシス女神の花なんだ? ということで。まさに太母の花であり、王権神授の花、ということで。どうしますかね、その花? と改めて思うわけですが。その意味に気が付いたのなら持ってけば、って言われるわけで。縄文系の「山の太母」の象徴として山椒を、蛇のメヒト女神の象徴としてマシュマロウを持っていって良いことになっているわけですが(後は大国主の象徴であるニゲラとか、「金」の名のつく金魚草とか。)。で、逆に紫蘭とか撫子は入れてはいけない、ということで。