なぜなら、結局2時間くらいしか眠れなかったから;。で、朝は階下で何か大声が聞こえたので行ってみましたら、ちょっと何かあったみたいで。敵の敵意も強いぞ;、と思うわけで。で、目が覚めたら、なんだか自分が黒いドレスを着て、小さな十字架を持った蛙の姿に見えるわけで、なんというか、カトリーヌ・ド・メディチみたいに見えるわけで@@。「なんで?」って思いましたら、「意外とローマ人の中にも、こちらに興味を持つ人達が現れて、そういう人達はお姉さんの事を、二つ名として『カトリーヌ・ド・メディチ』がぴったりって言ってる。」って言われるわけで@@。なんで? って思うと、カトリーヌという名前は、「蛙」という意味ですし、メディチというのは、medeicine(医学)と同じ語源で、「医者」という意味だから(しかもmedicineの語源はメヒトでは@@)。って言われるわけで。それって「蛙の医者」ってことですか? って思うわけですが、カトリーヌ・ド・メディチってフランス王家に嫁いで、夫亡き後摂政を務めた女傑といえば聞こえはいいですが、「王妃マルゴ」を読んだ限りでは、政敵とか気に入らない人を次々と毒殺して、しかもバリバリのカトリックだから、挙げ句の果てにサン・バルテルミの大虐殺を引き起こしたであろう人なんですけども、ローマ人の考える強き母神ユーノーって、本当にそういう女なんですかね。それじゃ本気で毒殺魔じゃん;。と思うわけですが。ともかく、そういう酔狂な人も出て来たと言うことで、ちょっとだけだけど私自身にも「十字」の力が使えるようになったようなのですがーー;。でも、兄さんからは「そんな小さな十字じゃユーピテルと1対1では勝てない」って笑われるわけで;。で、結局印欧語族の人達は私たちを助けてくれる気を送ってくれる代わりに、呪い返しのできる神の気を分けて欲しい、ということで、自分じゃ良く分かってないかもしれないけど、これからはそういう要請が増えるよ、って言われるわけで。
で、今日はいろいろ数えなければいけない日、ということで、寝たり数えたりしていて。で、やっと一段落ついたところであって。そして合間に「ベス」という神を調べていたわけです。この神は、wikipedia的には「古代エジプト神話の舞踊と戦闘の神(♂)。」とされていて、「豹の毛皮(ベス)をつけ」、そして男性器をむき出しにしている、と(そして神像は胸に牡牛の頭をつけているわけで)。で、その由来は表向きは、不明になっているわけです。で、トルコにはチャタル・ヒュユクという紀元前7500年~6000年くらいの新石器時代の遺跡があって、そこの遺跡には牛の周りで男の人が「ヒョウの毛皮のふんどしをして踊っている姿」が描かれているということで。ベスの出自は誰がどう見てもあからさまじゃん、と思うわけですが、意図的に情報が隠されているモノは、それはそれで自分で判断するしかないということでーー;。で、この遺跡の特徴は、こういう男の人達が、「狩人(戦士)」として描かれていて、で、彼らは狩りをしている時に興奮して「勃起」している姿で描かれていて、狩りの豊穣が、男性的な豊穣とも重ね合わされる信仰を持っており。しかも、人の首を狩っていたことが明らかであったわけ。その一方で、彼らはまだ母系の社会を維持していたと見えて、母神信仰が盛んであったようで。で、おそらく、この首狩り族の太母が、人喰い女神の「ダキニ」であったのだろうと思うわけで、彼女は広く印欧語族の間で普遍的な太母として信仰されているわけです。で、彼らの戦士階級の象徴であったベスは、チャタル・ヒュユクに限っていえば、トーテムは牡牛だったと思われます。印欧語族の多神教は、「トーテム」というものの影響が大きくて、広範で、普遍的な神々の名前の他に、どの動物がトーテムなのか、ということも重要であって。で、ダキニ女神のトーテムは、おそらく「豊穣の豚」なんだと思います。で、牡牛というのは、デーヴァと呼ばれる神々群の象徴ですから、「牡牛のベス」というのは、ベス・オブ・デーヴァ(タウロス)とでも言うべき存在なわけ。でも、ベス単独としては「猿」がトーテムなわけです。エトルリアの主神は、ダキニから発展したティニアですが、彼らのトーテムは牡牛なわけで、しかもメソポタミアに由来する文化を多数持っているエトルリアですので、彼らがチャタル・ヒュユクの文化の後継者である可能性なんて、誰にでもすぐ分かることだと思うのですが、それも隠されているわけで。で、北イタリアに移動した群は、後の時代にローマと争って取り込まれ、民族としては消滅してしまうのですが、ローマは彼らの文化を大きく継承しており、平ったくいうと×十字とか、鍵十字とか、蛙の太陽女神をたらふく呪うやり方も継承しているわけです。そして、エトルリアの太陽神はウシルと言いますので、これが「ベス」が変形した神なわけです。
そして、チャタル・ヒュユクの近隣には、チャタル・ヒュユクよりも更に古い時代(紀元前10000年~紀元前9000年)のギョベクリ・テペ という遺跡があって。その遺跡からはいろんな石のレリーフが出土しているわけですが、そこからも牡牛とか猪の石碑が出てくるわけで。そして、石のトーテムポールがあって、それは壊れていてはっきししないわけですが、腰に蛇をつけた人が、子供を産んでいる図で、「豊穣を示す図」だとは思うわけですが、最大の特徴は、産んでるのが女ではなくて、男性器を持ってる「男」なわけで。「女性器を持っている男神」が中国の遺物に出現するのは、紀元前3000年頃の馬家窯文化のあたりですので、その起源はここにあるわけです。男のくせに、単独で子供を産んだと言い張る嘘つきの男神が多い地中海周辺地域の男性の主神の原型はここにあるわけです。そして、時代が下ると男神が単独で世界を創造する「一神教」へと発展していくわけで。で、このギョベクリ・テペの「ギョベクリ」という言葉そのものが、「偉大なるベス」という名前な気がするわけですが。この遺跡で一番嫌なのは、説明書きに「ライオン、イノシシ、鳥とか」が石に描かれている、ってあるわけで、確かにそういうものは描いてありますともさ? って思うわけで。でも、その他に、逆さになって石に張り付けになってる蛙と、その上位にサソリも描かれてる気がするんですけど、どの学者もそれはスルーするんだ? って思うわけで。それを見ると、蛙の太陽女神を呪うために、どこぞに建てられたサソリの像を思い出すわけで。悪魔の神は、12000年も前から同じ事をやり続けていて、彼らにとっては、善良な豊穣の蛙の女神は「狩りと略奪の対象」でしかないんだ? とげんなりするわけですがーー;。
で、「ベスの丘」から派生した蛙殺しの人々は、自らを「蛙のベス(エトルリア)」と名乗ったり、「青い目の蛙(ヘカ・カスウト)」と名乗ってやがて各地に拡散していくわけですが、青い目の蛙を擁するヒクソスは、やがて他民族、他部族と合流してユダヤ民族を形成していき、彼らは多様な遺伝子から成る優秀な子孫を残そうとしていたから、お猿の神サマの末裔としては優秀な人達が多かった、ということで。で、彼らのトーテム獣は、メソポタミア的な山羊とか、地中海東岸地域のトーテム獣であったロバだったわけ。そして、人身御供を周辺諸国よりもいち早く禁止し、人身御供を要求する恐ろしい牡牛トーテムの神を放棄したのが、古代のユダヤ人だったわけです。北イスラエルの人々はやがて、マケドニアに追われて東洋に逃げ込み、中国東北部で、羌族、遊牧民と同盟を結んで扶余を形成し、日本にもやってきたわけで。力の強いユダヤの軍神が、人身御供を禁止して、力の弱い蛙の太陽女神を保護して守るのは、その時からのお約束、って蛇の兄さんは言うわけですが。でも、東洋の人との混血が進むと、東洋の人間的な神サマは産まれても、性質の激しいユダヤの「ベス」を名乗れるような目を持つ子供は産まれにくくなるわけで。しかも、敵の方は10000年以上の歴史と伝統のある呪いをせっせと送り込んで来るわけだから、どうにもねえ? ということで。自分でも分かるわけですが、悪魔と契約を結んで、その力が強くなると蛇の兄さんはまっとうな普通の神サマだから、右目の力が強くなってるでしょ? でも、私の場合、強くなるのは魔眼の左目の方ですよねえ? ということでーー;。「お姉さんの目はどうにもKBの女神の力が弱くてねえ。」って言われるわけで。強いのは、ダキニ女神とその子神のベスが持ってる目の力の方? ということで。そして、本日は「ドナ・ベス」の名前において、人身御供の儀式を禁止にして、って言われるわけで。多くのベス信仰の人々にとっては、それは伝統文化かもしれませんけれども、私たちにとってはそれこそが伝統文化ですものねえ? と思うわけで。ユダヤの先祖はそうした如く、そして出雲の先祖がそうした如くに、当然人身御供は禁止です。互いに利益あっての契約だといっても、このくらいは神サマの意向を通してもいいよね? って思うわけなのですが。
そして、明日は明日で、また勝負の日なわけなのです。(今日は飛行機が飛ぶ音はしましたが、消防車もヘリも出ず、全体としては静かだったのではないでしょうか。)